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更新日:2023年12月28日 英語コラム

相手からの申し出をやんわりと断る時に使える表現

曖昧な表現が多い日本語を基準に考えると、英語はより直接的なため繊細な表現ができないといった意見をたまに聞きます。

でもそれは、特別な場合を除いて主語を省かない英語の習慣から受ける錯覚であり誤解です。

例えば、「頼みがあるのだけれども聞いてくれるかな」と遠まわしに願いを請うなら、”Would you do me a favor?”というほぼ直訳の慣用句が存在します。

依頼に対する断り方も同様で、英語にも角を立てないようやんわりと否定する表現が存在します。

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顧客対応など公式な場での丁寧な断り方

顧客対応や商談など、ビジネスシーンで相手の申し出を断る場合は、それをはっきり伝えることがとても重要です。

英語には行間を読む習慣はありませんから、明確な形で相手に自分の意思を伝えるのが鉄則だと言えるでしょう。

しかし、ストレートに伝えてしまっても、良くない場合があります。

そのような場合は、下の例のように、冒頭に謝罪の言葉を付けることで、後に続く本題のインパクトを弱めてしまうのが良い方法です。

本題の表現も「断る」と言わずに「引き受けられなかった」と否定形を使えば、より柔らかく聞こえます。

“I’m sorry, but I have to decline your offer.” 「申し訳ありませんが、あなたからの申し出を辞退しなければなりません。」

“decline”は”reject”や”turn down”よりずっと柔らかく、丁重にお断りする意味の単語です。

“We are sorry, but we’ve decided not to take your offer.” 「申し訳ありません、あなた方からの申し出を受けないことが決まってしまいました。」

“No”と言わずに上手く断る言い方

心の中では”No”の判定が出ているけれども、そのまま口に出すのは大人気ないと思う場合がありますよね。

そのような時はどうすべきでしょうか。

よくあるパターンとしては、「今回はだめです」を意味するフレーズで断る方法があります。

この表現は原則として一回限りのお断り用ですが、覚えておくと日常的にいろんな場面で使えます。

“Another time. I don’t feel like it.” 「また今度にしてください。今はそういう気分ではありません。」

“Another time.”は、親しい間柄ならこれだけで嫌味のない「また今度ね。」の意味になる常套句です。

あまり親しくない関係では、いかにもあしらっている感じが強くなってしまうので、例文のように「今では駄目な理由」を付け加えると良い感じになります。

“It sounds good, but I have no time.” 「それは良さそうですね。でも時間がありません。」 こちらの例文は、「良い考えだと思うけれども、今は時間が無いので断るしかない」という表現です。

本当に時間が無いのかどうかは本人以外に分かりません。

人間関係を損なわずに誘いをかわす表現

好きでもない人からデートのお誘いが来てしまいました。でも行くつもりはありません。

さて、何と言ってお断りしましょうか。

率直に「嫌です」と言ったら波風が立ちそうですし、ドタキャンするつもりでとりあえずOKするのは後始末が大変です。

こういう時、さりげなく、かつしっかりと断る表現を知っていると、その後の人生に大きな影響を及ぼすことなく、その場をかわすことができます。

ポイントは相手の計画を誉めた上で、「けれども自分は~です。」と自己主張すること。

例えば、キャンプに誘われたら、”It would be nice, but I have little interest in camping.”(そのアイデアは素敵かもしれませんね、ただ、私はキャンプにほとんど興味がありません。)と返答すればOKです。

“little interest”を”no interest”にしてしまうと、相手にとって大きなトゲのある言葉になるので注意してください。

立場にもよりますが、理由を捻り出すために、”Let me think about it.”または”I’ll tell you know that.”(考えさせてください)と返すのも一つの方法です。

まとめ

はっきり断るのが厳しい状況における発想は、結局のところ日本語でも英語でも同じです。

ビジネスで”I’m sorry,~~~.”と申し訳なさを感じている意味の表現を付け加えれば、「残念なのですが」と相手位に対して申し訳ないという気持ちを表せますし、日常会話でのお断りであれば、先行する句が何であれ、理由を付ければ誠意が伝わるはずですよ。

言ってしまえば、付ける理由は本心でも言い訳でもかまわないのです。

相手に気を使い、直接的な表現を使わないという優しさを見せるだけで十分ではないでしょうか。

角を立てず、上手にお断りする方法を身に着けて、人間関係が円滑に進むようなコミュニケーションや英会話を覚えていきましょう。

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