英語の「丁寧表現」について
こんにちは、QQEスタッフのReiです!今回は、英語の【丁寧表現】についてまとめてみました。
日本語でもたくさんの言い回しがありますが、英語もしかり。例文を踏まえてご紹介していきます。
会話でよく使われる、丁寧なひとこと
まずは会話の中で必ずと言って良いほど使うワードの丁寧表現から。
「なに?」 ” What ?” → ”Sorry?”/ ”Excuse me?” /” Pardon?”
「いいよ」”OK.”→ ”Certainly”/ ”Sure.”
「すみません」”Sorry.” → ”My apologies.”
「本当?」”Really?” → ”Is that so?”
「ありがとう」”Thanks.”→ ”I appreciate it.”
「待って」 ”Wait.” → ”Can you hold, please?”
「そう思います」”I think so, too.” → ”I agree with you.”
「〜したい」”I want to ~” → I would like to ~.”
ついつい、 ” What ?”と聞き返してしまう方も多いのではないでしょうか。 ” What ?”は、だいぶRude(不作法)です。聞き返すときは”Sorry?”または” Pardon?”に変えてみましょう。
人に尋ねる時の丁寧フレーズ
何かを人に尋ねる時、What, Where~を冒頭に使ってる方、いますよね。もちろん意味は通じます…ですが、丁寧な表現の例文を見てみましょう。
Where is the bathroom? → Could you tell me where the bathroom is? (トイレがどこにあるか教えていただけませんか?)
What is your cell phone number? →May I have your cell phone number? (携帯の番号を教えてもらってもよろしいですか?)
Tell me the way to the station. →Could you tell me the way to the station? (駅への道を教えてもらってよろしいですか?)
Can I smoke? →Would you mind if I smoke? (煙草を吸ってもよろしいですか?)
どちらの言い方でも意味は通じますが、Pleaseが無いのはもちろん、いきなり冒頭にWhat, Whereを使うと少し乱暴な聞こえ方になってしまいます。
例文のように、Would, Could, May I ~? 等、1センテンスをいれて見るようにすると丁寧な表現になります。
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そこで出てくる疑問が1点。“Could you 〜” と “Would you 〜” はどう違うんでしょうか。
何となく使ってる方も多いと思います。しかし、“Could you ~?” と “Would you ~?” どちらも丁寧な表現になりますが、実は微妙にニュアンスが違います。
“could” と “would” はそれぞれ “can” と “will” に過去時制を用いて丁寧にしたものです。
“can” には「可能、~できる」という意味が含まれ、will には「~する意思がある」という意味が含まれています。つまり…
“Would you~?” は「相手がする意思があるかどうか」を尋ねている、“Could you~?” は相手の意思を聞いているのではなく「可能かどうか」を尋ねているということになります。
“Would you~?” には「~してくれる意志があるよね?」というニュアンスが含まれていますが、“Could you ~?” にはそれがないため、“Could you ~?” の方がより丁寧度が高いと位置づけられています。
まとめ
“Could you 〜” と “Would you 〜” の違いもわかり、これで皆さんもワンランク上の英会話ができるようになりましたね。
丁寧な対応をされると嬉しいのはどこの国でも一緒です。みなさんも積極的に丁寧な表現を使っていきましょう。