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更新日:2023年6月7日 英語でどういうの?

「社会」は英語でどう言う?会話でよく使われる社会に関する表現も紹介!

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「社会」という日本語は、明治時代の初期に「society」の訳語として使われるようになった言葉だと言われています。

学校でも職場でも、この言葉を使わない日はないのではないかというくらい使用頻度の高い言葉です。

しかし、「社会」と言ってもその言葉が指す対象は広く、英語ではシチュエーションに応じていくつかの単語を使い分けなくてはなりません。

この記事では、英語における「社会」という言葉の表現について詳しく解説します。

 

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色々な「社会」の表現を覚えよう!

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日本語で「社会」と言う際には、主に3つの意味があります。

私たちが生きる場所や関係性としての「社会」、共同体としての「社会」、そして学校教科としての「社会」です。

それぞれ英語ではどのように表現するのか、詳しく解説します。

 

私たちが生きる「社会」

私たちが生きる「社会」は、英語にすると「society」です。

「society」は人々が共同生活を送る組織的な体制やシステムを指す名詞です。

この言葉は、社会のほかに「世間」や「人間関係」、といった意味も含まれます。

例えば、「地域社会」や「原始社会」、「上流社会」などです。

また、同一の宗教や趣味、職業などで結成された団体や組合を意味することもあります。



「society」を用いた例文としては、次のようなものが挙げられます。

Education plays a crucial role in shaping the future of society.
(教育は社会の未来を形作る上で重要な役割を果たしています。)

The well-being of individuals is closely intertwined with the overall health of society.
(個人の幸福は、社会全体の健康と密接に関連しています。)

A strong sense of community is essential for a harmonious society.
(調和のとれた社会には、強い共同体意識が不可欠です。)

 

共同体としての「社会」

共同体としての「社会」を意味する英語は「community」です。

この言葉は、特定の地域やグループ内の人々が共に生活し、関係を築いている社会的な集まりを指します。

また、共通の利益や目標を共有し、協力し合う人々の集まりを表現する場合にも使われます。

例えば、「地域社会」や「近隣の住民との関係」、「特定の職業や関心を持つ人々のグループ」、「オンラインコミュニティ」などです。

「community」と「society」はよく似た言葉ですが、示す範囲が異なります。

一般的に、「community」は小さな範囲での集団や関係を指す言葉です。

メンバー同士の相互作用や共同活動を強調した表現だと言えます。

一方、先ほど紹介した「society」はより広範な組織やシステムを指す言葉です。

人々が共同生活を送る社会全体の機能や構造を表現しています。



「community」を用いた例文には、次のようなものが挙げられます。

The local community came together to organize a charity event for the homeless.
(地元のコミュニティは、ホームレス支援のためのチャリティイベントを共同で企画しました。)

The online gaming community provides a platform for gamers to connect and share their experiences.
(オンラインゲームのコミュニティは、ゲーマーがつながり、自分の経験を共有するためのプラットフォームを提供しています。)

Our neighborhood community has a monthly gathering to discuss local issues and initiatives.
(私たちの近所のコミュニティでは、地域の問題や取り組みについて話し合うための月次の集まりがあります。)

 

学校教科の「社会」

学校教科としての「社会」や「社会科」を意味する言葉は「social studies」です。

「social」は、社会の、社会的な、という意味の形容詞です。

「studies」は名詞で勉強を意味します。

つまり、「social studies」は「社会の勉強」、というわけです。

日本の「社会」や「社会科」と海外の「social studies」は、基本的には社会に対する理解を深めることを目的とした教科、という意味で同じものです。

ただし、国や場所によって、細かな点では教えられる内容などが異なる場合もあります。



「social studies」を用いた例文としては、次のようなものが挙げられます。

Social studies is an academic field that studies human social behavior and the functioning of society.
(社会科学は、人間の社会的行動と社会の機能を研究する学問分野です。)

I am majoring in social studies at university.
(私は、大学で社会科学を専攻しています。)

Social studies include subjects such as economics, political science, and anthropology.
(社会科学には、経済学、政治学、人類学などが含まれます。)

 

「社会」が使われている関連表現を紹介!

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そのほか、「社会」という言葉は様々な言葉と共に使われています。

 

例えば、学校で「社会科見学」に行ったことがある、という人も多いでしょう。

この言葉は、英語では「field trip」となります。

例文は次のとおりです。

I went on a field trip to the museum.
(私は社会見学で美術館に行きました。)



近年耳にする機会も増えてきた「社会不適合者」という
言葉を英語で言うと「social misfit」です。

例文としては、次のようなものが挙げられます。

Sarah always felt like a social misfit in school, struggling to find her place among her peers.
(サラは学校で常に社会的にはみ出し者であり、仲間の中で自分の居場所を見つけることに苦労しました。)

 

また、「社会に出る」ことは英語では「enter society」や「join society」になります。

日本語では「出る」と表現しますが、英語では「入る」になるので注意が必要です。

例文としては、次のようなものがあります。

She decided to enter society after finishing her studies.
(彼女は学業を終えた後、社会に出ることを決めました。)

 

ニュースなどで「社会情勢」という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。

この言葉は英語だと「social situation」になります。

例文は以下のとおりです。

The current social situation in the country is marked by increasing inequality and political unrest.
(現在の国内の社会情勢は、ますます拡大する不平等と政治的な不安定さによって特徴づけられています。)

 

また、最近話題になっている社会に関する言葉といえば「持続可能な社会」です。

この言葉は、英語では「sustainable society」です

例文は次のようになります。

Our goal is to work towards building a sustainable society that balances environmental conservation, social equity, and economic development.
(私たちの目標は、環境保護、社会の公正さ、経済の発展をバランス良く実現する持続可能な社会の構築に向けて取り組むことです。)

 

同じく、「脱炭素社会」という言葉も昨今ニュースでよく取り上げられるキーワードです。

この言葉の英語訳は「decarbonized society」になります。

例文は次のとおりです。

The transition to a decarbonized society requires a shift towards renewable energy sources and a reduction in greenhouse gas emissions.
(脱炭素社会への移行には、再生可能エネルギーへの転換と温室効果ガス排出量の削減が必要です。)

 

これらの問題を解決して「社会貢献がしたい」と考えている人も多いですよね。

「社会に貢献する」を英語で言うと「contribute to society」です。

この言葉を用いた例文には、以下のようなものがあります。

The company aims to contribute to society through various sustainability programs.
(その企業は、様々な持続可能性のプログラムを通じて社会に貢献することを目指しています。)

 

まとめ:英語における「社会」のそれぞれの言葉の違いをしっかり把握しよう!

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「社会」という日本語を英語に訳す場合には、「society」「community」「social studies」という3つの言葉が考えられます。

日本語に訳すとどれも同じ「社会」ですが、それぞれ意味する事柄が異なります。

その違いをしっかり把握しておきましょう。

それぞれの言葉の違いを理解しておけば、英語でニュースを見たり新聞を読んだりする際にも役立ちます。

 

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Haruka Matsunaga
監修者

Haruka Matsunaga

QQEnglish編集部

言語オタクのHarukaです! 私は日本にいながらにして、英語・広東語・中国語・韓国語を習得しました。英語の資格はTOEIC955点と英検準1級を取得しております。 言語の壁がなくなることで見える世界が大きく広がることを私自身経験してきたので、分かりやすくタメになる記事をお届けすることで、みなさんが世界に羽ばたくお手伝いができたら嬉しいです!

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