英語脳の作り方3ステップ!留学経験なしの独学で英検準一級ある私が解説します!
皆さんは「英語脳」という言葉を耳にしたことがありますか?
英語学習者であれば、意味までは知らずともなんとなくは聞いたことがあるという方が多いでしょう。
「英語脳」とは、簡単に言うと「ネイティブが英語を話す時の脳の状態」です。
つまり、少し大袈裟に表現すると「英語学習者が目指すべき最終ゴール」とも言えます。
この記事では、留学をせず独学で「英語脳」を身につけた筆者が、「英語脳」の定義、「英語脳を作るために必要なこと」、「日本にいながらにして英語脳を作る方法」を紹介していきます!
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英語学習のインプットをした後は、ぜひこの機会に英会話のアウトプットも行いましょう!
英語脳とは?英語脳の定義と必要性を解説
冒頭で、「英語脳」とは「ネイティブが英語を話す時の脳の状態」であるとご紹介しましたが一体これはどんな状態なのでしょうか?
具体的には、英語を日本語に変換することなく、英語のままで理解・使用する状態を指します。
つまり、母国語が日本語である方であれば「日本語脳」は持っているということです。
例えば、日本語で「彼はチーターのように走るのが速い」と聞くと、頭の中に「男性が陸上選手のようなスピードで走っている姿」のイメージがパッと浮かぶ方がほとんどでしょう。
しかし、英語で「He runs fast like a cheetah.」と言われるとどうでしょうか?
- He = 彼
- runs = 走る
- fast = 速い
- like = (形容詞)まるで
- cheetah = チーター
のように、情景やイメージが浮かぶ前に、一度日本語に訳して考えてしまった方もいるのではないでしょうか?
このように母語を介して、英語を理解しようとしている状態はまだ「英語脳」にたどり着いていないということになります。
今挙げた例文は比較的易しいものだったので、日本語に変換せずとも理解できたという方も多いかもしれません。
また、文章が短いので、日本語に頼って訳したとしてもさほど時間はかからなかったでしょう。
では、「英語脳」の必要性をより理解していただくために、先ほどよりも長く、複雑な文章を例にとってみましょう。
Vegetarian products made with soybeans are commonplace on American supermarket shelves today, but, surprisingly, efforts to introduce such products started over a century ago.
(アメリカのスーパーマーケットでは、大豆を使ったベジタリアンの商品が当たり前のように並んでいます。しかし、その取り組みは意外にも100年以上も前から始まっていたのです。)
意味は理解できたという方でも、日本語に依存せずに英語のままで読めた方は少ないのではないでしょうか?
また、先に紹介した短い例文とは異なり、「soybeans = 大豆」「surprisingly = 驚くべきことに」のように、それぞれの単語を日本語に訳せたとしても、全体の意味を理解するのはやや難しいかと思われます。
ちなみに、こちらの文章は、英検1級の”リスニング”試験で実際に出題された問題の一部です。
リスニングの場合、リーディングと違って話者のペースで先の文章が読まれてしまいます。
話者が英語を話すのとほぼ同時に英語を理解できなければ、どんどん置いて行かれてしまうでしょう…
今回の例では、リーディングおよびリスニングにおける英語脳をご紹介しましたが、ライティング・スピーキングにおいても英語脳はもちろん重要です。
何か表現したいことがあった時に、一旦日本語を考えてから英語に訳そうとすると、文法や語順などの違いからうまく行かないことも発生します。
そして当然ながら、日本語を挟むことでアウトプットまでに時間がかかってしまいます。
だからこそ、思いついたイメージをそのまま英語でアウトプットできるようになる「英語脳」を身につける必要があるのです。
留学しなくても英語脳は作れる?
「英語を日本語に変換することなく、英語のままで理解・使用する状態」が英語脳なのだとしたら、日本で生活し、日々日本語に触れ続けている私たちが英語脳を獲得するにはどうしたら良いのでしょうか?
