好きなことで英語学習できるCoursera(コーセラ)とは?スタンフォード大学発のオンラインコースの魅力!
英語学習者の悩みとして多い、「モチベーションの維持」。これは英語初級者に限ったことではなく、英語中級者でも同じです。
「ある程度、英語を読み書きできるようになったけど、英語学習がマンネリ化してモチベーションが続かない。」
「自分の英語力が伸びている実感が持てなくて、英語学習のやる気がでない。」
など、モチベーションに関する悩みはさまざまです。
せっかく英語初級者から抜け出せても、英語学習のモチベーションが続かずに勉強をやめてしまってはもったいないですよね。
そこで私がおすすめするのが、Courseraを使った英語学習です。
この記事では、Courseraについて紹介していきます。
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Coursera(コーセラ)とは?
Courseraとは、世界中の大学や企業がオンラインのコースを提供するプラットフォームのことです。
アメリカのスタンフォード大学の教授によって設立され、現在は4,000本を超えるコースが用意されています。
また参加している企業や大学は200を超えており、中には以下のような有名な企業や大学もコースを提供しています。
IBM
スタンフォード大学
ロンドン大学
Courseraで提供されているコースの種類
では、実際にどんなコースが提供されているのでしょうか?
Courseraでは「英語」「ビジネス」「IT」「健康」など、さまざまな分野からコースを見つけることができます。
たとえば、以下のようなコースを受講することができます。
グラフィックデザイン
プログラミング
ビジネス英語
アロマセラピー
かなり本格的なコースが多い印象ですが、そのほとんどは事前の知識なしで受講することができます。これもCourseraをおすすめする理由の1つです。
Courseraをおすすめする理由はほかにもあります。
Courseraが英語学習におすすめの理由
まず1つ目は、始めるハードルが低いことです。
「留学」をするとなると、まとまった時間が必要になってしまいます。
しかしCourseraでは、自分の好きな時間や場所で学習を進めていくことができるため、始めやすいのが特徴です。
また、授業は講義動画をとおして進むため、スピーキングが苦手な方でも安心してコースを受講することができます。
2つ目は、授業がすべて英語で行われることです。
授業は一部を除いて、すべて英語で行われます。
これを聞いて、「ハードルが高い!」と感じた方もいると思いますが、講義動画には英語字幕があるため問題ありません。
基本的な英語の読み書きができれば、分からない単語を調べながら学習を進めていくことができます。
3つ目は、興味のあることを英語で学ぶ習慣ができることです。
先ほども説明したように、Courseraには4,000本を超えるコースが用意されているため、自分の興味にあったコースを探すことができます。
興味のあることを英語で学ぶ経験をすることで、自分の英語力に自信をが持てるようになります。「次は英語で何を学ぼうか?」というモチベーションにも繋がるため、英語で学ぶことを習慣づけることができます。
料金や授業の進め方は?
Courseraのコースの料金は、一律ではありません。そのため、受講したいコースの料金をその都度調べる必要があります。
中には、サブスク制になっているものもあるため注意が必要です。
授業の進め方についても、コースごとに若干の違いがあります。
今回は、私が実際に受講したコースをもとに、大体の授業内容を紹介します。
Courseraの授業内容
Courseraのコースは、ほとんどが4~6週間で修了できるように構成されています。
■ 講義動画(約10本/週)
数分の講義動画を、週に10本ほど視聴する。
■ リーディング(3~5本/週)
授業の補足や参考資料を読む。
■ クイズ(1~2回/週)
理解度チェックとして、筆記形式のクイズに答える。
■ ディスカッション(1回/週)
質問に対する自分の考えを投稿する。
■ テスト(1~2回/週)
週に1~2回、理解度チェックの筆記テストを受ける。
正解率80%以上を取る必要がありますが、合格するまで繰り返し受験することができます。
■ 相互評価プロジェクト(1回/コース)
コースを締めくくる課題として「相互評価プロジェクト」があります。コース内で学んだことを実践することが目的です。
プロジェクトには、進め方の手順があらかじめ用意されています。そのガイドラインに沿って作業を進めていくことで、自分のプロジェクトを作ることができます。
自分のプロジェクトの提出した後は、他の受講生のプロジェクトを読んでレビューを書きます。
Courseraに向かない人
ここまでCourseraの「おすすめポイント」や「授業内容」について伝えてきました。ここでは、Courseraに向かない人の特徴を簡単にまとめます。
英語がまったく分からない
Courseraでは、基本的に日本語の字幕や説明文がないため、ある程度英語の読み書きができないと学習ができません。
そもそもアカデミックな内容に興味がない
Courseraには、キャリアアップや学問的な学習を目的としたコースが多いのが特徴です。そのため、アートやデザインといったコースが比較的少ない傾向にあります。
タイムマネジメントができない
Courseraは、時間や場所にとらわれず学習できることがメリットです。しかし、自分で学習時間を作ることができない人にとっては、なかなか学習を継続することが難しいです。
Courseraの向き不向きが分かったところで、自分にあったコース選びのポイントを説明します。
自分にあったコースの選び方
Courseraには、4,000本以上のコースが用意されています。
4,000本を超える中から自分にあったコースを選ぶのは簡単ではありません。そこで、コースを選ぶ際のポイントを順番に解説したいと思います。
実際に、Courseraのホームページを使って検索してみるのもおすすめです。
まず初めに、自分の興味のある分野を選んで検索します。
おもな分野は以下のとおりです。
コンピューターサイエンス
健康
言語学習
自己啓発
次に、受講するコースの種類を選んで絞り込みます。
基本的なコースの種類は以下のとおりです。
■ (単体の)コース
単体のコースは、4~6週間ほどで修了することができます。中には、無料のコースもあるため、お試しとして受講してみることができます。
■ 専門講座
専門講座は、関連した複数のコースがセットになった講座のことです。料金は基本的にサブスク制となっているため、コースを単体で受講していくよりも、安くなる場合が多いです。
■ プロフェッショナル認定
プロフェッショナル認定は、専門講座と同じく複数のコースがセットになったプログラムです。
専門講座とのちがいは、プロフェッショナル認定はすぐにキャリアに繋がるような高い「デジタルスキル」を身につけることができるプログラムだということです。
最後に、絞った中から一番興味のあるコースを見つけます。
コースを受講する前に確認する項目は以下のとおりです。
■ レベル
その分野について学習するのが初めての場合は、「Beginner」レベルのものを選びましょう。
■ 学習時間
コースの概要欄に、修了までにかかる時間の目安が書かれています。自分の学習できる時間にあったものを選ぶのもポイントです。
■ コースの評価
コースの詳細が書かれたページの下部に、過去にこのコースを受講した生徒によるレビューが載っています。コースを受講するか迷ったときは、目を通してみるのもおすすめです。
この順番で絞り込むことで、自分に合ったコースを見つけることができます。
まとめ
本記事では、Courseraの概要から実際のコース選びのポイントまでを説明してきました。Courseraは基本的に、学問的な知識の習得やキャリアアップを目的としたプラットフォームです。
しかし上手く活用することで、モチベーションを保ちながら効率よく英語を学ぶことができます。
日々の英語学習に取り入れて、英語力アップを目指しましょう。
インプットした後は、アウトプットが大切です。
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