「甘やかす」って英語でなんていうの?
こんにちは、QQEスタッフのReiです!
「子供を甘やかす」や「ご褒美で自分を甘やかす」など、日常会話でもよく耳にしますが、英語では、どのように表現するのでしょうか。
今回は「甘やかす」について解説していきます。場面によって、表現方法も異なるので、しっかり使い分けられるように覚えていきましょう。
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表現パターン1「Spoil」
私たちが「甘やかす」という意味として一番よく使うのが、「Spoil」かと思います。
Spoilには「~をダメにする」という意味を持ち、食べ物などの状態がダメになるという表現で頻繁に使われますが、人に対して使う場合、「甘やかす」という意味になります。
躾(しつけ)として、甘やかしてばかりいると、「わがままになってしまって、その人をダメにしてしまう」というイメージです。
ですので、子供や恋人を甘やかす時に使われる事が多いです。
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- He’s an only child and he has been spoiled by his parents.
彼は一人っ子で親に甘やかされて育った。
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- Don’t spoil my daughter too much.
うちの娘をあまり甘やかさないでください。
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- I want a boyfriend who spoils me.
- I want a boyfriend who spoils me.
甘やかしてくれる彼氏がほしい。
表現パターン2 「Indulge」
「Indulge」には”自分へのご褒美”というニュアンスで「人を甘やかす」意味を持ちます。
特に食べ物や飲み物などで贅沢する場合に頻繁に使われ、高価なものをを食べたり、カロリーを気にせずに食べるなど、「食欲を満たす事によって甘やかせる」という意味合いになります。
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- Finally, I succeeded diet I succeeded in dieting! So, I will indulge myself with all-you-can-eat buffet today!
ついにダイエットに成功したの!だから今日は食べ放題ビュッフェで自分を甘やかせるの!
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- She indulged herself with delicious donuts.
- She indulged herself with delicious donuts.
彼女は美味しいドーナツで自分を甘やかした。
表現パターン3 「Pamper」
「Pamper」は、「indulge」と同じように”贅沢をして甘やかす”という意味ですが、少しニュアンスが異なります。
「indulge」が「食べ物や飲み物で自身を甘やかす」という意味に対して、「Pamper」は「贅沢なサービスによって甘やかす」というイメージです。
例えば、楽をする為に送迎サービス頼んだり、マッサージを受けて贅沢をするといった、心地よいサービスを受ける場面などで使用するのがピッタリです。
ちなみに、オムツのパンパース(Pampers)の名前の由来は、「甘やかす」「ほしいままにさせる」が転じて「大事に育てる」という意味から来ているそうです。
このように、「甘やかす」という表現だけでなく、「相手をもてなす」や「相手を大事にする」というようなニュアンスもあり、決してネガティブな意味だけではありません。
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- I often pamper myself with massage service on my weekend.
週末はよくマッサージで自分を甘やかします。
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- He pampered his wife with a hot spring tour of Oita prefecture.
彼は大分の温泉ツアーで妻を甘やかした(もてなした)。
まとめ
「甘やかす」という意味の単語を3つの紹介しました。
Spoil=躾として甘やかす(ネガティブな場合が多い)
Indulge=食べ物や飲み物で甘やかす(もてなす)
Pamper=サービスで甘やかす(もてなす)
「甘やかせる」というとネガティブな印象を受けやすいですが、甘やかせる事は悪い意味だけではなく、「相手をもてなす」、「欲求を満たして自分や相手を大事にする」という事でもあります。
自粛期間中でストレスが溜まりやすい時期なので、たまには、存分に自分を甘やかしてみるのも良いのではないのでしょうか?