英語のgoとcomeの違いと意味!何が違うの?
どうも!QQEスタッフのReiです! 基本表現として勉強するgoとcome。単純に行くと来るだけで意味を覚えていませんか?
この覚え方をしていると大きな落とし穴があります。 Comeイコール来るではありません。時には行くと訳すこともあります。
そこで今回は、そんな簡単そうで少しややこしいgoとcomeの意味と違いを説明していきたいと思います。
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Go
「行く」と訳されるgo。 Goのイメージは「視点が置かれているところから離れて行く」というものです。 つまり、話の中心点から立ち去ります。
A:I’m going home now. (もう家に帰るね)
B:See you tomorrow. (じゃあまた明日ね)
この文ではAはBから立ち去って家に帰ります。視点が置かれている場所から離れていっているのでgoが使われます。
A:I’m going to New York next month. (来月にニューヨークに行きます。)
B: Sounds nice!(いいね。)
A:Do you wanna go get a coffee sometime? (時々コーヒー飲みに行きませんか?)
B: Sure.(もちろん)
Come
反対に“come” は視点が置かれている場所に向かっていくイメージです。つまり、自分が話している相手の いる(いた / いることになっている)所へ行く場合に「come」が使われます。
例えば、朝お母さんが下で朝ご飯の支度をしながら、子供に早く降りてきなさいと言ったとします。 その時の子供の返しとして、 I’m coming ! (今行くよ) と言います。
よく海外映画やドラマでこのシチュエーションを見にする機会があるのではないでしょうか?
今行くよ、と日本語で考えてから英語に直してしまうと、ついついgoingと言いたくなってしまうかもしれませんが、comeの使い方を思い出してください。自分の話している相手のところに行くときにcomeが使われるんですよね。
- May I come in? (入ってもいいかな?)
- Why don’t you come visit me? (遊びにこない?)
近づいている対象は、話者自身の場合もあれば、会話の相手でも可能です。そのため相手に自分の方に近づいてくるように提案する時もcomeです。
Comeとgo両方使える場合
話している相手と一緒に行動する場合は、goとcome両方使えます。 友達に一緒に買い物に行ってほしいと言われた時、「一緒に行くよ」と返答する場合二人は行動を共にしますよね。 なのでgoもcomeも使えます。
- I can go with you.
- I can come with you.
Comeとgo以外の行く
最後に紹介したいのは、comeとgo以外の行くという意味です。
head
ネイティブがよく使う表現です。Goをheadに言い換えて使われることも多いです。 基本はどこかの方向に「向かう」イメージ I’m going to Tokyo tomorrow. (明日東京に行きます)
→I’m heading to Tokyo tomorrow. (明日東京に行きます) 同じ意味でbe heading” の代わりに 「be headed」 が使われることもあります。
- Where are you headed? (どこへ行くの?)
- I headed home. (家に帰りました)
- I’m heading there now. (今そこに向かってます)
off to Offには「ある場所から離れて」、to には「〜に(行く・向かう)」というイメージがあります。 なのでgoの代わりにoff toを使うことができます。
Where are you going? =Where are you off to? (どこに行くの?)
- I’m off to work. (仕事に行ってきます)
まとめ
Goは視点から離れていく、立ち去るイメージです。 一方comeは視点に向かっている、近づいてきているイメージです。 日本語で覚えるのではなくイメージで覚えて、違いを理解しましょう。