どんどん使っちゃおうコミュニケーションに使える"get"の表現
英語学習をしていると、いくつかの単語、とくに決まった動詞だけでほとんどの会話は成り立つのではないか、ということに気づく人も少なくないのではないでしょうか。
その動詞の中の一つが”get”です。とても重要かつ便利な単語です。このたった1ワードを攻略するだけで、本当に多くの表現を身につけ、コミュニケーションが楽しくなるはずです。
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“get”の使い勝手の良さ
辞書で単語の意味を調べてみると、以下のような結果がでてきます。
1.「~に至る、到着する」、
2.「得る、買う、入手する」、
3.「理解する、分かる」、
4.「させる」、
5.「~の状態にする」 もちろんこれはほんの一部でありますが、日常会話ではこれらの意味で使われることが多くみられます。
日本の学校で初めに習う意味は、2の「得る、入手する」ですよね。この一つに固執して覚えてしまうと、せっかく使い勝手のよいこの言葉がもったいないのです。
海外ドラマでは日常生活に近いストーリーも多く、その会話は英語学習に大変役立ちます。
その中では、1~5全ての意味でくまなく使われていることに気づくことができるはずです。
こんな場面でも”get”ひとつで会話が成立してしまうのか、と驚くことがよくあります。
難しい単語をたくさん覚えることも一つの方法ですが、”get”の使い勝手の良さを理解してフレキシブルに使えるようになると、自然な会話力は圧倒的に伸びるはずですよ。
コミュニケーションに役立つgetの使い方
それでは、実際にネイティブスピーカーが多用する使い方はどのようなものでしょうか?いくつかご紹介していきます。
まず一つ目は、”I get it.”です。これは初めにご紹介した3の「理解する、分かる」という意味になります。
「わかる/わからない」と伝えたいとき、日本人はよく聞くフレーズである、”I know./ I don’t know.”を使いがちですが、この場面でgetを使うと、とても自然です。
例えば、友人との会話の中で、何か理解できなかったとき、納得いかなかったとき、”I don’t get it.”と言ってみて下さい。この一言で英語に慣れているな、というのが分かります。
二つ目は、道を尋ねたいときの使い方です。外国で、ある場所への行き方をたずねたいとき、”Where is~?”とダイレクトに聞く日本人は多いと思いますが、”How can I get to~?”と尋ねてみるとナチュラルな表現となります。
日本内で外国人旅行者にこの一文で尋ねられることも少なくないので、覚えておくと役立つフレーズです。
“get”を含む便利なイディオム集
上に挙げた表現のほかにも、日常で役立つイディオムがたくさんあります。
イディオムというのは、複数単語を合わせて一つの意味を成すもののことです。
いくつか日常生活でも使いやすいものを紹介します。
まず、”get lost”です。これは「迷う」という意味で、海外旅行でとても役立つ表現ですね。
迷ったときには、先ほどの表現と合わせて”I got lost. How can I get to the station?”というように、使うことができます。
“I’ll get back to you later.”というのも、日常会話でよく出てきます。「あとで(折り返し)連絡します。」という意味ですね。
連絡をもらったときには、”Thank you for getting back to me.”とお礼を言ってみましょう。そして”get over”も役立つイディオムの一つです。
風邪をひいて回復したとき”I’ve got over.”ということができます。
まとめ
”get”はとても便利な単語で、その表現方法も多岐に渡ります。
一つずつ覚えていくと、外国人とのコミュニケーションがとても楽しくなるはずです。
ここでは日常会話で使える表現を中心にご紹介しましたが、深く知るほどに”get”の意味の多さに驚いてしまうかと思います。ぜひたくさんのイディオムを活用してみてくださいね。