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更新日:2024年11月4日 コーチング

日本人が英語が苦手な5つの理由とおすすめ学習法5選

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日本人の多くが苦手意識を抱きがちな英語。

「学生時代はそれなりに英語の成績もよかったのに、いざ海外旅行に行くと…」
「仕事で海外との取引があるが、メールともかくWeb会議になると困惑…」

といった方も多いかもしれません。

特に今の30代以上の方の中学・高校時代の英語教育や大学入学試験では「聞く・話す」よりも「読む・書く」により重点が置かれていました。

そのため特にリスニングやスピーキングに苦手意識があるのは無理もありません。

ここでは、苦手意識につながっている主な理由5つを掘り下げつつ、それを克服するための学習法5選を具体的に紹介します。

日本人が英語に苦手意識を持っている主な理由5つ


日本では英語は公用語ではなく、あくまで「外国語」という位置付けです。

多くの人が日常的に英語を使わなくても生活やビジネスは成り立つことから「英語を話せなければサバイブできない」といった危機感を覚えることはほとんどないでしょう。

そもそも使う機会が少ないため、上達のチャンスも得にくく、学生時代から苦手意識を持ち続けたまま何年も…という社会人の方も少なくないはずです。

その「苦手意識」の要因は何でしょうか?

次の5つのうち、自分に当てはまるのはどれか考えてみてください。

1.基礎レベルの英単語と英文法が身についていない

中学校の基礎レベルの英単語・英文法がそもそも身についていなければ、一読して読んでわからなかっただけで「あぁ、やっぱり英語は苦手…..」とアレルギー反応を起こしてしまいがちです。

リスニングも同様で、聞いてわからないものを、スクリプトを読んでみても理解できなければ、それは語彙・文法知識が欠けているということ。

大学の講義、ビジネスのプレゼンテーションなど専門用語が多くなるものを除けば、日常会話のほとんどは基礎レベルの語彙・文法から成り立っています

最低限、中学レベルの英語を一読して理解できないとしたら、聞き取りはいっそう難しく感じるでしょう。

2.頭の中で翻訳してしまっている

頭の中で英語から日本語、あるいは日本語から英語に訳し、日本語の語順で理解しようとしていると、リーディングのスピードは上がらず、リスニングやスピーキングにおいては話は次へと進み、どんどん置いてかれて行ってしまいます。

英語を英語のまま理解すること、噛み砕いて言えば英語の語順のまま理解して処理することが必要です。

3.英語特有のテンポと音に慣れていない

英語と日本語では、音の使い方や抑揚の付け方が異なります。

英語では単語レベルの音の高低であるアクセントが、一つ一つの単語ではっきりと定められており、イントネーション(文章全体の声の高低)も日本語より大きくなります。

海外ドラマや洋画を観ていて、Oh my goodness! や What a surprise! といった表現を見て「そこ、そんなに伸ばすのか!」と感じたことはありませんか。

対して日本語は、「拍」(はく)または「モーラ」が基本的なリズムの単位になっています。仮名1文字が1拍で、拍と拍の間はすべて同じ長さで発音するのが特徴です。

たとえば、「ありがとう」は5拍、「ごめんなさい」は6拍です。

日本では普段から英語に接する機会が多くないことに加え、母語である日本語と、外国語としての英語のテンポや音の使い方が大きく異なることも、余計に苦手意識を持ちやすいのかもしれません。

