使い分けが重要!未来のことを表す時の表現を使い分けられていますか?
英語で未来を表す表現は”will”と”be going to”がありますが、使い分けは出来ているでしょうか。
この二つの表現は、実はそれぞれ全く違うニュアンスを含んでおり、決して”will”=”be going to”ではありません。状況によっては正しく使い分けないと相手にいらぬ誤解を招くこともあります。
きちんと違いを理解して使いましょう。
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“will”と”be going to”の違い
英語で未来を表す表現は”will”と”be going to”の二種類あります。
しかし、この二つの表現にはニュアンスの違いがあり、使い分けなければいけません。
決定的な違いは”will”はその場での意思決定を表すのに対し、”be going to”は前から考えていた意図・計画を表します。
例えば、「家の時計が壊れたね」と言われて、「ほんとに?じゃあ、今日新しいのを買ってくるよ。」と返事をしたいときは、今、買うことを決めたので”will”を使います。
一方で、「そうだね、今日新しいのを買ってくるつもりだよ。」と返事したいときは、前から買おうと考えていたので”be going to”を使います。
他に、急にかかってきた電話に出るときやお店で注文を決めるときは”will”を、来週デートに行く約束があるときや将来の夢を言うときは”be going to”を使います。
このように”will”は今決めたことを、”be going to”はすでに決めてあったことを表現したいときに使います。
“will”を使った表現
先ほどの時計の例を英語にしてみましょう。
時計が壊れていることを知らずに、今、買いに行くことを決めた場合は”Really? I’ll get a new one(clock) today.”となります。
“will”を使うことで、この場で決めたことがよくわかります。
また、電話がかかってきて「私が出ます。」と言いたいときは”I’ll get it.”、お店で注文が決まったときは”I’ll take this one.”と言います。
このとき”be going to”を使ってしまうと不自然になってしまいます。
他の例として、友達と話したあとに別れ際に「また明日、電話するよ」と言いたいときは、その場で決めたことなので”I’ll call you tomorrow.”となります。
急用で突然、会議を抜けるときは”I’ll come back soon.”といいましょう。
このとき”be going to”を使ってしまうと、急用ができて抜け出すのではなく、もともと予定があって抜け出す、と思われてしまうので、注意が必要です。
“be going to”を使った表現
まずは時計の例から見ていきましょう。前から時計が壊れているのを知っていて、今日買いに行こうと思っていたときは”Yes. I’m going to get a new one(clock) today.”と言います。
こう言うことで、もともと買いに行くつもりだったことが相手に伝わります。
また、明日デートの約束がある場合は”I’m going on a date tomorrow.”、将来先生になろうと思っている場合は”I’m going to be a teacher.”といい、”be going to”を使うことで、前から考えていたことだと伝えられます。
他に、今夜、友達の家に泊まりに行くことをお母さんにいうときは、”I’m going to stay my friend’s house tonight.”ということで、あらかじめ計画が立っていたことがわかります。
来月オーストラリアに行く予定があるときなども”I’m going to Australia next month.”といい、”will”は使いません。
まとめ
英語で未来を表す表現は”will”と”be going to”の二種類あります。
“will”は今決めた未来を、”be going to”はすでに決めてあった未来を言いたいときに使います。
二つの使い分けをすることで、相手に自分のことを正確に伝えることができるようになるので、何度も例文を作ったりして練習することで、自然に区別できるようになりましょう。