「対応する」は英語でどう言う?ビジネスシーンで頻出の表現を正しく使いこなそう!
「対応する」という言葉は英語の多様なフレーズで表現できます。
日常会話でもビジネスシーンでもよく登場する言葉なので使いこなせるようにしておくと便利です。
ここでは「対応する」という意味の基本的な名詞・動詞を紹介した上で、ビジネスシーンで頻出する表現も説明していきます。
「対応する」の英語は多岐にわたっているので、うまく使い分けられるよう練習していきましょう。
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「対応」は英語でなんと言う?
「対応」を名詞として使用するシーンは日常生活でもビジネスシーンでもしばしばあります。
よく用いられている「対応」の名詞をまずは見ていきましょう。
【correspondence】
「correspondence」はフォーマルシーンで最もよく用いられる「対応」を意味する単語です。
例:
・According to her correspondence with the dealer, the cost will rise in a month or so.
(彼女がディーラーと対応した内容に基づくと、費用は1ヶ月くらいの間に上がるでしょう。)
【response】
「response」は「返答」による「対応」を意味する比較的フォーマルな表現です。
例:
・Thank you for your quick response to my order.
(私の依頼にすぐに対応[返答]してくださってありがとうございます。)
【reply】
「reply」は「返事」「返信」を意味するビジネスシーン・カジュアルシーンのどちらでも使用できる「対応」を意味する表現です。
例:
・I appreciate your quick reply.
(すぐに対応[返信]してくださいましてありがとうございます。)
【answer】
「answer」は「返事」「回答」という意味を持つ表現で、こちらも「対応」という意味でシーンを問わずに使うことができます。
例:
・He should have thrown a quick answer to their questions.
(彼らの質問に彼はすぐに対応[回答]すべきでした。)
【support】
「support」は「援助」という意味合いを持つ表現で、相手にとってプラスになる「対応」をする時に用いる表現です。
例:
・You should provide support to this customer.
(この顧客にはすぐに対応した方が良いですよ。)
「対応する」は英語でどう表現する?
「対応する」という英語表現は多岐にわたっていて、少しずつニュアンスに違いがあります。
よく用いられている表現をリストアップしたので、どのような意味があるのかを簡単に見ていきましょう。
【deal with】
「deal with」は主に問題への対応をする時に用いられる表現です。
ビジネスシーンなどのフォーマルなケースで使われるのが一般的になっています。
例:
・I’ll deal with this problem.
(私がこの問題に対応します。)
【take care of】
「take care of」は責任を持って対応する時にカジュアル・フォーマルを問わずに用いられる表現です。
例:
・Please be kind to take care of this problem in a flexible way.
(この問題については臨機応変に対応してください。)
【handle】
「handle」はカジュアル・フォーマルのどちらのシーンでも広く「対応する」という意味で使用できる表現です。
例:
・It is fine because he will handle the problem with these customers.
(彼がこの顧客たちとの問題に対応するので大丈夫です。)
【treat】
「treat」は相手に対してプラスになる対応をする時によく用いられる表現で、カジュアルシーンで使用されるのが一般的です。
例:
・You should treat it as soon as possible.
(すぐに対応した方が良いよ。)
【comply】
「comply」は遵守するという意味合いがあるのが特徴で、法律やガイドラインなどを守るための「対応」を表現する時に適しています。
例:
・It is necessary to comply with the law.
(法律に対応[順応]する必要がある。)
【adapt】
「adapt」は「適応する」というニュアンスがある表現です。
状況に対応する、変化に対応するといった時によく用いられます。
例:
・Our company needs to adapt itself to changing situations.
(私たちの会社は状況の変化に対応することが必要です。)
【play it by ear】
「play it by ear」はカジュアルな表現で、「臨機応変に対応する」という意味で用います。
もともとは「楽譜を見ないで即興で演奏する(耳で聴いて演奏する)」という意味から派生した表現です。
例:
・She will definitely play it by ear.
(彼女ならきっと臨機応変に対応できますよ。)
「臨機応変な対応」「柔軟に対応する」など、ビジネスシーンで頻出の英語表現を紹介!
ビジネスシーンでは「臨機応変な対応」、「柔軟に対応する」、「変化に対応する」といった表現がよく用いられます。
フォーマルなシーンで使える代表的な英語表現を紹介するので、ぜひ活用してみてください。
【respond】
「respond」は「返答する」という意味でフォーマルシーンに適している表現です。
例:
・In order to achieve success, you need to respond to everything flexibly.
(成功するためにはあらゆることに対して柔軟に対応する必要がある。)
【follow up】
「follow up」は顧客や問題などに対して継続的に対応を続ける時に用いられる表現です。
例:
・Could you please follow up on this matter?
(この案件について対応していただけますか?)
【manage】
「manage」は「何とかできる」というニュアンスのある表現で、「厳しいけれど対応します」というような気持ちを込めて使用されます。
例:
・I’ll manage it.
(それについては私が対応いたします。)
【cope with】
「cope with」は問題に対応する時に用いられる表現で、「克服する」「解決する」という意味合いがあります。
例:
・We need to cope with the changing environment.
(我々は環境の変化に対応する必要がある。)
【address】
「address」はフォーマルシーンで議題として取り上げて対応するという意味合いがあります。
例:
・He is planning to address the new proposal in the coming meeting.
(彼は次のミーティングで新しい提案をするつもりだ。)
【accommodate】
「accommodate」は受け入れるという意味を持っているフォーマルな表現で、状況変化を受け入れて対応するといった時によく用いられています。
例:
・You had better accommodate these issues flexibly according to the situation.
(君はこれらの問題について状況変化に応じて臨機応変に対応した方が良い。)
まとめ:「対応する」は使い分けが大切
日本語では「対応する」という一言で多様な意味を表現できますが、英語では使用する単語やフレーズによって意味が異なります。
ネイティブと意思疎通をするには「対応する」という意味を持つ表現を使い分けるのが大切です。
ビジネスシーンでは意味の取り違えによってトラブルが起こることもあり得るので、表現ごとに意味を理解して使い分けていきましょう。
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