英検準2級の二次試験（面接）に受かるには？今すぐ使える裏ワザを徹底解説

みなさん、英検にどのようなイメージを持たれていますか？

英検は、中学生や高校生が進学のために受ける学生向けの試験だと思われがちですが、実は大人の方も多く学習・受験されています。

その理由として、英検の学習を通して「実際に使える英語力」を鍛えることができるためです。

英検を通して英語力を向上させることで、試験対策としての英語だけではなく、仕事の実務や外国人との会話にも対応できる英語力を身につけることができるようになります。

日頃学んでいる英語力を確認する意味でも、英検を学習してみるのはいかがでしょうか？

このブログでは、英検準2級の二次試験（面接）に関する情報をご紹介します！英検準2級の面接試験に合格するためには、効果的な対策とコツを押さえることが重要です。

試験の流れを事前に理解し、問題形式とその解答方法の裏ワザを覚えておけば、面接当日も焦らず自信を持って臨むことができます。

各問ごとにコツがあるため、この記事を最後まで読んで一緒に準2級の面接対策をしましょう。

英検準2級の二次試験（面接）の概要【試験時間・問題形式について】

まずは、英検準2級の二次試験（面接）の概要について以下の2点で解説します。

• 試験時間・問題形式
• 評価基準

すでにご存じの方は英検準2級の裏技まで読み飛ばしていただければ幸いです。

では、ひとつずつ見ていきましょう。

英検準2級の試験時間・問題形式

英検準2級の二次試験は、約7分という短時間で行われる面接試験です。33点満点の採点になります。

問題は計5問です。

• 第1問：パッセージについての質問
• 第2問：イラストについての質問
• 第3問：イラストについての質問
• 第4問：受験者の意見などを問う質問
• 第5問：受験者の意見などを問う質問

次に、英検準2級の評価基準を見ていきましょう。

英検準2級の評価基準

英検の二次試験（面接試験）では、以下の7つの評価基準があります。

1. 受け答えの内容
2. 発音
3. アクセント
4. 語彙力
5. 情報理解能力
6. コミュニケーション能力
7. そしてアティチュード（態度）

英検準2級の面接時間は非常に短いですが、正しく対策して落ち着いて対応することが合格のカギとなります。

例えば、模擬試験やオンライン英会話を利用して試験に慣れておくと、スムーズに進められるでしょう。

英検準2級の二次試験（面接）の合格率は？

英検準2級の二次試験の合格率は約82〜84％と言われています。これは非常に高い水準です。

一次試験の合格率約35％と比較しても、その差は歴然です。

一次試験まで合格すれば、後は面接の問題形式を練習しておけば、十分に合格が期待できるということです。

しかし、合格率が高いからといって油断は禁物です。実際、毎年10人中2人程度が二次試験で不合格となっています。

しっかりと準備し、試験に臨むことが大切です。これから紹介する裏ワザ・コツを活用して、自信を持って挑戦しましょう。

英検準2級の二次試験（面接）に合格するための裏ワザ・コツ5選【問題別に解説】

では、ここからが本題です。英検準2級の二次試験（面接）に合格するための裏ワザ・コツを問題別に解説します。

ひとつずつ見ていきましょう。

1. 1問目は文中の「so」「in this way」に注目する！

英検準2級の面接試験「第1問目」では文章を黙読＆音読して、その後にパッセージ内の要点などを答える形式です。

「文章内から答えを見つけるなんて難しそう」と思われるかもしれませんが、そんな事はありません。裏ワザを知っていれば、落ち着いて対処可能です。

その攻略方法というのが、パッセージ内の「so」や「in this way」といった語句に注目するというもの。これらの単語の後には、文章の結論や要点が続くことがほとんどです。

そのため、これらの語句の前後には重要な内容が含まれていることが多いので、黙読の20秒間でこの部分に素早く目を向けることが大切です。

特に「so」の後に続く文には、パッセージ全体の結論や要点が含まれていることが一般的です。このような要点を押さえることで、質問に対する的確な回答がしやすくなります。

2. 2問目は現在進行形を使って答えよう！

2問目では、イラストに描かれている人物の行動を説明することが求められます。

この時に「何を答えたら良いかわからなくなる」という受験者が多いですが、そのときは現在進行系で答えるクセをつけておきましょう。

例えば、「A woman is walking」「Two men are talking」など、人物の行動を正確に表現するために現在進行形を積極的に使いましょう。

その際、主語が単数の場合は「is」、複数の場合は「are」を使うことで、文法的にも正しい文章を作れます。

また、人物を初めて説明する際には、代名詞（heやshe）を使わずに「A man」「A woman」と不定冠詞を使って紹介するのがポイントです。これにより、面接官に対して明確で正確な情報を提供でき、評価が高まる可能性があります。

