何かしてもらったらお礼を!英語でお礼をするならなんて言う?
観光庁の発表によると、日本から海外旅行をする人数は、2015年は1,974万人という統計が出ています。
海外旅行では英語を話さなければいけない場合が多いでしょう。
インターネットや旅行本などにも”このフレーズを覚えておけば安心”というフレーズがいくつか紹介されています。
たとえば、レストランやショッピングなどで、必ず使う感謝の言葉。あなたならどんなフレーズを使いますか?フレーズは一度覚えてしまえば、英語を話すのが楽になるので、ここでいくつか覚えて、実際の場面で使ってみてください。
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英語でお礼をするならなんて言うの?
英会話の中で感謝に使えるフレーズといえば何が思い浮かぶでしょうか。
もちろん”Thank you.(サンキュー)”でしょう。
この言葉は日本語で会話する際にも、よく使いますよね。
発音も、比較的いいやすい部類のフレーズです。 “Thank you.”は、もはや発音練習も必要ないほどポピュラーなフレーズですよね。
英会話の中でも”Thank you.”ならば、スラスラと言えるでしょう。そうしたら”Thank you.”という言葉自体も、フランクな感覚で口に出せるでしょう。
感謝を表す時に使える英語フレーズ
“Thank you.”より、さらに強く感謝する言葉をマスターしておきましょう。
たとえば、旅行中になくした携帯電話を拾ってくれた人への心から感謝の言葉。そんなとき、どう伝えればいいのでしょう。
それは”I appreciate it.”です。
“appreciate”は”感謝する”という動詞です。
itは目的詞である「それ」という意味で、お財布を拾ってもらった行為を指します。
このフレーズはとても丁寧なもので、教養を感じさせるフレーズです。
そのため、ビジネスシーンや目上の方に対して使うことが多いでしょう。
このフレーズを使えば、相手に心からのお礼の気持ちを伝えられるでしょう。
気になる発音ですが”アイ アプリシエイ イッ”です。日本語で”T”の発音は母音が付きますが、英語では省略されることが多いためです。“Thank you.”で満足できない方は、ぜひ使ってみてください。
やり取りするときの注意点
これまで、お礼のフレーズを勉強してきましたが、やり取りをする際の注意点はあるのでしょうか。
自分にとって本当に気持ちのいいことをしてくれたことに対して、お礼する際に心から感謝の意を表せば特に注意することはないはずです。
例外として、観光客が多い場所で現地の人間に「写真撮ってあげるよ!」と言われた場合に、返答する感謝の言葉には注意が必要です。
こういう場合は感謝の言葉は、すぐに言わないほうがいいでしょう。
なぜだと思いますか?
写真を撮ってもらったことに関して相手がお金を要求してくることがあるからです。
「写真を撮ってあげるよ!」と話しかけられた言葉に対し、”Thank you.”というと、相手が持っているカメラで写真を撮られます。
しかしその後「写真を撮ってあげたから料金を支払え」と、自分の意志とは関係なく、お金を請求される事態が起こります。
また、観光名所で写真を撮ろうとしていたら「僕が撮ってあげるよ。」と言われ、カメラを渡したところ、そのままカメラを盗まれてしまったなんてケースもありますので、注意が必要です。
まとめ
今回お伝えした”Thank you.”と”I appreciate it.”というフレーズは、日本人にとっても比較的言いやすく、覚えやすい言葉でもあります。
誰かに親切にしてもらった際には、恥ずかしがらずに感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
この2つだけでも覚えていれば、スムーズに感謝の気持ちを伝えられるようになるでしょう。
もちろん、先ほどお伝えしたように、何でもすぐにお礼の言葉を言えばいいわけではありません。状況をよく考えたうえで、気持ちよく感謝の気持ちをストレートに表現できると、会話もスムーズに進むようになるでしょう。