「どれくらい時間かかる?」って英語でどういうの?
こんにちは! QQEスタッフのReiです! 最近はどこにも出かけられていませんが、その分時間に関する感覚が変わってきたように思います。
家で過ごしていると、気づけばあっという間に一日が終わっています。
自分のことなら何かをするのにかかる時間は大体分かるのですが、人と一緒に進めていくときには相手の進捗を把握しないとスケジュールがうまく組めませんよね。
特に家にこもって他の方とはメッセージでやり取りをするようになってから、自分だけではない周りの動きの把握はとても大事だと改めて感じます。
このような時に使える「どれくらい時間かかる?」を英語で聞きたい時の表現をご紹介します。
- 基本形:How long does it take~?
所要時間を聞きたいときには、この表現を使います。takeの後に来る表現を変えることで、数多くの場面に対応することができます。
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ある地点から別の地点までの移動にかかる時間を聞きたい時
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- How long does it take from A to B? 「A地点からB地点まで行くのにどのくらいの時間がかかりますか」 移動手段、時間ともにお互いに分かっているのであればこの尋ね方で問題ありません。 例文)
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- How long does it take from your house to our office? 「あなたのお家からオフィスまでどれくらいかかるの」 It takes about 30 minutes. 「だいたい30分くらいです」 質問をされている人がオフィスまで来ている方法は聞かれていません。
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- 徒歩、自転車、バス、電車、自家用車などいろいろ有りますが、とにかく「通勤時間」を聞きたい場合です。 しかし一方で、いつもは電車だけれど物を運んでもらうために車で来てもらうこともあるでしょう。その場合はこのように聞きます。
- How long does it take by car from your house to our office? 「あなたのお家からオフィスまで車でどのくらいかかるの」 It takes about 15 minutes by car. 「車だとだいたい15分くらいです」 「take」と「from」の間に
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「by+移動手段」
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- を入れます。この「by+移動手段」は文末でも通じます。 移動に複数の手段が考えられる場合など、選択肢が多くて相手が返答に困るような場合は、あらかじめ手段を限定して聞きましょう。
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- How long does it take by plane from Tokyo to Fukuoka? 「東京から福岡まで、飛行機でどのくらい時間がかかりますか」
- How long does it take by Shinkansen from Tokyo to Fukuoka? 「東京から福岡まで、新幹線でどのくらい時間がかかりますか」 It takes about 5 hours
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by Nozomi
- from Tokyo to Fukuoka. 「のぞみだと約5時間ほどです」 新幹線にも種類があるので、byの後をより具体的な選択肢に置き換えていることが分かります。
ある動作の完了までにかかる時間を聞きたいとき
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- How long does it take to + 動詞 ? 冒頭に出てきた、誰かにお願いした仕事がいつ終わるかを聞いてみましょう。
- How long does it take to finish the task? 「その仕事はどれくらいの時間で終わりそうですか」 I think it takes 2 hours to finish it. 「2時間で終わると思います」 「take」の後に
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「to+動詞」
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- を続けることで、ある動作が完了するまでにかかる時間を聞くことができます。何かを習得するといった長い時間がかかるものでも問題ありません。 例文)
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- How long does it take to speak English well? 「英語をうまく話せるようになるにはどれくらい時間がかかるでしょうか」 しかしこれには個人差があります。もし相手の方の個人的な経験を聞きたいのであれば、もう一単語足しましょう。
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- How long did it take you to speak English? 「あなたは英語を話せるようになるまでどのくらいかかりましたか」 It took me a year. 「私は1年かかりました」 「take」の後に「人(you)」を追加することで、動作を行う人を限定できます。
- そして今回の場合は既に「英語を話せる人=英語を習得『した』人」に聞いているので、過去形を使用しています。
人を限定することによる表現の広がり
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- 前項で述べた通り「take」の後に人を入れることで、動作を行う人について言及できます。
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- 1つ目の項目で紹介した移動にかかる時間は一般的な手段での所要時間について話していますが、ここに人の要素が含まれるとまた違った意味が生まれてきます。 例を見てみましょう。 例文)