4.リエゾンが理解できていない

リエゾンとは単語と単語の音がつながって発音される現象のことです。

英語のリスニングをマスターするためにはこのリエゾンをまず、知識として理解しておく必要があります。

たとえば、ヒップホップでよく聞かれる「チェケラッ!」というフレーズ。

これは元々は “Check it out”、カタカナで読めば「チェック・イット・アウト」となるはずですが、ネイティブの発音では「チェケラッ」に近くなります。

“I got it” も「アイゴットイット」よりも「アイガーィッ」に近いでしょう。

詳細な解説はここでは控えますが、英語では音と音が連結・脱落・同化するといったことが起こります。

カタカナ英語に慣れてしまうと、英語のリエゾンとのギャップが大きく、特に聞き取りへの苦手意識につながってしまうことでしょう。

5.ノンネイティブの英語に触れる機会が少ない

そもそも日常生活で英語自体に触れる機会が多くない日本では、ノンネイティブの英語に触れることももちろん多くはないでしょう。

英会話スクールでは多くの講師が英語ネイティブです。

ですが、実際に世界では英語を母語として話す人よりも、英語を第二言語として話す人の数の方が圧倒的に多いのです。

外資系やグローバル企業で社内公用語が英語の場合、対ネイティブで英語を話すことよりも、ノンネイティブ同士で英語を話す機会の方が実際は多いでしょう。

一方で自分たちが学校教育で受けてきた英語は大半が「ネイティブによる英語」だったため、実世界で出会う「さまざまな英語」に戸惑い「わからない!」と苦手意識の要因になっていることが考えられます。

関連記事:英語リスニングの勉強法ガイド!英語が聞き取れない状態から上達する方法とは?

苦手意識を克服するための学習法5選

JapaneseBusinessPerson
英語そのものへの苦手意識を克服するにはまず、「読む・書く・聞く・話す」の4技能のうち、自分が特に苦手だと感じる部分はどこかを分析し、そこを重点的に強化することが重要です。

さらに、日々の生活に英語学習を取り入れること、それを継続するための仕組みを積極的に活用することが苦手克服への近道になるでしょう。

1.リスニングの強化

英会話は相手との会話のキャッチボールです。つまり、聞き取れないと返せない、球を投げ返すことができません。そのためにもリスニング力の強化は重要です。

現在の社会人の方の多くが受験したであろう、大学入試センター試験。

センター試験では「筆記」が200点に対して「リスニング」は50点の「4:1」の比率でした。

しかし、2021年からセンター試験に代わり導入された大学入試共通テストでは「リーディング」「リスニング」各100点となり、リスニングが以前より重視されるようになりました。

そのくらい、日本人の英語力の底上げにはリスニング力も欠かせないということの表れかもしれません。

リスニングの音声は、1回聞いて全てわかるようであれば、少しゆっくり目かもしれません。

リスニング力の強化には自分が思うよりも「少し速い」と感じるくらいの英語に普段から耳を慣らしておくことが大切です。

QQEnglishの「カランメソッド」では、教師は通常のネイティブが話す速さ(約150語/分)よりも約1.5倍のスピード(約220〜240語/分)で話します。

教師はハイスピードで生徒に質問を投げかけ、瞬時に回答を求めるというレッスンスタイルです。

このハイスピードの英語に接することでより高い集中力が求められ、脳内で英語を日本語に訳すことなく英語のまま理解するトレーニングにも繋がります。

QQEnglishでは、英語教授法を学んだフィリピン人のプロ教師が指導しています。

日本人と同じく英語を母語ではなく第二言語として学んだ経験があるため、英語学習者がつまづきやすいポイントもよく理解してくれています。また、ノンネイティブの英語に触れる機会にもなり、多様な英語に慣れることができます。

「リスニングを重点的に強化したい」という方には、シャドーイングの実践もおすすめです。興味のある方は、「シャドーイングの正しいやり方と効果を徹底解説!最新おすすめアプリも紹介」をぜひご覧ください。

2.ペア学習

やらなくてはいけないけど、一人だとどうにも続かなくて…という方には「ペア学習」がおすすめです。

ペア学習とは、言わば「勉強仲間を作る」ということ。

学生時代「自宅だと勉強できないけど、自習室や図書館なら他にも勉強している人がいて捗った!」という経験はありませんか?

