「おめでとう」は英語でどう言う?お祝いの気持ちを伝えるフレーズ集

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更新日:2023年6月9日

「おめでとう」は英語でどう言う?お祝いの気持ちを伝えるフレーズ集

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「お誕生日おめでとう!」に始まり、さまざまな場面で「おめでとう」という言葉が使われます。
そして、英語で「おめでとう」と言おうとした時にパッと思い浮かぶのは「Congratulations」というフレーズではないでしょうか?

日本語において「おめでとう」は多くのシチュエーションにて共通で使用できます。
ところが、英語のおめでとうに当たる「Congratulations」は万能ではないんです。

そのため、使用シーンに応じて色々な表現を使い分ける必要があります。

今回の記事では、「おめでとう」という表現について、使い分けの方法と共に、すぐに使えるフレーズを紹介していきます。

場面に応じた適切な「おめでとう」をしっかりとマスターして、英語でカッコよくお祝いを伝えられるようになりましょう!

 

関連記事:「結婚おめでとう!」って英語で何?お祝いの気持ちを伝えるフレーズ

 

英語には3つの「おめでとう」の表現がある

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何かを祝う場面において、日本語では「おめでとう」の汎用性がかなり高いですが、英語では大きく分けて3つのお祝いを意味する表現があります。

それぞれ使用される場面が異なるので、各表現の特徴を覚えて使いこなしていきましょう。

 

①:結婚・入学などの人生の大事な節目のお祝い「Congratulations」

「おめでとう」と聞いた時におそらく多くの人が真っ先に思い浮かべる「Congratulations」。

この表現は、「人生の大事な節目をお祝いする時のおめでとう」に当たります。

例えば、試験合格、入学、卒業、就職、昇進、転職、結婚など、努力して何かを達成した時や人生の節目となるビッグイベントがあった際に使用するフレーズです。

使用時に注意したいのが、必ず「Congratulations」の語尾の”s”を忘れないようにするという点です。

“s”のない「Congratulation」という単語は「祝うこと」「祝辞」自体を表す”名詞”表現のため、感動詞である「おめでとう」の意味を持ちません。

誰かに対してお祝いの言葉として使う場合は絶対に”s”を忘れないようにしましょう。
「Congratulations」の使い方には2パターンあります。

まずは、単純に「Congratulations」と1語で使用するだけで「おめでとう」という気持ちを伝えることができます。

もう1つは「Congratulations on ~」の形で、on 以下にお祝いしたい事柄を述べ、「〜おめでとう」と具体的に伝える使い方です。

この “on” は前置詞なので、後ろには名詞や動名詞が来ます。

また、「Congratulations」は省略して「Congrats」と言うこともできます。
こちらの方がよりカジュアルな表現で、友達など親しい間柄の人に対して使うことができる表現です。

例文:
Congratulations on your ○○<回数> birthday!
(〜歳<〜回目>の誕生日おめでとう!)

Congratulations on your graduation!
(卒業おめでとう!)

Congratulations on your wedding!
(結婚おめでとう!)

Congratulations on your debut!
(デビューおめでとう!)

Congratulations on becoming an adult!
(成人おめでとう!)

Congrats on passing college!
(大学合格おめでとう!)

Congrats on getting into college!
(大学入学おめでとう!)

Congrats on the arrival of your new baby!
(出産おめでとう! / 赤ちゃん誕生おめでとう!)

 

<応用編>動詞として使う「conguratulate」

メッセージカードに書いたり、一言でシンプルにお祝いを伝える場合には「Conguratulations(Congrats)」「Congratulations on〜」の表現が多く使われますが、口語でより丁寧にお祝いする場合、動詞の「congratulate」が使われることもあります。

フォーマルシーンにおいても「Congratulations」は使用できますが、取引先や上司など、少し遠い間柄の人をお祝いする際には、ぜひ「conguratulate」も併せて使ってみましょう!

例文:
Let me congratulate you on your engagement.
(ご婚約おめでとうございます。 / あなたのご婚約をお祝いさせてください。)

I congratulate you on your success.
(ご成功おめでとうございます。)

I’d like to congratulate you on joining a company.
(ご入社おめでとうございます。)

 

②:誕生日・母の日などのイベントや年中行事のお祝い「Happy ~」

年中行事やイベントの際などに使用する「おめでとう」は、「Happy〜」のように表現します。

「Happy birthday」や「Happy New Year」という表現は誰しも耳にしたことがあるはずなので、イメージが湧きやすいのではないでしょうか。

先ほど紹介した「Congratulations」が努力をした相手に伝える「おめでとう」だったのに対し、「Happy〜」は特に努力をしなくても自然と訪れるような事柄に使用されます。

「Happy〜」の使い方で注意したいのが、日本では「おめでとう」と伝えることが少ないイベントにおいても、お祝いとして使用されることがあるということです。

例えば、バレンタインデー・母の日・ハロウィン・クリスマスなど、日本では「バレンタインデーおめでとう!」のような言い方はあまりしませんが、英語ではそのように表現されます。

この辺りの表現については、都度考えるよりも、文化の違いとして表現を丸暗記してしまった方が手っ取り早いでしょう。

例文:
Happy birthday!
(誕生日おめでとう!)

