傷ついている知人に声をかけたい。そんな時に英語で伝える優しい表現はある?
何が起きたのかはわからないけれど、どうしようもなく傷ついている知り合いを励ましたいと思いつつも適切な表現が見つからない経験は、英語を母国語に持つ人にだってあることです。
第一に大切なのは慰めをはっきりと口に出す勇気です。勇気を持った上で、傷ついている相手は独りぼっちではないこと、一人で苦しむ必要はないこと、助けたいと思う者がそばにいることを明確に伝えていきましょう。
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知人が傷ついている時に使える表現
“I may not understand what you are going through, but I want you to know I’m here for you.” (君がどのような目にあったのかわからないけれど、君のそばに僕(私)がいることは知ってほしい。)
傷ついている相手の気持ちを深く理解することは必ずしも必要ありません。
無理にわかっているふりをすると返って相手の傷を深める可能性さえあります。
ありのままにわからないものはわからないと伝え、それでも傍で何とか助けになりたい…。 これはそんな思いを素直に伝える表現です。
この後、”Is there anything I can do for you?”(私に何かできることはある?)と率直に聞いても間違いにはならないでしょう。
相手がどう答えて良いのか迷っているようであれば、”Would it help if I do ~?”(私に~してほしい?)と具体例を持ち出して聞く事も優しさの一つです。
少し臆している相手の心を開くきっかけとして伝える表現ですので、恩着せがましくならないよう、さらっと伝えることが大切です。
より優しい表現はあるの?
落ち込んでいる人や傷ついている人は、自分を責めている時があり、慰めを素直に受け入れられない場合があります。
そうしたシチュエーションには、相手の存在を改めて認める言葉を贈ることがより優しい表現と言えるでしょう。
例えば、こう切り出してみてはいかがでしょうか。
“I remember the word you gave me…” (君が以前、私にこう言ってくれたのを覚えているよ…。) そして、過去にその人が発言した慰めの言葉を再現します。
あるいは”I really appreciate that you…”(~してくれたこと、すごく感謝しているんだ。)と切り出して、その人が示した良い行動を描写します。
「 自分に価値を見出せない態度を君は見せるけれど、現に助けられた者がここにいる。だからこそ、こうしてそばにいたい、自分を責めないで。」こうした気持ちは実例を挙げて伝えると親切です。
込み入った表現が難しい場合は、”You are important to me.”(あなたは私にとって大切な人だよ。)で十分に心が通じ、より優しい表現となります。
友人が少し落ち込んでいる!そんな時にかける重すぎない英語フレーズ
まず、何事も素直に聞くことから始めると良いでしょう。
“I can tell you’re depressed. Is there anything I can help you?” (落ち込んでいるみたいだけど、何か私にできることがあるかな?) それを聞いた相手は、時として愚痴をこぼすことかもしれません。
どのような事もオープンで受け入れられるという姿勢を持っていることを示す適切な問いかけがこの表現です。 “Can I hug you?”(ハグしてもいい?)
ハグは英語圏の文化に深く根付いた挨拶の表現です。
実際、アメリカにおいてハグは落ち込んでいる相手にかける励ましの表現の一つとして数えられています。言葉をかけること自体が重くなりそうな時、何も言わずに軽く肩をハグする仕草も大きな慰めになります。
「何だか知らないけど、ハグしたいなあって思った。」そんな気持ちになってハグをしたのであれば、ありのままに伝えましょう。
“I don’t know, I just wanted to give you a hug.“ Be honest and be real.(誠実で正直であれ。)が鉄則と言えるでしょう。
まとめ
このようにネガティブな表現や相手を責めるような言葉を一切しないことです。
自分が提供するものは常に”help”(助け)であり、”I will never leave you alone.”(君を見捨てはしないよ。)と言うことを再確認する優しい言い回しを心がけることが大切です。