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更新日:2024年9月11日

意外と知らない動名詞の前につく「not」の使い方

not

今回のテーマは英語の動名詞とnotの関係です。知らないというより何気なく使っているため、意識されにくいと言った方が適切かもしれないその用法について説明します。

日本の英語教育では不定詞と一緒に覚えることが多いですが、動名詞の方が名前の通りの使い方をするのでわかりやすい人も多いかもしれません。

そんな動名詞を使いこなして、みなさんの英語表現の幅を広げちゃいましょう。 そもそも動名詞や不定詞を否定するとき、notを前にする意味って?

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次の4つフレーズを見てください。

I don’t like to swim.(泳ぎが好きではありません。)

I don’t like swimming.(泳ぐことが好きではありません。)

I like swimming.(泳ぐことが好きです。)

I like not swimming.(泳がないのが好きです。)

一番上は I like to swim. の否定形です。

これは、 「泳ぎに直結する行為は大概好きではない」 という印象を強く受ける表現です。

二番目は目的語が名詞ではなく動名詞になっていることから、「対象が泳ぐ行為に限定される」のが分かります。この場合、ひょっとすると水泳の観戦は好きかも知れませんね。 一番下は直訳すれば「泳ぐことでないのが好き」となります。

例えば、ビーチには来るけれども決して海に入ろうとしない人の台詞で、欠落している状況説明を補えば、 I like being at the beach without swimming. (泳がずにビーチにいるのが好き。) とでも置き換えられそうな表現です。

「not+動名詞」と「not+to不定詞」の形はいずれも「~しないこと」を意味する名詞句になります。 「走らないのが好き」や「混ぜないのが好き」のように、日本語でもよく使われる言い方です。

よく使う動名詞の前につくnotのフレーズ集

文法的には特に制約のない動名詞の否定形ですが、日常的に良く使われるのは、問題の指摘や弁明、および助言や忠告を表すフレーズの中です。

I fixed the problem with my TV not changing channels. (チャンネルが変わらないテレビの不具合を解決した)。

「修理する」を意味する単語として””repair””を思い浮かべる人もいるでしょうけれども、それは「継ぎ当てをする」イメージ。

具体的に何をどうしたかまで書いていないので、抽象的に””fix the problem””として、“not changing channels”を直したことを表しています。

There are many health problems caused by not drinking enough water. (十分な水を飲まないことによって引き起こされる多くの健康問題が存在します。)

I’m sorry for not writing in Japanese. (日本語で書かなくてごめんなさい。)

また、「下手な英語でごめんなさい。」については I’m sorry about my poor tongue. などのフレーズがあります。

会話で使う動名詞の前につくnotの例文集

会話で使う「not+動名詞」の形は、その場の雰囲気を読みながら発言できることもあり、公式声明や手紙文より使える自由度がずっと高くなります。

例えば以下の例文のように用います。

Not smoking is good for your health. (たばこを吸わないのは健康にいいよ。)

Would you mind not smoking? (たばこを吸わないことに気を配ってもらえませんか。)

普通の日本語に直せば、「たばこを吸わないでください」と言えるでしょう。喫煙者も非喫煙者もぜひ覚えておきたいフレーズです。

You might miss many chances by not speaking English. (英語を話さないことで、あなたは多くのチャンスを逃しているかも知れない)。

英会話の広告にありそうな文言ですが、「not+動名詞」を的確に使えている例文ですね。

「not+動名詞」や「not+to不定詞」の用法はそこに登場する動名詞またはto不定詞だけを否定する局所的な否定です。

例えばrunningの反対語がstayingだけなら楽ですが、sleepingかも知れないしexercisingかも知れないのでnot runningとするのが合理的で会話としてわかりやすいということです。

まとめ

ここまで見てきた例文を考えれば「not+動名詞」はそんなに難しい表現ではありません。

あなたもこの表現を自由に使いこなして、否定すること、肯定することを適切に言えるようにしましょう。

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