「料理」は英語で何という?調理方法の英語表現も一挙紹介!
料理に関する話題は、どの国の人とも気軽に話しやすい内容の一つです。
しかし、「料理」を表す単語はいくつもあり、シーンに合わせて最適なものを選ぶ必要があります。
この記事では、それぞれの単語が持つ意味合いや使い分け方などにも触れながら、詳しく解説していきます。
また、調理方法や料理の感想に使える英語も併せて紹介していきます。
様々な表現を学び、会話をより豊かにしましょう。
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料理を表す英単語はそれぞれどう使う?
料理という意味を持つ英語としては「food」や「meal」、「dish」などが挙げられます。
中でも「food」は、最も一般的なものと言えるでしょう。
「料理」の他、「食べ物」や「食品」などの意味を持っている言葉です。
また、動物が食べるものに対しても用いられており、その場合は「飼料」や「えさ」と訳します。
「food」の特徴は、調理をせずそのまま食べられる野菜や乳製品から調理済みの料理まで、幅広いものに対して使えるということでしょう。
中華料理や日本料理など、特定の国の料理を指す場合にも「Chinese food」や「Japanese food」などのように「food」を使って表します。
・I love Thai food.
(私はタイ料理が好きです。)
・This restaurant offers local food from the South of France.
(このレストランでは、南フランスの郷土料理を食べることができます。)
「meal」も料理に関する英語ですが、「食事」という意味合いが強いです。
「food」とは異なり、調理されていない状態のものに対して用いることはありません。
調理済みで、食べられる状態になっているものを指して使います。
イメージとしては、複数のお皿が並んでいるような、一食分の食事を表します。
・I am going out to eat a meal today to celebrate my birthday.
(今日は、私の誕生日をお祝いするために外食するつもりです。)
・After eating a meal, let’s discuss our plans for the day.
(食事をしたら、今日の予定について話し合いましょう。)
一方、「dish」はそれぞれの料理を表現したい場合に用いる英語で、「皿」や「食器」などの意味合いも持ち合わせています。
一つのお皿に盛りつけられた料理をイメージすると良いでしょう。
調理されているかどうかは関係なく、お皿に盛りつけられているかどうかが基準となってきます。
・Choose 3 main dishes to share with everyone.
(メインディッシュを3つ選んで、みんなでシェアしましょう。)
・That restaurant is gaining popularity because it has a wide variety of dishes for children.
(あのレストランは子供向けの料理が豊富なため、人気を集めています。)
「焼く」「茹でる」は英語で何という?調理方法の英語表現を紹介!
「cook」は「料理する」という意味を持っており、様々なシーンで使える英語です。
しかし、料理を作る際には、様々な調理方法を用います。
調理方法に関する英語も習得できれば、表現の幅をさらに広げられるでしょう。
ここでは、「焼く」や「茹でる」など、代表的な調理方法の英語表現を紹介していきます。
以下は、「焼く」という意味を持つ英語一覧です。
- roast:(オーブンなどで)焼く
- grill:(焼き網で)焼く
- toast:(トーストなどを)焼く
- bake:(パンやケーキなどを作るために)焼く
「roast」は、蒸し焼きや炙り焼きといった調理方法のことです。
長時間かけてじっくり焼くような場合に用いられます。
「grill」は強い火を使う調理方法で、焼き目を付けることが多いです。
なお、アメリカでは「grill」よりも「broil」という表現の方が一般的となっています。
・Now that we have the fire, let’s grill the meat.
(火がついたので、お肉を焼きましょう。)
・The grilled chicken she makes is the most delicious I know.
(彼女が作るチキンのグリルは、私が知っている中で最も美味しいです。)
「茹でる」という意味を持つ英語は、「boil」です。
「boil」は野菜やパスタ、卵などを沸騰させたお湯を使って調理することを指しています。
その他に、「boil」に関連する英語表現も合わせて覚えておきましょう。
- braise:蒸し煮する
- simmer:(沸騰寸前の温度で)煮る
- stew:(とろ火で)煮込む
「braise」は、油で炒めた後にとろ火で蒸し煮する様子です。
一方、「simmer」は沸騰させないようにしながら煮る方法で、ソースなどを作る際に使います。
「stew」は、時間をかけてゆっくり煮込むことを表す英語です。
・This stew is a masterpiece that has been stewed for three days.
(このシチューは、三日間煮込んだ自信作です。)
料理の感想を英語で表現してみよう!
料理の感想を英語で伝えられるようになると、会話の幅がグンと広がります。
英語で「美味しい」と伝えたい場合、一般的には「tasty」や「delicious」、「great」などを使うことが多いです。
反対に、「まずい」は「bad」と表現します。
「terrible」も「ひどい」という意味を持っており、「まずい」ことを伝えたい時に使える英語です。
また、「味が薄い」と表現したい場合は「plain(あっさりした)」や「no taste(味がしない)」などの表現を使います。
逆に、濃い場合は「rich」や「strong」などの英語を選びましょう。
・This dish is very delicious.
(この料理は、とても美味しいです。)
・I would like to add some seasoning to the chicken because the taste is plain.
(チキンの味が薄いので、何か調味料を加えたいです。)
まとめ:料理に関する英語表現をマスターしよう
この記事では、「料理」や調理方法に関する英語表現、そして料理の感想を伝える際に使える表現について紹介してきました。
食に関する話題は、国を問わず相手との距離を近づけてくれます。
状況に適した英語表現を使って会話することができれば、コミュニケーションがさらに良好なものになるでしょう。
様々な表現があるため、少しずつ知識を広げ、ぜひ使えるようになりましょう。
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