この記事をここまで読んでくださった方の中には「そんなの留学しなきゃ無理じゃん!」と思った方もいるかもしれません。
しかし、留学をせずとも、国内での学習で十分に英語脳を作ることは可能なのでご安心ください。
実際、筆者は母国語である日本語の他に英語を含む4言語を習得していますが、すべて国内で独学で学習を行いました。
英語脳に必要な要素を大きく3つに分解して、英語脳の作り方を説明していきます。
英語脳を作るのに必要な3つのこと
英語脳を作るためには
「とにかく大量に英語を浴びなくてはならないのではないか」
「できるだけ日本語に触れないようにしなくてはならないのではないか」
「幼い頃から海外に住んでいないと無理なのではないか」
上記のようなストイックな条件が必要というイメージを持つ方もいるのではないでしょうか?
しかし、そんなことはありません。
とあるコツを押さえた上で学習を進めていくことで、誰でも英語脳を身につけることができます!
ここでは、英語脳を作るために必要な3つのことを、順番に解説していきます。
①:英単語をイメージで理解する
英語脳を作るためにまず必要なことは、英単語をイメージで理解することです。
例えば、「Apple」という単語を聞いた時、皆さんの頭には何が浮かびましたか?
日本語脳:「りんご」という日本語訳が浮かんだ
英語脳:りんごの写真やイメージが絵のように浮かんだ
言葉を思い浮かべてしまった方は、まだ日本語脳です。
英語脳状態を作るにはできるだけ日本語への変換を避けたいので、英語を聞いた・見た時には頭の中で「イメージ」に変換するように意識してみましょう。
「勇気」「悲しい」「お腹が空く」のような、実態がない「状態」を表す言葉の場合は、その言葉から連想される身近なものを思い浮かべてみてください。
例えば「勇気」であれば、「アンパンマン」を頭に浮かべるといった具合です。
この習慣が癖づくと、頭の中に浮かんだものを英語に変換するスピードも速くなっていくので、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティング4技能すべてのスキルアップが見込めます。
②:英文を英語の語順のまま捉える
2つ目に必要なことは、英語を日本語の語順に並べ替えず「英文を英語の語順のまま捉える」ということです。
言語学には、言語同士がどれだけ似ているかを示す「言語間距離」という言葉があります。
言語間距離が小さい言語同士は、文法構造などが似ているので習得しやすく、逆に言語間距離が大きい言語同士は似ていないので習得に苦労するとされています。
残念ながら、日本語と英語の言語間距離はかなり大きいんです。
例えば
- 文法
- 発音
- 言葉の順番(語順)
など、ほとんどの言語的要素に似ている部分が少なく、大きく乖離しています。
だからこそ、母語である日本語に変換して英語を理解しようとすると、上手くいかなかったり、時間がかかってしまうんです。
よって、英文を素早く正しく理解するためには「英語を英語の語順でそのまま理解できる」状態になる必要があります。
先ほど紹介した英検1級のリスニング問題を例にとって、「英語を英語の語順で理解する」とはどういうことかを見ていきましょう。
まず、原文と和訳を見比べてみてください。
Vegetarian products made with soybeans are commonplace on American supermarket shelves today, but, surprisingly, efforts to introduce such products started over a century ago.
(アメリカのスーパーマーケットでは、大豆を使ったベジタリアンの商品が当たり前のように並んでいます。しかし、その取り組みは意外にも100年以上も前から始まっていたのです。)
英文では「Vegetarian products」が最初に来ていますが、和訳の文章では「アメリカのスーパーマーケット」が冒頭に来ています。
英語では場所を表す表現は文章の後ろに来やすいというルールがあるために、このような語順になっているんです。
英語で聞こえたことを日本語に直そうとしている間に、結局何を言っていたか忘れてしまうという現象に悩まされたことがある方もいるのではないでしょうか。
それは、このように日本語と英語とでは語順が大きく異なることが原因です。
「英語脳」の最終ゴールは、「”自分が”英文の内容を理解できる」こと。
日本語の文章としては少し不自然だとしても、日頃から日本語の語順は一旦無視して、英語の意味を前から捉えるように意識してみましょう。
例としてはこのような感じです。
Vegetarian products / made with soybeans / are commonplace / on American supermarket shelves / today, / but, / surprisingly, / efforts to introduce / such products / started over / a century ago.
