白黒はっきりつけましょう!YESとNOをきっぱり伝える方法
英会話においても、YesかNoをきっぱり伝えられる方法を考えるためには、なぜはっきりと返答できないかを理解する必要があります。
相手に同意することは簡単なので“Yes”を言うことはできるけれども、断る“No”を言えない人が圧倒的に多いといえるでしょう。
これはNoと言うことで相手からの自分の評価が下がってしまうかもしれないと心配するからですよね。
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YESとNOちゃんと伝えることの重要性
私生活や仕事などにおいて、きっぱり”No”が言えない局面はよく起こります。
PTAの役員を頼まれた。仕事終わりに飲み会に誘われた。本当はしたくないこと、行きたくないことをきっぱり断れないためにストレスがたまる経験があるのではないでしょうか?
日本語でもそうなのだから英語で会話をしていたとしても、同じ人間社会なのですから当然似たようなシチュエーションに巻き込まれることはあるでしょう。
日本語でも英語でも”Yes/No”をハッキリ伝えることは、誰のためでもなく「自分のため」であることをしっかり認識することが重要です。
”No”と言えない人は、今の自分のことしか考えられていないといえるでしょう。
やりたくもないことを嫌々引き受けたことで、周囲には次もまたやってもらえると誤解されることもありますし、日本語でも英語でもそうですが、一回“Yes”と言ったのにもかかわらず、実際にはやらないというのは非常に嫌われますので、結局自分の首をしめてしまうことになってしまいます。
相手に同意した時にちゃんと伝わるフレーズ
さて、今度は逆に相手に”Yes”と言うとき。
つまり同意する際のフレーズについて。余計な接続詞はつけず「いいですよ」「わかりました」「了解しました」という明瞭なフレーズを使うことが相手にとっても同意したことがわかりやすく好ましいでしょう。
英会話ではシンプルに”Yes. OK.”というフレーズに近いくらい簡潔に答えることが重要です。
同意しているかわからない表現として、たとえば日本語で言うなら「来週遊園地にいきませんか?」と誘われた際に「遊園地かぁ~いいですね」という回答が挙げられます。
これでは、誘われたことに対する回答になっていません。
遊園地に行きたい気持ちは伝わりますが、誘いに対して同意したと伝えるには物足りないでしょう。
「遊園地かぁ~いいですね。ぜひご一緒させていただきます」と、ここまで言い切って、はじめて”Yes”と回答したことになるのです。
日本語は英会話と違って曖昧な表現が多岐にわたるので、英会話で肯定の返事をするときは少し強めに英会話であることを意識して”Yes”という意思がしっかりと伝わるような言葉を選ぶことが重要です。
相手に同意していない時にちゃんと伝わるフレーズ
次に”No”と伝えるときのフレーズですが、ここは逆に”No”だけできっぱり言い切ると人間関係に悪影響を及ぼしかねません。
これは日本語でも英語でもおなじですよね。断るときに感じが悪いように断ってしまうと角が立つことがあります。
ここは”No”の返事とともに、自分が同意できない理由を明確に伝えることが望ましいでしょう。
その際に重要なポイントは、小手先の理由で”No”を言わないということです。
たとえば、そんなに好きでない相手からデートに誘われたとします。
「今日は残業なのでデートはできません。ごめんなさい」と相手に返事をした場合、確かに今回のデートに同意していないフレーズはしっかり伝わりますが、相手にしてみると「残業じゃないときにまた誘おう」と思ってしまうでしょう。
これではデートそのものを断りたいと思っているあなたはまた誘われることになってしまい、後日困ってしまいますね。
こういう場合は、そもそも「あなたとはデートする気がない」ということを早期にやんわりと、しかし”No”の意思ははっきりと伝えることが重要です。
何度も断ることでと相手側が察してくれる場合もあるのですが、世の中には粘り強い人も存在します。
小手先の断り方をしないことは、相手と自分の両方にとって大切なことです。
”Yes/No”をきっぱり言えない人は相手の気持ちを慮るあまり言いたいことが言えないこともありますが、自分が相手にどう思われるか?を気にしているから陥りやすい現象とも言えます。
まとめ
自分がどうみられるか?ということだけに注目しているのは実際には相手を思っているというよりも、自分のことだけを考えている態度と言えます。
そんなことにならないように、しっかりと相手と自分のことを考えて、英語でも”Yes”と”No”を伝えられるようにしましょう。