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更新日:2023年12月15日

"refuse" "decline" "reject"の違いを学ぶ

こんにちは、QQEスタッフのReiです!皆様はいかがお過ごしでしょうか?

本日は、英語の「断る」についてよく使う「refuse」「decline」「reject」の違いを学ぶと同時に、例文で使い分けも学んでいきましょう。

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Refuse

こちらの「refuse」は3つの単語の中でも、よく見たり聞く機会のある単語ではないでしょうか。3つの中では真ん中の強さで「断る」を表す単語になります。

依頼や要求などを、「断る」「拒絶する」「辞退する」などの意味を持ちます。一般的には動詞での使用が主ですが、名詞で「ごみ」、「ガラクタ」や「廃物」なども意味もあります。

ではいくつか例文を見てみましょう。

 

・refuse a request.(要求を拒絶する。)

・He refused to discuss the question.(彼はその問題を論じようとしなかった。)

・I asked her to come, but she refused.(私は彼女に来るように頼んだが、彼女は来てくれなかった)

・kitchen refuse(生ごみ)

・a refuse bag(ゴミ袋)

 

Decline

「decline」は丁寧に断るといった意味合いがあります。そのため「拒絶する」などといった強い意味ではあまり使われません。

「decline」は「refuse」に比べて、穏やかに断るといった印象があります。そのため「断る」の他に「辞退する」といった使い方が好ましいです。

また、「decline」は物価などが「下落する」や、地位、勢力が「衰える」、「減退する」などといった下にさがって行くような印象の意味合いも含んでいます。名詞では「人生の末期」、「晩年」などの意味もあり、奥深い単語です。

ではいくつか例文を見てみましょう。

 

・She declined with thanks.(彼女は感謝を込めて断った。)

・I decline to accept.(私は受け入れることを断った。)

・A decline in the power of Europe.(ヨーロッパの勢力の衰微)

・A decline in the quality of employees.(従業員の質の低下)

・A (sharp) decline in prices.(物価の(急な)下落)

 

Reject

最後の単語「reject」ですが、本日の3つの「断る」の中で一番強い態度での「断る」を表す単語となっています。依頼や申し出をきっぱりと「断る」、「却下する」、「否認する」といった意味を持ちます。

志願者を「不合格にする」や人を「のけ者にする」など上から判断を下すような強い否定が含まれているので、使い方には注意です。

ではいくつか例文を見てみましょう。

 

・He rejected my offer of help.(彼は私の援助の申し入れを頑として受け入れなかった。)

・reject all imperfect merchandise.(完全ではない商品はみな取り除く。)

・The transplanted heart was rejected.(移植された心臓は拒絶反応にあった。)

・Reject applicants.(応募者を不合格にする。)

・He felt rejected after his sister was born.(彼は妹が生まれたあと愛情をかけられていないと感じた。)

 

まとめ

本日の3つの「断る」はいかがでしたでしょうか。「断る」の強い順に「reject」>「refuse」>「decline」という感じになりますね。

「refuse」「decline」「reject」を上手に使い分けて、よりレベルアップした英会話を楽しんで下さい。


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