Happy ○○<回数> anniversary
(〜周年<何回目の>記念日おめでとう!)

Happy ○○<回数> wedding anniversary!
(結婚〜周年おめでとう!)

Happy new year!
(新年おめでとう! / 明けましておめでとう!)

Happy Valentine’s Day!
(バレンタインデーおめでとう!)

Happy Easter!
(イースターおめでとう!)

Happy Mother’s / Father’s day!
(母の日 / 父の日おめでとう!)

Happy Halloween!
(ハロウィンおめでとう!)

Happy holidays!
(クリスマスおめでとう! / 素敵な休日を)
※「Merry Christmas」 と同義だが、宗教的意味合いが含まれるため、一般的には「Happy holidays」が好ましい

 

③:卒業・新年など未来の幸せを祈るお祝い「Best wishes」

Best wishes」は「ご多幸、成功を祈る」という意味で、これからの未来の幸運や成功を祈る時に送るお祝いの言葉です。

「おめでとう」というお祝いの意味合いと、未来の幸運を願う2つの気持ちが込められています。
先ほどご紹介した「Congratulations」と「Happy〜」を使用するシーンにおいても使うことができるオールマイティーな表現です。

「Best wishes」にも、「Congratulations」と同様に複数形の“s”をつけるのを忘れないようにしましょう。

単数形の「wish」は、「願望」「希望」という名詞の意味で、お祝いのメッセージとして使用することはできません。

ちなみに、以下のような表現にはどれも語尾に複数形の”s”がつきます。

  • Congratulations(おめでとう)
  • Best wishes(おめでとう)
  • Best regards(よろしくお伝えください)
  • Thanks(ありがとう)
  • My apologies(申し訳ありません)
  • My condolences(お悔やみ申し上げます)

この”s”は「強意複数」と呼ばれ、意味を強める効果を持ちます。

単数形ではなくあえて複数形を使うことで、程度が強いことを感じさせることができるからです。
そのため、強い気持ちを込めるような挨拶表現によく用いられます。

慣れるまでは難しいことは一旦考えず、定型表現として覚えておくのが良いでしょう。

また、お祝いの意味合い以外にも、日本語で言う「宜しく」というニュアンスで使用することもできます。
そのため、暑中見舞いのような挨拶としてや「宜しく伝える」のような場面でも使われます。

例文:
Best wishes to you!
(応援しています! / 幸運を祈ります!)

Best wishes for your continued success.
(ますますのご活躍をお祈りいたします。)

Best wishes on your wedding.
(結婚式が良いものになりますように。)

Best wishes for the summer season.
(暑中お見舞い申し上げます。)

Please send her my best [kindest] wishes.
(彼女に宜しくお伝えください。)

 

<応用編>新婦へ「Congratulations」は失礼!?

先ほど結婚式の場で使えるお祝いとして、

Congratulations on your wedding!
(結婚おめでとう!)

こちらの表現をご紹介しましたが、実は「Congratulations!」という言葉を女性である新婦に対して言うことはNGとされているんです。

先ほど「Congratulations」は、努力をして達成した事柄を祝う表現だと説明しましたが、その点が新婦に対して失礼に当たる可能性を含んでいます。

新婦に「Congratulations」と伝えることはすなわち、「よく努力して彼を射止めたね!」「(努力して)やっと結婚できたね!)というようなニュアンスになってしまうので、あまり好ましくないとされています。

しかしながら、近年ではそのようなルールも曖昧になってきているため、「Congratulations」が使われることも増えてきましたが、人によっては敏感に気にする方もいるので、基本的には避けたほうが無難でしょう。

それに対して、「Best wishes」は、努力の有無に関わらず、お祝いの気持ち・幸せを祈る気持ちの両方を込めることができるので、結婚式などのお祝いの場で使うのに好ましい表現です。

 

関連記事:覚えておこう!結婚式で新婦に “Congratulations.” と言わない方がいい理由と適切な表現

 

まとめ

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いかがでしたでしょうか?

この記事では日本語の「おめでとう」に当たる3つの英語のお祝い表現を紹介してきました。

日本語では「おめでとう」と言わない場面で使用される表現もあるため、最初は難しいかもしれませんが、まずは定型表現をそのまま覚えて実戦で使っていくことで、口に馴染ませましょう。

慣れてきたらぜひ定型表現に自分なりの一言も追加して、心からのお祝いの気持ちを伝えられるように練習してみてください!

 

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Haruka Matsunaga
執筆者

Haruka Matsunaga

QQEnglish編集部

言語オタクのHarukaです! 私は日本にいながらにして、英語・広東語・中国語・韓国語を習得しました。英語の資格はTOEIC955点と英検準1級を取得しております。 言語の壁がなくなることで見える世界が大きく広がることを私自身経験してきたので、分かりやすくタメになる記事をお届けすることで、みなさんが世界に羽ばたくお手伝いができたら嬉しいです!

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