花の名前は英語でどう言う?花の英語ネームをまとめて公開【16選】
こんにちは、QQEスタッフのReiです!
お花は意外と話題にできますが、英語で何というのかほとんど知らないことが多いのではないでしょうか。身近にあるけれど何と言うか分からないお花の英語を、季節ごとに紹介します。
QQ Englishでは、公式ラインアカウントにて「英語に関する情報・お得なキャンペーン情報」を配信しています。この機会にぜひ登録を!
春のお花
1.サクラ「cherry blossom(s)」
日本のお花といえばこれ!と思い浮かぶ花かもしれません。桜並木が一面満開になっているのは圧巻です。一つの木に複数の花がつくため、通常複数形で使います。
また、「blossom」という単語はそれだけで「花」という意味なので、直訳すると「さくらんぼの花」となります。サクラを知らない方には少し説明が必要かもしれませんね。
・In Japan, a lot of cherry blossom trees are in full bloom in April.(日本では、四月にたくさんの桜が満開になります)
2.チューリップ「tulip」
チューリップといえばオランダというイメージがあるのは私だけでしょうか。
一面にチューリップが咲いているチューリップ畑、、、だけではなく、チューリップの球根に対して異常な高値が付けられたチューリップバブルのお話も思い出します。
かわいらしい花とカラフルな色、そして球根も魅力的です。
3.カーネーション「carnation」
母の日といえばカーネーション、カーネーションといえば母の日と言っても過言ではないほどのお花ではないでしょうか。アメリカのウエストヴァージニア州から始まったこの文化は日本にも根づいています。
実はQQ Englishでも母の日のスペシャルレッスンを実施しています。
4.タンポポ「dandelion」
黄色い花がなんともかわいらしく、そして綿毛を見るとつい吹きたくなります。タンポポは人間にふーっとしてもらうためにあのようなかわいらしい綿毛をつけるようになったのではないかと思うほどです。
しかし英語では「lion」という勇ましい単語が入っています。これはどうやら語源のフランス語で「ライオンの歯」という意味で、見た目がライオンの歯に似ているからとのこと。
言われてみれば実はギザギザしているお花ですが、国によって捉え方が異なる良い例ですね。
夏のお花
5.アジサイ「hydrangea」
英語ではなんだか難しい単語になります。語源はギリシャ語のhydro(水)とangeion(容器)らしいですが、まさに梅雨時に咲く花としてはぴったりな印象です。
漢字で書くと「紫陽花」となりとても読めたものではないので、英単語を難しいとは言えないかもしれないです。
6.ヒマワリ「sunflower」
日本人が単語から連想しやすいお花第一位ではないでしょうか。
お花が綺麗なだけではなく、種も美味しい。それはいつも太陽の方を向いて栄養を吸収するからかもしれませんね。
7.アサガオ「morning glory」
gloryは栄光や名誉という意味の英単語です。つまり直訳すると「朝の栄光」となります。朝に元気に咲き誇る一方で、その時間が過ぎるとすぐにしぼんでしまう。
栄光があれば衰退するという深い意味も込められた名前かもしれません。
8.サルビア「salvia」
学校の花壇に植えてある真っ赤なお花には蜜がある。小さい蟻と格闘しながら吸ってしまう。これが幼いころの常識だったのは私だけでしょうか。
夏の花に分類しましたが実は11月まで咲き続けるそうです。
秋のお花
9.コスモス「cosmos」
綴りだけを見ると日本語と同じ発音を想像するのですが、実は一つ目の「ス」は「ズ」と読みます。
そしてお花の名前だけではなく宇宙という意味もある、ちょっとややこしい単語です。
10.ヒガンバナ「cluster-amaryllis / spider lily」
お彼岸の頃に咲く花だということで簡単に名前を覚えられたこの花ですが、同時に毒があるということでちょっと怖い印象もありました。
別名の「曼珠沙華」の方が何となくカッコよくてそちらで覚えようとしていた記憶があります。
英語では一つの単語ではなく、組み合わせて表されるお花です。
11.キンモクセイ「fragrant olive」
「秋になると良い香りがする木」と覚えています。oliveは身近な植物ですが、そこに「良い香りのする」というfragrantをつけることでキンモクセイを意味します。これはオリーブがモクセイ科に属するからだそうです。
12.キク「chrysanthemum」
サクラと並ぶ日本を代表するようなお花ではないでしょうか。単語を見ただけでは全く発音がイメージできません。
ギリシャ語で「黄金の花」意味する単語が語源だそうですが、しっかりと手入れされて大きく美しく育ったキクの花は確かに見事の一言です。
実は50円玉に描かれているのはなかなか気づかないかもしれません。
・Chrysanthemum is depicted on Japanese 50 yen coins.(菊は日本の50円硬貨に描かれています)
冬のお花
13.ツバキ「camellia」
見た目が綺麗なだけではなく油の原料にもなるお花で、パッと思いつく物が少ない冬のお花の中でも存在感があるように思います。一方で花がポロっと落ちるのも印象的で、お見舞いには避けた方が良いというお話と一緒に記憶しています。
14.シンビジウム「cymbidium」
ランの一種であるシンビジウムは、植木鉢で育てられることからあまりスペースが無くとも育てられる身近なお花ではないでしょうか。寒さに強いと良く言われますが、暑さには弱いので夏を乗り切るために生産者の方は高冷地に移動させる「山あげ」という手法を用いるとのこと。
栽培方法が多様化してほとんどのお花が1年を通して見られるようになっていますが、どのようにして育てられているかを知るとより楽しめるかもしれませんね。
15.ウメ「Japanese apricot」
私は正しい単語を知るまで、ずっと「plum(プラム)」だと思っていました。しかしplumはスモモを意味するらしく、例えば「Japanese plum」と検索してみてもドンピシャで梅が出て来ることはありません。「Japanese apricot」が梅なら、Japaneseではないアプリコットはどういったものなのか。それもまた新しい気づきに繋がりそうです。
16.ポインセチア「poinsettia」
シンビジウムと同じく植木鉢で準備できるのがお手軽です。
まとめ
ほとんど単語の紹介で例文が少なくなってしまいましたが、お花の名前にはなかなか特徴的なものが多くあります。
覚えやすいもの、逆にとても難しいものと様々なので、ぜひ上記以外にも調べてみてください。