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- How long does it take from your house to our school by bicycle? 「自転車で家から学校までどのくらいかかるかな」
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- How long does it take you from your house to our school by bicycle? 「君なら、自転車で家から学校までどれくらいで着けるかな」 1つ目の文章では一般的な自転車での移動について聞いています。この場合、Googleマップ等で調べた所要時間を知りたいのでしょう。
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- 一方で2つ目の文章になると、話し相手の場合という特殊なケースについて聞いています。話している相手は恐ろしく自転車を漕ぐのが速いのでしょうか。あるいは近道を知っているのでしょうか。特別な何かがあるのではないかと想像できます。
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- 動作を完了する場合も見てみましょう。
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- How long does it take to pass a driving test? 「運転免許試験に合格するにはどのくらいの時間がかかるでしょうか」
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- How long does it take me to pass a driving test? 「私が運転免許試験に合格するにはどのくらいの時間がかかるんだろう」 1つ目の表現だと、自動車学校のパンフレットのよくある質問に出てきそうな、いわゆる一般的なお話に見えます。
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- しかし2つ目になると、なんだか悲壮感すら感じませんか。どうしても運転に対して苦手意識があり、何度も試験に落ちてしまっているかのようです。
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- 人を限定して質問をしなくとも意味が通じることの方が多いのですが、あえて限定する表現にすることで意図していることを誤解なく伝えることができます。
- このような表現も覚えておいて損はないかもしれません。
不確定な未来の聞き方
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- 電車や飛行機で移動するなら、時刻表があります。もちろん遅れることは有りますが、所要時間はある程度決まっていて読みやすいものです。
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- しかし、例えば高速バスならどうでしょうか。あるいは自家用車での移動を考えてみましょう。道路は渋滞が発生すると一気に所要時間が増えます。これは一般論では語れない内容です。
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- このような不確定の未来について質問する表現も合わせてご紹介します。
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- How long will it take from A to B / to~? 時間が読めない場合は「does」の代わりに「will」を使用します。 例文)
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- How long will it take me by car from here to your place on Saturday? 「土曜日にあなたのところまで車で行くとしたらどれくらいかかるかな」
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- Well… It might take more than 3 hours. 「うーん……おそらく3時間以上はかかるんじゃない」 先日、新しくリモートワークを始める社員のところへ機材を持って行きました。
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- あいにく余っていたのがデスクトップパソコンしかなく、しばらく会っていなかったということもあって車で運ぶことにしたのですが、どのくらいの時間で着けるのか全く検討がつきません。
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- その日は大雨という予報も出ており、ただ土曜日の日中という要素だけではなく天気や使用する道路の状況、更には私自身の体調についても考慮したうえでの時間の予測が必要でした。
- 全く想像もできない状況だったので、このような場合はdoesではなくwillを使うことになるでしょう。
まとめ
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- 疑問詞「How」を使った表現は、「How」単体だけではなくその後に単語を続けることで様々な表現が可能になります。
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- よく使う「How much」や「How many」もそうですが、一つ例文を覚えるだけで型が身に付き、単語の入れ替えだけで色々な場面に通用する表現となります。
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- 今回ご紹介した「How long does it take~?」は時間という常に意識しないといけない要素について聞けるので、大変便利です。
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- 個人的な感覚ですが、リズムが良く、一度覚えてしまうとつい口から出て来る表現だと思っています。ぜひ皆さんも使ってみてください。 ちなみにこの記事を書き上げるまでに何度も他にやるべき仕事が増えました。
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- How long will it take me to complete this article…? 「この記事を書き上げるまでにどれくらいかかるんだろう……」 この文章が何度も頭に浮かんでいました。すべては調子に乗ってこんなに長くしてしまった自分が悪いのですが……。
- それでは、長文にお付き合いいただきありがとうございました!