英語で話す!そんなときの注意点と意識するポイントやコツって?
グローバル化が進む昨今、英語の需要はまだまだ衰えていません。むしろ英語の能力が当たり前の社会を迎えつつあります。
英語で外国の人とコミュニケーションを取りたいと思って勉強する人はたくさんいます。
しかし、座学の英語と会話の英語では全くの別ものです。
「テストでは解けたんだけど、こんなときってなんて言えばいいんだっけ?」なかなかとっさには出てこないということも多いものです。
いざ会話となったときにあたふたしないように、会話で重要なポイントを意識しながら英語を学ぶようにしたいですね。
そこで、今日は会話を前提として英語を学ぶときのポイントや実際に英語で話す時の注意点を見ていきます。
頭のなかで「日本語→英語」「英語→日本語」はやらない!!
英語を使うとはいえ、基本は日本語の会話と変わりません。人間と人間が意思を伝えあうために、言葉を使うということです。
それなのに、例えば相手のレスポンスから5秒の間が空いたらそれは会話になっているといえるでしょうか?
会話といえたとしてもかなりぎこちない会話です。
つまり、会話に大事なのはまずテンポです。
テンポよく英語を話すためのポイントは英語脳を作ることだと言われます。
つまり、頭の中でいちいち日本語変換しながら英語を理解するのではなく、英語そのもので理解するように意識するということです。
例を挙げると、相手が”apple”と言ったとします。これを脳内で「リンゴ」に変換してはいけません。”apple”は”apple”であの赤い果物を連想するのです。
そんなことできるの?と初めは感じるかもしれませんが、こればっかりは慣れるしかありません。
単語などを覚えるときも、日本語と結びつけて覚えるのではなくて、イメージと結びつけるようにトレーニングしましょう。
砕けすぎた言い回しを使いすぎない
砕けた表現を使うと、英語上級者になったような気がしてかっこいいですよね。
英語初級者だと、正確な長文を作れないこともあって、かなり崩した文章で会話することが多くなると思います。
海外の方と話してみるとわかりますが、文法をかなり無視した表現をしても察して理解してくれます。
しかし、砕けすぎた言い回しには注意が必要です。
英語をしゃべることに慣れていないと、どうしても会話の返しは短文になってしまいます。
伝わると思って砕けすぎた表現を使っていると、相手に誤解を与えてしまうかもしれません。 多少文章や言い回しが変になったとしても、こちらの伝えたいことがきちんと伝わるように丁寧に話すようにしましょう。
相手がわからないところは聞き返してくれるでしょうし、一番心配なのは砕けた表現により、お互いに誤解が生じ、お互いの会話内容の認識がずれていってしまうことです。
ペラペラ英語を目指さない!
最初から完璧を目指していると、なんでもうまくいかないものです。
まず目指すべきは、きちんと自分の意思を伝えることのできる英語を話せるようになることです。
どんなにペラペラと英語を話せたとしても、その英語を使って実際に会話が成り立たないのであれば英語を習得したとは言えません。
英語を話す時に意識しなければならないのは、相手に自分の伝えたいことが伝わっているかどうかです。
自分が言った言葉に相手はついてこられているか、表情や反応から次の言葉を発しても大丈夫そうか。
日本語で話すのであれば、普段意識しなくてもよいような細かい相手への気配りが必要になります。
この気配りは巡って自分のためでもありますね。 ペラペラ英語を目指す人は相手を見ずに自分の英語にばかり集中してしまいがちです。
つまり、ここでの注意点は使う言語が違ったとしても、あくまで会話であることを意識するということでしょう。言語は意思疎通を図るための道具です。
まとめ
ビジネスなどは別として、日常英会話をするにあたっては中学校までで習う英語で十分に事足りるという人もいます。
英語で話すのだから、と気を張ってはいけません。日本語を使わないだけで、ただの会話であるということを決して忘れないでください。
間違えたからと言って相手も怒らないでしょうし、何と言っていいかわからなかったら助け舟を出してくれることでしょう。
会話は一人でするものではありません。相手のことを意識するという、日本語ならだれでも当たり前にできていることをするだけで英語での会話が上手くいきます。
あとは勇気と自信をもって会話を楽しみましょう。