“stay home” と “stay at home” はどうちがうの?
今月5日に発表された、「ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30選のひとつとして選ばれた「おうち時間/ステイホーム」。
instagramでは「#stayhome」で4789万件が投稿される(11/18現在)など、今年を代表する言葉になりました”Stay home”について、英語学習の観点でおさらいしたいと思います。
QQ Englishでは、公式ラインアカウントにて「英語に関する情報・お得なキャンペーン情報」を配信しています。この機会にぜひ登録を!
“stay home” と “stay at home” はどうちがうの?
“Stay home”だけではなく、”Stay at home”もよく見かけましたが、その違いはわかりますか?
「家にいる」という状態ではなくて「家にとどまりなさい」というニュアンスになりますが、どちらも正しいです。では、なぜ “at” が入ったり入らなかったりするのか、その違いを見てみましょう。
【”Stay home”の解説】
“Stay home” は “Stay at home” の前置詞 “at” を省略したものではありません。”Stay home” の “home” は名詞ではなくて「家に(家へ)」という意味の副詞です。
【”Stay at home”の解説】
動詞 の”stay” 、前置詞の “at”、そして名詞の “home” が並んでいます。”at” は場所を表すときに使われる前置詞でしたよね。なので、”at home” で「家に(家で)」を表しています。
また、”at home 〇〇〇”は形容詞で「在宅の〇〇〇」という意味で、新型コロナ対策の「外出禁止令」を”stay-at-home order”と表現されています。他にも「専業主婦、専業主夫」を表すときに “stay-at-home (mum/dad)” が使われたりもします。
その他、新型コロナウイルスを現す英語
以下はコロナウイルスについて話す場合に一緒に使えそうな表現となります。
・”wear a mask” (マスクを付けよう)
・”wash your hands” (手を洗おう)
・”cough into your bent elbow” (肘を使ってくしゃみを抑える)
・”open the window” (窓を開けよう)
・“self isolation” (自己隔離)
・”coronavirus” (コロナウイルス)
・”symptoms” (症状)
・”temperature” (熱)
おまけ “lockdown” の使い方
最後に、“lockdown” の解説です。こちらは「封鎖、封鎖する、閉鎖」を表すときに使われる英単語です。
建物や場所に人々が自由に出入りすることが許されていない状況、イメージとしては危険があるので出入りなどに制限がかけられていてその場所から自由に動けない、出れない入れないといったニュアンスです。
日本語で「都市や街などの封鎖」と言い換えられることが多いですが、英語では都市だけに限らないのです。都市・国・場所、どこでも “lockdown” の対象になるので「封鎖」と覚えておくといいと思います。
なお、フィリピンは3月から“lockdown”に突入しましたが、8か月経った今も“lockdown”継続中で、引き続き生活の一部が制限されています。
オンライン英会話でお気に入りのフィリピン人教師の方が見つかったら、“How is lockdown in Philippines?”と聞いてみて、現地のリアルな様子を教えてもらうのもいいかもしれませんね!