「昔話」って英語でどういうの?

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更新日:2024年11月4日

「昔話」って英語でどういうの?

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こんにちは、QQEスタッフのReiです!

「むかーしむかし、あるところに・・」から始まる日本人にとっておなじみの”昔話”ですが、英語ではどのような表現をするか知っていますか?

今日は、子供も大人も楽しめる”昔話”に関する表現や、アメリカやイギリスの作家が描いた英語の児童書に関連する表現をご紹介致します。

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「昔話」の呼び方

日本では「昔話」や「おとぎ話」「民話」と称されますが、英語では以下のように表現します。

・Old tale(昔ばなし)
・Folk tale(民話)
・Fairy tale(おとぎ話)

ちなみに、”Folk tale”の”folk”は「民族、人々の」といった意味があります。”folk song”(民衆音楽)、”folk art object”(民芸品)、”folk dance”(民族舞踊)等で用いられていますね。

また、”Fairy tale”(おとぎ話)の”fairy”は「妖精」の意味を持つ単語です。そこから派生して、「子ども用の自転車」のことを”fairy cycle”と呼んだりするそうです。

「むかしむかーし、あるところに…」は何と言うの?

昔話といえば、そう、やっぱりこのフレーズから始まりますよね。この言葉、英語ではどう表現するかご存知ですか?実は、この言葉はこの数年では人気テーマパークのイベント等でも使われています。

答えは”Once upon a time..”です。

・Once upon a time there lived a beautiful princess.(昔々あるところに美しいお姫さまが住んでいました。)

日本の昔話を英訳すると…

古くから私たちが親しんできた、日本古来の昔話について、英語に訳すとどんなタイトルになるのでしょうか?代表的なものからご紹介致します。

注):日本の昔話の英訳は複数パターン存在しますが、ここでは、その中でもポピュラーなものをご紹介致します。

・The grateful crane(つるの恩返し)
・Granpa flower bloom(花咲かじいさん)
・The Child Gods(かさじぞう)
・The bomboo pincess(竹取物語)

ちなみに、桃太郎、浦島太郎、金太郎といった昔話のヒーローたちは、英訳されてもそのまま”Momotaro”, ”Urashimataro”, “Kintaro”と名前のタイトルのままのようです。

「花咲かじいさん」は名前ではなかったのですね(笑)。日本の昔話の英訳版のタイトルは、かえって本来の物語の趣旨がより明瞭に示されているように感じられますね。

「竹取物語」は、英訳することで主人公が”竹取の翁”から”かぐや姫”に取って代わってしまっていることも趣深いです。

大人も子どもも楽しめる英語の児童書

イギリス版の昔話や民謡は「マザーグース」が有名ですが、今日は、子どもだけではなく大人も楽しめる、アメリカやイギリスの作家が描いた絵本、児童書を紹介致します。

【Where The Wild Things Are / 作:Maurice Sendak 】

この作品は実写化もされているのでご存知の方も多いかもしれません。日本語版は「かいじゅうたちのいるところ」と訳されています。

タイトルにある”wild”は「野生の」という意味以外にも「過度のいたずらをする」という意味があります。主人公のマックス君は度が過ぎたいたずらっ子でお母さんに叱られてばかり。

ある日、そんなwild盛りのマックス君が迷い込んだ不思議な世界、そこには”The Wild things”(かいじゅうたち)が住んでいたのでした・・・。

【The happy prince / 作:Oscar Wilde】

物語の終盤、”Bring me the two most precious things in the city,…” (この町で一番大切なものを二つ持ってきなさい。)と神様が天使に指示します。

そして、”The Angel brought him the leaden heart and the dead bird. ”(天使は神様に、[幸福の王子のものであった]鉛の心臓とつばめの亡骸を運びました。)と続きます。

”The living always think that gold can make them happy.” (生きている人々はいつもお金さえあれば幸福になれると思っている。)という感慨深い表現が含まれた児童書です。

是非、英語の原文で読み解いてみてください。幸せの定義や価値観について考えさせられる、どの時代でも直面する普遍的なテーマを題材にした作品です。

 

まとめ

英語で「昔話」を語るためには、まずは日本語できちんと古来の文学を読み返したいものですね。独自の表現で美しい日本語を英訳してみるともっともっと英語のスキルアップに繋がるかも。

昔話だけではなく、シンプルな表現を使っている日本語の絵本や児童書を英訳してみるのも面白いかもしれません。ぜひチャレンジしてみてください。

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