3. 3問目はパターンを覚えれば簡単！

3問目もイラストを見て、その状況を英語で説明する形式の問題が出題されます。

3問目で出題されるイラストには共通点があり、どのイラストも「何かしたいけれど理由があってできない」という登場人物が困っている状況がよく出題されます。

そのため、答えの型を事前に準備しておくことで、どんなイラストにも簡単に答えられるようになります。その型というのが「A because B」というパターンです。

例えば、自動販売機の前でオドオドしている男性のイラストがあれば、以下のような文章が形成できるでしょう。

「He can’t buy juice because he lost his money.（彼はお金を失ったのでジュースを買うことができない）」

ジュースが買えないという状況を最初に説明し、その理由を「because」を使って付け加えることで、スムーズに答えられます。

また、「A and B」という並列のパターンも覚えておくと便利です。2つの出来事を並べて説明するときに使えます。

「She found a cat and plans to take it to the police.（彼女は猫を見つけたので、警察に届けるつもりだ）」

これらの2つのパターンで答える練習をしておけば、試験でどんな質問が来ても、適切に答えられるでしょう。

4. 4問目は「答え＋理由」のセットで答えよう！

4問目では、自分の意見を述べることが求められるため、最も難易度の高い設問になります。

しかし、ここでも裏ワザがあるのでご安心ください。その裏ワザというのが「答え＋理由」のセットで答える意識を持つことです。

例えば「運動をするのは好きですか？」のような質問に対して「Yes, I do.」とだけ答えている受験生と「Yes, I do. Because I often played baseball with my father when I was a child.（好きです。子供の頃、父とよく野球をしていたので）」と答えたほうが、具体的で説得力がありますよね。

意見とその理由をセットで答えることで、面接官にしっかりと自分の考えを伝えることができます。理由を述べる際には「because」や「since」といった接続詞を使い、答えの根拠を示すようにしましょう。

また、この回答形式を使う際には、少なくとも2文以上で答えるように心がけることが重要です。

1文で答えると情報が不足し、回答が浅くなってしまうおそれがあるからです。2文以上で理由を説明することで、内容に深みが増し、高得点が狙えます。

5. 第5問目はシンプルな文章をつなげて答え続けることを意識しよう！

5問目は自由回答形式の問題です。受験者の意見や考え方が問われるため、英語に苦手意識のあるかたにとっては苦戦する問題となっています。

しかし、ここで大切なのは「シンプルな文章をつなげて答える」ことです。自由回答だからといって、1文が長い複雑な文章を作ろうとする必要はありません。

長い複雑な文章を喋ろうとして、言葉が詰まってしまうくらいなら、短文でもいいので途切れずに繋げる意識が大切です。

（例）「I like soccer. Soccer is fun. I join soccer club for a long time.」

5問目では、正確さよりも流暢さや積極性が重視される傾向にあります。

そのため、多少文法的なミスがあっても、気にせずに話し続けることが大切です。

試験というよりもリアルな英会話の場だと考えて、相手に自分の考えを共有しようとする姿勢を見せましょう。

英検準2級の二次試験の面接で合格するための勉強法

最後に、英検準2級の二次試験の面接で合格するための効果的な勉強法を解説します。

その勉強法というのが「オンライン英会話」です。その理由は以下の通りです。

• 英検準2級では「英語を話すことに慣れているか」が見られる
• ネイティブスピーカーと1対1でコスパよく会話できる
• 自宅から簡単に英会話の経験が積める

英検準2級の二次試験（面接）では、英語力よりも「英語を話すことに慣れているか」が重視されます。高度な文法知識やボキャブラリーがなくても、楽しく英会話できる資質があれば十分に合格できるのです。

しかし、多くの日本人は「英語を話すこと」「外国人とコミュニケーションをとること」に慣れていません。そこでおすすめなのが、オンライン英会話です。

オンライン英会話を使えば、ネイティブスピーカーとの1対1の英会話を自宅から簡単に楽しめます。英会話教室に通うなどの手間もかかりませんし、料金も格安です。

QQEnglishではフィリピン人講師によるコスパが良い英会話レッスンが受けられるので、英検準2級の面接対策にぜひご活用ください。

関連記事：QQ English オンライン英会話を選ぶ５つのメリットとは？

まとめ：オンライン英会話で英検準2級の面接を対策しよう

今回は、英検準2級の二次試験（面接）の対策について解説しました。

英検準2級の面接試験には裏ワザがあり、それらを熟知しておけば、攻略は非常に簡単です。

しかし「英会話に慣れる」ことは、一朝一夕では身につきません。そのため、週に1回でも良いのでオンライン英会話などを使って経験を積むことが大切です。

この記事の内容を参考に、英検準2級の面接対策をしてみてくださいね。