デキる英語学習者が使うのは英英辞書!ハードルが高そうだけど実際……?
国語辞典で言葉の意味を調べる時、その意味や解説文は日本語で書かれています。
これを英語に置き換えたのが英英辞典です。つまり見出し語も意味・解説文も全部英語で書かれています。
少しハードルが高い印象を受けますが、英英辞書は、それ自体が英語の優れた教材です。英単語を英文で書かれた解説を読んで学ぶことで、英語力が向上するというメリットがあります。
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ハードルはそれ程ではない
さて英単語を英語で解説した英英辞書など、私には使えるだろうか、と不安に思う人もいるでしょう。
しかし高校2年生以上の年齢になったら、英語が得意である、英語の学力を伸ばしたい、と考える人はチャレンジしてみると効果的です。
最初はハードルが高過ぎて閉口してしまうかもしれません。
しかし、単語だけではなく英文の知識も大量に覚えられます。文法・作文・語彙、そして英会話の力の向上に大きく役立つはずです。
3カ月ほど経過すると、意外に苦にならずに活用できることに気付くはすです。
英英辞書をおすすめする訳
英和辞典は単語帳の発展形に過ぎませんが、英英辞書は概念の解説です。たくさんの英語による説明文に接すると、それ自体が勉強になります。
解説文を何度も読んで覚えれば、こうしたインプットの蓄積で、作文や英会話というアウトプットの基礎になるのです。
日本人にはオリジナルの英文を作り出すのは難しいかもしれません。
しかし、インプットがたくさんあれば、いかようにも自分の考えを述べることが可能になるのです。
作文であればじっくり考えられるかもしれませんが、英会話の場ではすぐに言葉が出てこなければ会話が成立しません。
その点インプットがたくさんあれば、適切な文章を選んで言葉を一部入れ替えるだけでその場にふさわしい話ができるようになるはずです。
単語をたくさん知っていることも必要ですが、コンパクトな解説文という単位で覚えると、英語力はさらに向上します。
つまり単語を「どのように使うか」がマスターできるからです。英会話において言葉が詰まってしまうということも少なくなるはずです。
web英英辞書を活用してみよう
紙媒体の英英辞書に親しんだら、web版の英英辞書を活用してみましょう。
手軽に使える上に、単語をコピー・ペーストして入力すれば済みますので、さらに手間要らずに利用できます。 紙媒体を使ってきた人にとっては、さらにハードルは低いものに感じられるはずです。
今日では文章を読むことが、すなわち紙媒体の本を読むことに限定されなくなりました。web上の記事やデジタル書籍を読んだりする機会が増えたからです。
文章中に知らない単語があればそこにカーソルをあわせるだけで、単語の意味を調べるというテクノロジーが実装されているサイトも多くなってきました。
現代社会では、外国語といえばやはり英語が使われる比率が圧倒的に高いので、避けて通れません。
むしろ積極的に学んで自分のものにしないと、勉強であれビジネスであれ、その機会が遠のくことになってしまいます。
英英辞書レベルを使える人であれば、既に能力はかなりあるはずです。こうしたテクノロジーを利用して、さらに効率的に学習したいものですね。
まとめ
英会話などで言葉に詰まる、というのはインプットが足りないことが一因です。
語彙力が低いというよりは、活用力が低いと言えるでしょう。
その活用力を向上させるのが英英辞書を用いた学習です。 見出し語も解説文も全て英語であるため、インプットの量が非常に高まる勉強法です。
毎日継続的に勉強すると、3カ月ほどでさほどハードルも感じなくなります。この勉強法は、英語力向上には極めて高い効果を発揮するといえるでしょう。