忙しい社会人は、なかなか大人向けの自習室や図書館に行くのは難しいもの。そこで、Webサイトやアプリを活用したペア学習をしてみるのはいかがでしょうか。

ペア学習の中でも、特に外国語学習では Language Exchangeの仕組みを利用するのがおすすめです。

Language Exchangeとは、自分の母国語をパートナーに教えてあげる代わりに、自分の習得したい言語をそのパートナーから教えてもらう仕組みのことを言います。

よく、留学生と現地学生や、国際交流サークル等でこの仕組みが取られていますが、アプリやWebサイトを使えば手軽にパートナーを見つけることが可能です。

My Language Exchange は、2000年から運営されている比較的ポピュラーなLanguage Exchangeのためのサイトです。175ヶ国以上からの登録者によって、164の言語が話されています。

Webサイトを通じて、日本語を学びたい英語のネイティブスピーカーを探してみましょう。

HelloTalkは100ヶ国語以上を扱っている、Language Exchangeのための世界最初のマッチングアプリです。

My Language Exchange、Hello Talkどちらも無料で始めることができるので、自分に合うかまずは試してみてはいかがでしょう。

3.日常生活での英語インプットを増やす

たとえ日本では英語が外国語であったとしても、その中でいかに日々英語に触れる努力をするか、ということも大切です。

仕事もプライベートもほぼ日本語環境という場合でも、工夫しだいでインプット量はどこまでも増やすことができます。

実践例1)Netflix、Amazon Primeなどでドラマや映画を見る際は英語音声・英語字幕で

たとえ日本の作品であっても、グローバル配信されているものは、音声や字幕を英語に切り替えることが可能です。音声は日本語、字幕は英語にすると、どう訳しているのかの勉強にもなります。

実践例2)YouTubeの無料英語学習素材を活用する

YouTubeには、英語学習系YouTuberが人種・国籍を問わずたくさんいます。中にはネイティブが学習者のリスニング力アップのために、長時間おしゃべりをしたり、聞き取りのポイントを解説してくれる動画も多くあります。

中でもSpeak English with Vanessa はアメリカ人英語ネイティブのVanessaさんによる登録者数538万人(2023年8月時点)の人気チャンネル。学習者のレベルやニーズに合わせて500本以上の練習動画を無料で提供してくれています。

実践例3)家事の合間も英語耳を鍛える

掃除や料理をしている間も、耳を使うことはできますよね。

BBCCNNといった大手の海外ニュースはYouTubeや公式サイトから日本でも無料で視聴できます。NHK World JapanもWebサイトやアプリで日本のニュースを多言語で配信しています。

一度英語で概要を抑え、それから日本語で理解を深めるというのも一手です。日々のニュースチェックの習慣に英語を取り入れてみましょう。

実践例4)お家ストレッチ・筋トレも英語で

自宅でストレッチや筋肉トレーニングをする時も、日本人ではなく英語ネイティブのヒットネス系YouTuberの動画を使うのがおすすめです。

トレーニング系の語彙はもちろん、褒める・励ますといったポジティブな英語表現も多く登場するので、英会話でも使える表現を覚えることもできますよ。

例えばMadFit は登録者数816万人(2023年8月時点)のカナダの人気フィットネスYouTubeチャンネルです。ステップごとに丁寧に動きを示しながら英語で指示を出してくれるので、「英語でわかるかな」と不安を覚えることなく取り組むことができます。

これらの実践を通じて、生活の中でたくさんインプットしたら、自主的にアウトプットしてみることも大切です。

お風呂の中で今日の出来事を口に出したり、自分で自分に一問一答したり、3行で良いので英語で日記を書いてみるといったことも効果的でしょう。

4.オンライン英会話学習の活用

自主学習だけではなかなか継続しづらい、という方には英会話のレッスンを定期的に利用するのがおすすめ。

スクールに通うのももちろん良いですが、オンライン英会話であれば通学時間0分でいつでも、どこでも自分のスケジュールに合わせてレッスンを利用できるのが強みです。

一人での学習ではなく画面の向こうに教師がいて、褒めたり励ましてくれることで、モチベーションの維持にも繋がります。

また、オンライン英会話という有料学習サービスに自己投資することで、その分「しっかりやらなくては!」という意識も芽生えるでしょう。

関連記事:オンライン英会話が怖い方へ。対処法5選をご紹介!

