海外旅行先で運転? 覚えておいて損はない車に関する英語フレーズ5選
海外旅行やワーホリで車を運転できたらいいと思いませんか?
特にハワイみたいな南国だったら車を運転するのも楽しいですよね。
普段運転している人なら運転のスキルは問題ないでしょう。ではネックになるのは何でしょう? 英語ですよね。
英語がわからなければ、標識の意味も理解できないものがあるでしょう。筆者はワーホリ中に海外で車を運転してきました。通常ワーホリのビザで海外へ滞在する日本人は国際免許で車の運転をしますが、当時滞在していたカナダのオンタリオ州の免許を取得しました。
毎日車を運転しておりましたので、運転時間もおそらくワーホリのビザで滞在する日本人のなかでもトップクラスだと思います。
そんな私が、覚えておいて損はない車に関する英語フレーズ5選をご紹介します!
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1 get stuck in traffic
車を運転していると発生するある出来事に関するフレーズです。
そう渋滞です。
渋滞に関するフレーズはやはり車の運転には付き物ですよね。
渋滞は英語でtraffic jam
There’s a huge traffic jam
ひどい渋滞
と表現します。
車を運転していると、渋滞に巻き込まることはよくあるケースです。
約束に遅れそうなときなど
I got stuck in traffic
渋滞に巻き込まれた
と説明すれば、相手にもわかってもらえます。
私はカナダのトロントに住んでいたのですが、早朝にトロントから郊外へ車で行って、16時ぐらいにトロント近郊へもどって来るという生活をしていました。
そこで郊外からトロントの中心部へ帰ってくるときには必ずと言っていいほど渋滞に巻き込まれていました。
帰宅ラッシュです。
みんな仕事終わるの早くて良いなーと思ってましたね笑。
日本でも渋滞にはまるとしんどいですが、海外でもそれは同じです。
特に高速道路で渋滞に巻き込まれている時にトイレに行きたくなると最悪ですね。
日本みたいに気軽に行けるコンビニとかありませんので。
2 head to, head for
「どこかに行く」を表現する時はgo toを使うのが一般的ですよね。
Go toの代わりにネイティブがよく使用する表現にhead to、head forがあります。
これは口語的な表現でドライブの際にも使えます。
I’m heading to the station.
駅に向かっています。
go toと比較するとあまり聞き慣れない表現かもしれませんが、現地の人の使用頻度は高めです。
車を運転している時には必ず目的地があります。
そこで「〜へ行く」「〜へ向かう」という表現をすることがあると思います。
I’m heading there now,but I’m stuck in traffic.
今そちらに向かっているのですが、渋滞に巻き込まれています。
私はカナダで渋滞に巻き込まれて約束の時間に遅れそうになることが度々ありました。
そんな時に上記のフレーズを使用することが多かったです。
headを使った表現ができるとグッと素人感が消えるので、積極的に使用してみましょう。
使う場面も多いので、日常会話でも試しやすいですよね。
3 pedestrian
pedestrianとは歩行者のことです。
日本にもペデストリアンデッキという和製英語があるので、聞いたことのある人もいるかもしれませんね。
外国ではpedestrianを使用した標識をよく見かけます。
Yield to pedestrians
直訳すると「歩行者に道を譲る」です。つまり歩行者優先ということですね。
他にも横断歩道は
Pedestrian crossing
と表現します。
どこの国の交通ルールにも歩行者優先の原則がありますので、意識しておきましょう。
歩行者の多い都心ではスクールバスや路面電車も走っています。これらの車両は基本的に追い越し禁止です。
都心では乗客の乗り降りも多いのでしっかりと一時停止しましょう。
海外の運転では歩行者以外にも注意を払う必要があります。
それは動物です。
自然豊かな国々はたくさんの野生動物が生息しています。
もちろん動物には交通ルールなんておかまいなし。普通に車道に飛び出してきます。
私も海外で運転している際に車に引かれて路上に横たわっている小動物を見かけました。
私は個人的には動物が大好きです。彼らの哀れな姿は見たくありませんので本当に注意しています。
これは余談ですが、カナダの路上で出くわす可能性のある動物にムースという動物がいます。
北欧やロシアにも生息しており、体高は2m以上、体重は重いもので800キロを超えます。
当然ながら800キロの巨体なので、衝突したら車もただでは済みません。
もし、ムースのような大型生物の生息地に出かける場合は側道にも注意しておきましょう。
4 be running out of gas
冒頭でも述べましたが、私には海外で毎日運転している時期がありました。
それもかなりの長距離です。
車の運転をしている人にはほぼ必須の作業のひとつに給油があります。
給油に関するフレーズはたくさんありますが、まずはひとつ覚えて置きたいフレーズがあります。
We’re running out of gas.
