「domain(ドメイン)」の意味とは?インターネット上の住所?領域?領地?それぞれ徹底的に解説します!

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更新日:2025年3月21日 ビジネス英語

「domain(ドメイン)」の意味とは?インターネット上の住所?領域?領地?それぞれ徹底的に解説します!

domain

ICT(情報通信技術)と深い関わりを持つ言葉「ドメイン」。

英語では「domain」と綴りますが、あなたはどのような意味かご存知ですか?

インターネットに精通してないと、パッと答えるのは難しいかもしれません。

そこで本記事では、独自ドメインやトップレベルドメインなどのインターネットに関する専門用語、そして「domain」本来の意味をご紹介していきます。

「WEBサイト関連でよく耳にするドメインって何?」
「これからITビジネスに挑戦しようと考えている……」
「英単語の根幹を知って表現の幅を広げたい」

このような方は、ぜひ一読していただけると幸いです!

WEBサイトに必要なドメインとは?基本を押さえよう!

英英辞書では「domain」の意味が3つ挙げられています。

まず私たちの日常で親しみ深いものは下に記した「同じ文字列で配置されたインターネット上のWEBサイトの設定」でしょう!

(computing) a set of websites on the Internet which end with the same group of letters, for example ‘.com’, ‘.org’
(コンピューター用語)インターネット上の、同じ文字の組み合わせ(例えば「.com」や「.org」)で終わる一連のウェブサイト

※以下、本記事における英単語の意味はオックスフォード大学出版局によるオックスフォード現代英英辞典 第8版』(旺文社, 2010)を引用しています。

私たちがスマートフォンやPCで何か調べものをするとき、URLを使って検索しますよね。

「ドメイン」とはそのURLの一部のことを指し、簡単に言えばインターネット上の「住所」のようなものです。

私たちがウェブサイトにアクセスするには、その場所を示す住所(ドメイン)が必要なのです。

それでは「ドメイン」とは具体的にどの部分にあたるのかというと、本サイトのhttps://qqenglish.jp」の「qqenglish.jp」の箇所です

「https://」以下のURLの集合を「独自ドメイン」と呼び、作成されたものは世界に1つしか存在することができません。

そのため独自ドメインは早い者勝ちで、唯一無二の文字列だということができます。

「.jp」より前は設定者の好きな文字列で登録することができますが、短くて分かりやすい文字列はすでに登録されていることが多く、お好きなフレーズを使えないといったことがよくあります。

例えば「google.com」や「youtube.com」はよく目にしますが、すでに取得されているので同じ文字列は作れません。

トップレベルドメインとは?

先ほど例に挙げた「qqenglish.jp」の「.jp」の部分を「トップレベルドメイン」と呼びます。

有名なもので言えば「.com」や「.net」などが挙げられ、なんとその数は1,000種類以上も……。

自分でホームページを作成したいときは「トップレベルドメイン」を選んで好みの文字列を加えるのが一般的です。

ただし有名なものは年間費用がかかることに加え、URLをインターネット上に公開するためのサーバをレンタルする月額費もかかります。

つまり多くの会社は取得後、費用を払いながらホームページを公開しているのです。

「トップレベルドメイン」の英語表記は 「Top-Level Domain」 で、略して 「TLD」 と呼ばれることも。

このTLDは文字列に応じてどのようなWEBサイトであるのかを表しているという特徴があります。以下に有名なものをまとめたので、あわせて知っておくとインターネット検索にも役立ちますよ!

トップレベルドメイン 特徴
.com “commercial「商業」”の略。企業やお店のサイトでよく使われています。
.org “organization「組織」”の略。非営利団体向けのものです。
.edu “education「教育」”の略。学校や大学でよく使われています。
.jp “Japan「日本」”の略。日本人向けのWEBサイトであることが分かります。

英語学習に役立つことも!

例えば「.edu」とついたWEBサイトは教育機関が運営しているものが多いので、信憑性の高い情報を手に入れられますし、論文が無料で閲覧できることもあります。

もちろんすべてが正しい情報であるとは言えませんが、意識して検索してみると役立つ知識に出会えるはずです!

「サイトの顔」であるドメインを理解して有意義なネット検索を試みてくださいね。

例文:
A domain is like an address on the Internet.
(ドメインはインターネット上の住所みたいなものです。)

The domain tells you what the site is about.
(ドメインはそのサイトがどのようなものか教えてくれます。)

You need to register a domain to make your website.
(ホームページを作るにはドメインを登録しなければなりません。)

What’s the domain of this site?
(このサイトのドメインはなんですか?)

What does this own domain mean?
(この独自ドメインの意味はなんですか?)

How are you finding good domain names?
(良いドメイン名をどうやって見つけていますか?)

領域・分野の意味も持つ「domain」

「domain」は活動や知識などの「領域・分野」という意味もあります。

例えば「ICT機器に関する領域」や「学問の研究分野」など、特定の物事の枠組みを指します。

TOEICの歴史をテーマとした長文読解問題や、アカデミックな論文にも「領域・分野」の意味で頻出するのでぜひ覚えておきましょう。

an area of knowledge or activity ; especially one that sb is responsible for 
(知識や活動の分野、特に誰かが責任を持つ領域)

※sbはsubjectのこと

よく使われる表現・例文

  • domain knowledge
    (領域知識)
  • public domain
    (公有(知的財産権が発生していない状況のこと))

例文:
A: What’s your domain of expertise?
(あなたの専門分野は何ですか?)

 B: I major in ecology.
(私は生態学を専攻しています。)

領地・領土の意味も持つ「domain」

特定の人物や政府が統治している「領地、領土」を指すことも。

これらの意味で使う場合は過去のニュアンスが強いため、史実で登場することが多々あります。

海外の教科書で、日本の薩摩藩や長州藩などを言い表す際の「藩」は「domain」が使われています。

lands owned or ruled by a particular person, government, etc, especially in the past
(特定の個人や政府などが所有または支配していた土地、特に過去において)

例文:
The QQ islands were within XYZ domains.
(QQ諸島はXYZの領土内にありました。)

During the Edo period, Satsuma Domain covered a part of Kagoshima Prefecture.
(江戸時代に、薩摩藩は鹿児島県の一部を領地としていました。)

This empire was once the domain of another.
(この帝国は以前、別の帝国の領土でした。)

The king called Arthur expanded his domain.
(アーサーと呼ばれる王は領地を拡大していきました。)

ちなみに領地を表す英単語はほかにも「territory」「area」「region」「zone」などが挙げられます。合わせて覚えておきましょう!また「domain」は数学の専門用語で「定義域」を意味することもあります。

おわりに

「domain」はWEBサイトに関係する「独自ドメイン」や「トップレベルドメイン」だけでなく「領域」や「領地」という意味があります。

それぞれ意味合いが異なっているため、文脈に応じてどの意味が最も適しているのかを考えなければなりません。

話のトピックさえ掴めていれば想定しやすいと思いますので、今回ご紹介した意味や例文をぜひ覚えてみてください。

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