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更新日:2023年12月28日 英語コラム

英語の助動詞"may"の2つの意味と"might"との使いわけ方を知っていますか?

英語の助動詞で“may”と“might”の使い分けについて難しく感じる方がいるかもしれません。

“may”の過去形が“might”ですが、実際に会話に出てきてしまうと訳すときに混乱してわからなくなってしまうことがあるかもしれません。

そこで今回は、この2つの単語の違いとどのような場面で使いわければ良いのかそれぞれ例文を交えながら見ていきます。

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“may”の意味についてみていきます

“may”の一般的なイメージとして思いつくのは、“maybe(たぶん)”、“May I~(~しましょうか)”という使い方ではないでしょうか。

“may”はネイティブの人は”can”と同じ意味で使うことがあります。

例えば、”You can eat.”と”You may eat.”はどちらも食べていいよという同じニュアンスで使われます。

このように「~できる」と言う意味を持っていますが、文法によっては「たぶん」というニュアンスも持っているのでその場合には”can”を代用することはできません。

さらに”may”のほうが”might”に比べ何かが起こる可能性が高いことを示し、50%程度の可能性で起こるときにも使えます。

さらに許可を求める時に丁寧な言い方で聞きたい時にも使います。

目上の人などに許可を求める英語を話すときは”May I~?”で聞くと失礼のない聞き方が出来ますが、逆に”Can I~?”で聞くとカジュアルな聞き方になるので尋ねる相手によっては、注意が必要です。

“might”についてみていきます

殆どの方が、”might”と聞くと”may”の過去形とイメージする方が多いかもしれませんが、実際の英会話では過去形の意味だけをもつわけではなく“may“ととても似た意味で使用します。

そういわれてしまうと、余計違いが判らなくなってしまうかもしれませんが、”may”が「たぶん」というニュアンスを持っていますが、この表現で使いたいときに”may”で使うと「~していい」という表現なのか「多分~だろう」という表現なのか、曖昧な表現になり誤解を招いてしまう場合があります。

そんな時に”might”を使って誤解がない表現にします。

さらに“may”は50%程度の確率で起こる可能性があるときに使うと先ほど説明しましたが、 “might”は30%程度の確率で起こる可能性があるときに使います。

あと一つ、過去形の話をする際には”might have”を使用して(~したかもしれない)といった過去の出来事について話すときに使います。

日本の教科書には”may have”で紹介されていることがありますが、ネイティブは“may”ではなく“might”をよく使うので自然な会話をする際にはこちらを使用したほうが英会話らしくなります。

では、実際の英語の会話を見ていきます

ここまで”may”と”might”の表現の違いについて見てきましたが、それでは実際の会話ではどのような使われ方をするのでしょうか?

映画のワンシーンを例にして、”may”の使い方を見ていきましょう。

“There’s an old Jaeger, a mark 3. You may know it. It needs a pilot.” これは、パシフィックリムという映画の中に出てくるセリフです。

「古いイエーガー(パシフィック・リムに登場するロボットのようなもの)が1つある、マーク3だ。お前にもわかるだろう。

それはパイロットを必要としているんだ。」と言う意味ですね。

“You may know it.”は「きみもおそらく知っているでしょう。」という意味で使われています。これは、”may”ではなく、最初に”maybe”を持ってきて表現しても同じニュアンスで使えます。

まとめ

この2つの英語の表現は難しい様に感じますが、映画やドラマを見ていると特によく使われる英語の単語の1つです。

違いについての意味を理解して、話す相手を見極めながらうまく使えば、だれに対してでも使える丁寧なニュアンスを持つ言葉で、便利な単語でもあるのでうまく会話の中に取り入れてネイティブらしい表現をマスターしていきましょう。

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