知人の家族や友人に不幸が…どのような英語表現を使うのがいいの?
家族や友人に不幸があった時、それを人に打ち明けるだけでも辛くて勇気がいるものです。
知人から不幸があったことを告げられた時は、何か優しい言葉をかけてあげたいですよね。
言葉が思い浮かばず沈黙してしまうと、相手を嫌な気分にさせてしまうかもしれません。 悲しむ知人に心を添えられるような英語表現をご紹介します。
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言葉に詰まらないように!抑えておきたい定番ワード
まずは、ご不幸があった時にかける定番の英語表現を紹介します。
“I’m sorry for your loss.”(あなたからの訃報を聞いて残念に思います。) 直訳すると、「あなたが失った人に対して残念に思います。」という意味です。
この場合の”I’m sorry”は謝罪しているのではなく、悲しかったり残念に思っていることを表しています。
特定の人を文中に入れる時は、”I’m sorry for the loss of your friend.”(あなたの友人の訃報を聞いて残念に思います。)のように”the loss of your ○○”と表現します。
“No words can describe how sorry I am for your loss.”(あなたからの訃報を聞いて言葉に言い表せないほど悲しく思います。) 知人があまり多くの会話を望んでいない時などは、このような英語表現を使うと良いですね。
“It’s terrible to hear about the loss of your wife.”(あなたの奥様が亡くなったと聞いて、とてもショックを受けています。) ひどくショックなことを聞いた時は、このように言うこともできます。
準備しておいて損はない!いざというときの他の表現集
“My condolences.”(お悔やみを申し上げます。) シンプルな英語表現ですが、これは比較的フォーマルな表現で使われる定番の言葉です。
また、”Please accept my condolences on the passing of your mother.”(お母さまのご逝去に対し、謹んでお悔やみ申し上げます。)というような言い方もできます。
“You and your family are in my thoughts and prayers.”(あなたとあなたの家族のことを想い、祈っています。)
知人のご家族に不幸があった時、知人の家族みんなの悲しみに寄り添う英語表現です。
あなたが家族や共通の知人と一緒にいる時は、”in our thoughts and prayers”のように、一人称を「私たち」とすると良いでしょう。
“I am here for you. Please let me know if I can help in any way.”(私はあなたのそばにいるよ。助けになれることがあれば何でも教えてね。) これは、知人を励ましたい時に最適の英語表現です。
日本との文化の違いをちゃんと理解しておこう
日本と海外では宗教に対する意識の差や文化の違いがあるので、特に気を付けなければなりません。
宗教に対してあまり知識が無かったり、特に深く信仰していない時は神や天国を使った英語表現は控えたほうが良いでしょう。
例えば、”May her soul rest in peace.”(彼女の魂が安らかに眠れますように。)といったように宗教的な要素が少ない表現なら、どんな人に対しても使えます。
“rest in peace”は”RIP”と省略され、文化の違いを問わず世界中で使われている定番表現の一つです。
また、仏教が広く普及している日本では、ご先祖様に対して敬意を払うことは大切だとみなされている場合が多いです。
しかし、仏教が少数派の国ではあまりご先祖様を祀ったり祈ったりするという考えは無いので、「ご先祖様が見守ってくれているよ。」と言ってもピンとこないかもしれません。
まとめ
できれば遭遇したくない場面ですが、いつかもし知人に悲しい出来事が起きたら、これらの英語表現を使って自分の気持ちを表現してみてください。
亡くなった人の思い出話も添えると、きっと知人の心を安らげることができるでしょう。辛い時には人の優しさが何よりも助けになりますよ。