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更新日:2024年9月11日

diedとdeadの表現の違い、 あまり使いたくないけど覚えておこう!

died

英単語の中には、スペルだけでなく、いくつかある意味の一つが似通っている単語がたくさんあります。

このような単語を覚える際には、その単語の意味の違いだけでなく、例文で表現の仕方を勉強しながら覚えていく必要があります。

スペルも意味もよく似た単語は、中学校までの英語の教科で勉強する範囲の中にも含まれています。

その代表といえるのが diedとdeadです。 これらの単語はどちらも生物の死を表現したいときにつかう単語ですが、スペルの最初と最後が”d”であり、一緒であることから、覚えたての頃は違いがわからず、試験でもよく間違えやすいです。

では、これら2つの英単語の表現の仕方にどのような違いがあるのでしょうか。

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動詞と形容詞!? diedとdeadの違いって?

diedとdeadの最大の違いは、前者は出来事が起きたことを表す動詞であって、後者は現在の状態を表す形容詞であることです。

died=出来事が起きたことを表す動詞 dead=現在の状態を表す形容詞 diedは、動詞dieの過去形および過去分詞です。

dieは、動物であれば「死ぬ」、植物であれば「枯れる」、名声や記憶だと「消える」という意味になり、後ろに目的語を伴わない自動詞として用いられることが殆どです。

つまり、diedは「死んだ」という意味になります。

もし、特定の場所や原因で死ぬことを表現する場合は、dieのうしろに前置詞と名詞を続けます。

一方、deadは「死んでいる」という意味の形容詞ですが、この他にも元の意味から転じて 「麻痺した」「静まり返っている」 「疲れ果てて」「音や光などが重苦しい」 「効力を失った」「廃れた」 どといった意味で使われることがあります。

dieを使った例文と解説

dieの使い方を、例文を用いて解説すると、 例えば遠い親戚や久しぶりに会った友人に 「母は7年前に病院で亡くなった。」 と伝えたい場合は My mother died seven years ago in hospital. などと言うのが正しい表現になります。

死を意味する単語を覚えたての頃だと、 diedではなくwas deadを用いて表現する人がいますが、その場合だと 「7年前には亡くなっていたが、今は生きている。」 というおかしな意味にとられてしまうことがあるため、正しい表現とはいえません。

どうしてもdeadを用いたい場合は、現在完了形を用いて My mother has been dead for seven years. とすると良いです。

なお、人が死んだことを他人に伝えるとき、時と場合によってはdieのような直接死を表現する単語ではなく pass awayの方がふさわしいことがあります。

deadを使った例文解説

動詞dieは、時期などを明らかにしつつ死んだことを伝えたい場合に適していますが、単にもう死んでこの世にいないということだけを伝えたい場合は形容詞deadを用いるだけで十分です。

例えば、 「祖父がもう他界している。」と言いたい場合は My grandfather is dead. という表現で伝わります。

このとき、動詞dieを用いて My grandfather die. としても、相手には全く伝わらないということはありませんが、あまり用いられる表現ではありません。

ただし、訃報を伝えるニュースの見出しでは三人称単数形であるdiesが用いられることがあります。

また、deadは補語として動詞の後ろで用いられることができます。

例えば、「昨日、少年が死亡しているのが見つかった。」 という文を英訳すると A boy was found dead yesterday. などといった表現になります。

まとめ

動詞dieの過去形のdiedと、形容詞deadは、ともに生物の死や、物体が消え行く様子をあらわしたいときに用いる単語です。

ただし、意味だけに注目すれば、前者は動詞であるため「死ぬ」や「枯れる」以外の意味はありませんが、後者は元の「死んでいる」という意味から転じていろんな意味があり、様々な場面で用いることができます。

死ぬという本来の意味だけに着目する場合、 動詞のdiedは過去に「死んだ」という出来事を直接あらわしますが、形容詞のdeadは「死んでいる」という状態をあらわすために用いられ、過去形にした場合は「死んでいた」という過去のある時点での状態を示す表現となります。

いずれもマイナスの意味合いの表現になるので、あまり気乗りしないかもしれませんが、2つの単語の意味・使い方はしっかりと理解しましょう。

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