「どういたしまして」英語で何?会話で使える表現16選
みなさんは、誰かに何かをしてあげてThank you.と言われた時、どのように返答しますか。
有名なフレーズはYou’re welcome.ですが、ネイティブが使う表現はこれだけではありません。
「どういたしまして」という一言でも、色々な表現を使い分けることで相手との関係性が良くなります。
そこで今回は「どういたしまして」の英語表現を、丁寧な言い方からスラングまでご紹介します。
1. カジュアルな表現6選
① That’s OK.
日本語だと「いいよ、いいよ」のような表現です。
ちょっとしたことでお礼をいわれた時に使う、カジュアルな定番表現です。
It’s OK.とほぼ同じ意味ですが、thatを使った方が優しい印象を与えます。
-Thank you for bringing my umbrella.
(私の傘を持ってきてくれてありがとう。)
-That’s OK.
(いいよ、いいよ。)
② Anytime.
「いつでも頼ってね」というニュアンスで使われます。
繰り返し感謝されるような友人同士や家族間でよく話される表現です。
-Thank you for checking my essay.
(私のエッセイをチェックしてくれてありがとう。)
-Anytime!
(いつでもどうぞ!)
③ No problem.
「問題ないよ、気にしないで」という意味があります。
相手に対する気遣いや優しさも含まれている表現です。
謝罪された時にも使えます。
-Thank you for carrying my luggage.
(私の荷物を運んでくれてありがとう。)
-No problem!
(全然問題ないよ!)
④ No worries.
「心配しないで、大したことないよ」というニュアンスです。
オーストラリアやイギリスでよく使われます。
Don’t worry.に近い表現で、謝罪の返答にも使えます。
-Thanks for cleaning up our room.
(私達の部屋を掃除してくれてありがとう。)
-No worries!
(大したことじゃないよ。)
⑤ It’s not a big deal.
「big deal=重大なこと」ではない=「大したことないよ」という意味になります。
短くしてNo big deal.と言うこともできます。
とてもカジュアルな表現です。
-Thank you for helping me with my homework!
(宿題を手伝ってくれてありがとう!)
-It’s not a big deal!
(大したことないよ!)
⑥ Sure.
「当然のことをしただけだよ」というニュアンスで話されます。
Sure thing.. という表現も使われます。
-Thank you for checking my power point.
(私のパワーポイントをチェックしてくれてありがとう。)
-Sure!
(もちろん!)
2. 丁寧な表現5選
① It’s my pleasure.
日本語だと「お役に立てて嬉しいです/光栄です」にあたりますが「喜んで」と訳せる場合もあります。
接客の時などのフォーマルな場面で使われる定番の表現です。
省略して My pleasure.. もしくは The pleasure is mine.. と言うことも可能です。
-Thank you for providing me a good service.
(私に良いサービスを提供して頂き、ありがとうございます。)
-It’s my pleasure.
(お役に立てて光栄です。)
② Don’t mention it.
mention.が「言及する」なので、「お礼を言うほどでもありませんよ」というニュアンスのある表現です。
ただ、命令形のDon’tで始まる表現なので、目上の人へ使う場合は Pleaseを先頭に持ってくるようにしましょう。
できれば、会社の上司へ使うのは避けた方が無難です。カジュアルな場面でも使えます。
-Thank you for treating me to dinner.
(夕飯をご馳走して頂き、ありがとうございます。)
-Don’t mention it!
(お礼を言わなくても結構ですよ。)
③ You are[very / most / more than]welcome.
You’re welcome. に very や most、more than を付けることで、より丁寧なニュアンスを伝えることができます。
日本語の「こちらこそありがとうございます」や「とんでもございません」にあたります。
④ I’m[happy / glad]to help.
「お役に立てて嬉しいです/光栄です」と、My pleasure. と同じような意味があります。
省略して Happy to help. や Glad to help. とすることもできますが、カジュアルな表現になります。
-Thank you for fixing my laptop.
(ノートパソコンを直してくださってありがとうございました。)
-I’m happy to help.
(お役に立てて嬉しいです。)
⑤ Not at all.
「とんでもございません」や「感謝には及びませんよ」という意味です。
カジュアルな会話でも使える表現です。イギリスでよく使われます。
-I really appreciate your support. (あなたのサポートに大変感謝しております。)
-Not at all. (とんでもございません。)
3. スラング表現5選
① That’s alright.
日本語だと「いいよ、いいよ」「いいの、いいの」のような、かなりフランクな表現です。
相槌のような文で、スラングとして日常会話でよく使われます。
-Thank you for picking me up!
(迎えに来てくれてありがとう。)
-That’s alright!
(いいの、いいの!)
② Welcome.
You’re welcome. を省略して Welcome.とだけ言うことも可能です。
かなり砕けた表現なので、仲の良い友達同士などで使用されます。
③ No biggie.
It’s not a big deal. のスラングです。
「全く問題ないよ」というニュアンスを伝えるために、軽い調子で言うといいでしょう。
アメリカでよく使われます。
-Thanks for the ride.
(送ってくれてありがとう。)
-No biggie!
(大したことないよ!)
④ You bet.
bet は「賭ける」という意味ですが、日本語で「いいってことよ」のようなとてもフランクな表現です。
これもアメリカでよく話されます。
-Thank you for giving me some chocolates!
(チョコレートくれてありがとう!)
-You bet!
(いいってことよ!)
⑤ No sweat.
sweat には「汗」という意味以外に、「骨の折れる仕事」という意味があります。
No sweat. とすると「大したことではない」「問題ない」という表現になります。
特に、アメリカ人が好むスラングです。
-Thanks for your help.
(手伝ってくれてありがとう。)
-No sweat!
(問題ないよ!)
4. まとめ
丁寧な表現からスラングまで「どういたしまして」の伝え方は本当にたくさんありますね。
今回の記事を参考に、シチュエーションや相手に合わせて、より気持ちのこもった返答をしてみましょう。
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