ガス欠しそう
なにかが尽きるような変化を表すフレーズです。
I’m running out of money.
金欠になってきた
I’m running out of time.
時間がなくなってきた
時間など物理的に存在しないものにも使用することができます。
ちょっと話はそれますが、私が運転をしていたトロントの冬は気温-20℃以下になる日も多い極寒の地です。
寒さゆえに暖房もガンガン効かせる (荷物も大量に積んでいました。) ので、ガソリンの減りはとても早く出費もバカになりません。
FordのExplorerという車を運転していたのですが、燃費もあまり良くありません。
当然ながらガソリンスタンドには3日1回というハイペースで行くことになります。
となると必然的に車に関する英語もよく覚えます。
古い車で故障も多く、ディーラーへもよく出向いていました。
英語力のない状態でどんな故障なのか説明するはちょっと骨が折れましたね。
私も経験しましたが、ガソリンスタンドやディーラーに行ってみると車に関する語彙力が上がります。
もし行く機会がある人はちょっと意識してみると良いですよ。
5 exchange insurance information
exchange insurance information
保険の情報交換
「保険の情報交換」と聞いて、何に関連する英語なのかイメージが湧く人もいると思います。
保険の情報交換ってどんな時にしますか?
あまり使わなくて済むようにしたいですが…そう事故の時です。
海外で事故を起こしてしまったらどうすればいいのでしょうか?
もしケガ人がいる等の大きな事故の場合は必要に応じて911や警察へ連絡をしましょう。
小さな事故の場合は国や州にもよりますが、警察への電話は基本的不要です。
当時者どうしで解決します。
小さな事故の時でも必ずやらなければならないことがいくつかあります。
- 相手と連絡先の交換
- 保険会社の情報交換
- 互いの車の破損状況の確認
- 相手の免許証ナンバーの確認
- 車両のナンバーの確認
事故後に保険会社の担当者から連絡が入ります。
必要な情報がないと保険が使えなくなってしまうケースもありますので、しっかりと確認しておきましょう。
私も同僚の運転する車の同乗者として一度だけ海外で交通事故を経験しました。
交差点で前の車にコツンと触れたか触れないかぐらいの小さな事故でした。
幸いドライバーの同僚は海外経験が豊富な方だったので、本当にスムーズにやりとりが終わりました。
ものの5分といったところです。
私は同乗者でしたが、自分がドライバーだったら正直何をして良いかわからなかったと思います。
備えあれば憂いなしではないですが、ドライバーとして運転する以上は最悪の事態も想定しておくべきでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
海外は国によって運転のルールも様々なので、今回紹介したフレーズ以外にもたくさんの車に関する英語があります。運転に自信がある人もまずは英語を覚えておいて損はないはず。
まずは自分の行く予定のある国の標識や交通ルールを調べてみると良いでしょう。運転が必須なら嫌でも覚えますしね。
ドライブ好きな人には海外での運転は特別な体験になります。ぜひ車に関する英語をマスターしてドライブを楽しんじゃいましょう。