5.苦手意識克服の強い味方!コーチング

アプリ、YouTube、オンライン英会話といった学習素材やツールは多々あれど、忙しいビジネスパーソンが仕事のかたわら、自身の英語学習を管理するのはなかなか大変です。

また、学習に行き詰まった時に、相談できる先が欲しいところ。

そこでビジネスパーソンにもおすすめなのが、短期集中型で英語力を引き上げるためのプログラム「Boost Coaching」です。

「Boost Coaching」はQQEnglishが、日本人ビジネスパーソン向けに構築した100日間で成果を出すための特別プログラムになっています。

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英語学習コーチングの強み4点

JapaneseCunslutant
コーチングの強みとは具体的にはどのような点が挙げられるのでしょうか。ここではQQEnglishの「Boost Coaching」を例に4つ紹介します。

1.完全オンライン完結型のレッスン・カウンセリング

Boost Coachingはレッスン・カウンセリング共に完全オンラインで学習が完結します。

スクールに通うのと異なり、通学時間がないため忙しいビジネスパーソンにとって貴重な時間を有効に活用することができます。

自宅・オフィス・出張先などどこでも学習が可能なため、場所に囚われることなく自分にとって最適な環境で学習を継続することができます。

2.受講前の無料カウンセリング

受講前には無料カウンセリングを受けることが可能です。

英語コーチングサービスが気になっている方や、英語学習についてお悩みがあるという方は、まずはぜひ無料カウンセリングを受けてみてくださいね。

3.厳選されたフィリピン人教師による50分×週6日のレッスン

Boost Coachingでは「カランメソッド」と呼ばれる英語学習法を利用します。

QQEnglishは日本で初めてのカランメソッドの正規認定校であり、オンライン英会話の形式でカランメソッドを受講することが可能です。

レッスンを担当するのはフィリピン人教師で、全員が正社員かつ、国際的にも権威のある英語教授法TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)を修了しています。

カランメソッドを用いた日本人への英語指導経験も豊富です。

カランメソッドについて詳しくはこちら:
カランメソッドの効果とは?日本初の正規認定校が解説

4.専任のコンサルタントによる日本語での学習管理・相談サービス

Boost Coachingではあなた専任のコンサルタントが、徹底した学習管理システムにより、学習者の学習進捗を徹底的に管理します。

学習者がサボったり、途中でやめたりすることがないようにしっかりとサポートしてくれるので安心して継続することができます。

関連記事:英語学習コンサルタントとは?期待できる効果やおすすめできる人を解説!

まとめ

Class 6 - Jones Silva - MFolder
日本人が英語に苦手意識を持つ主な要因、そしてそれを克服するための具体的な学習方法やサービスを取り上げました。

大切なのは「自分の弱点を認識し、日々の生活に英語学習を取り入れ、継続すること」です。

忙しい日々の中で、一人で強い意志を持ち学習を継続するのはそう簡単なことではありません。あなたの学習に寄り添ってくれる教師やコンサルタントがいれば、走り続けるのもきっと心強くなるでしょう。

特にQQEnglishのBoost Coachingはコーチングによる徹底的な学習管理サポートを通じ、学習者が途中で挫折することなく確実に成果を出せるように練られています。

あなたに合った学習サービスを上手に活用して、ぜひ苦手を克服し、得意へと変えていきましょう。

Ayaka Tanaka
執筆者

Ayaka Tanaka

QQEnglish編集部

東京外国語大学にて第二言語習得・英語教育を学んだ後、日本の大手教育出版社で約10年英語教材編集者として勤務。2022年4月オーストラリア ブリスベンへ移住、英文ジャーナル編集に従事。(TOEIC950 /英検1級)ツールとしてだけでなく、言語の背景にある文化や価値観の違いも含め、英語を学ぶ面白さ・奥深さを感じてもらえたら幸いです。

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