ベジタリアンの商品 / 大豆で作られた / は普通です / アメリカのスーパーマーケットの棚に / 今日 / しかし / 驚くべきことに / 取り入れる努力 / このような商品を / 始まっていた / 100年以上前から
(アメリカのスーパーマーケットでは、大豆を使ったベジタリアンの商品が当たり前のように並んでいます。しかし、その取り組みは意外にも100年以上も前から始まっていたのです。)
ポイントは、意味の切れ目を「短すぎず長すぎない」かたまりに区切って英語を捉えることです。
どこまでをかたまりとして捉えるかに正解はないので、自分が理解しやすいところで区切ってみましょう。
だんだん慣れてくると、1度に捉えられる英語のかたまりが大きくなってきます。
Vegetarian products made with soybeans / are commonplace / on American supermarket shelves today, / but, surprisingly, / efforts to introduce such products / started over a century ago.
大豆で作られたベジタリアンの商品 / は普通です / 今日のアメリカのスーパーマーケットの棚で / しかし、驚くべきことに / このような商品を取り入れる努力 / 100年以上前から始まっていた
(アメリカのスーパーマーケットでは、大豆を使ったベジタリアンの商品が当たり前のように並んでいます。しかし、その取り組みは意外にも100年以上も前から始まっていたのです。)
このくらいのかたまりの大きさでも理解できるようになると、英語上級者です。
1度に理解できる意味のかたまりが大きくなればなるほど、英文理解にかかるスピードは当然短くなるので、徐々に大きくしていけるように気をつけてみましょう。
また、難易度的にはリーディングの方がリスニングよりも易しいので、まずはリーディングでトレーニングをしながら、慣れてきたらリスニングの際にも意味のかたまりを意識してみてください。
③:インプットしたものをアウトプットする
英語脳を作るための仕上げとして必要なのが「インプットしたものをアウトプットする」ということです。
英語学習において、インプットとアウトプットの割合については、専門家によっても見解が分かれ、現在も引き続き議論が続けられているテーマでもあります。
しかし、多くの専門家の意見として共通しているのが「”大量のインプット”と”少量のアウトプット”」が欠かせないということです。
英語学習において、単語・文法知識・発音知識など、多くの情報をインプットすることはもちろん重要です。
一方で、どれだけ知識があっても、それを実際に利用する経験がなくては、いつまでたっても英語を運用できるようにはなりません。
自転車の乗り方の理屈をいくら学んでも、実際に乗る練習をしないと乗れるようにはならないと想像すると分かりやすいでしょう。
そして、アウトプットをするには英語を話す相手が必要と思われがちですが、実は1人でも、いつでもどこでも簡単にアウトプットのトレーニングはできるんです。
やり方は簡単。
日頃から頭の中で英語で独り言を考えてみるように癖づけてみてください。
可能であれば、思いついた英語を口から出すようにすると、口に馴染ませることもできるのでさらに効果が期待できます。
例えば
- 「お腹が空いたなぁ〜」→ I’m hungry.
- 「今日家帰ったらなにしよう?」→ I wonder what I should do when I get home.
- 「めっちゃ寒い!」→ It’s chilly.
このようなイメージです。
難しいことを言おうとする必要はありません。
日常的に頭で考えてること、口にしていることをシンプルに英語にしてみましょう!
この時に、できる限り日本語での独り言が頭に浮かぶ前に、感情をそのまま英語にするよう意識するのがポイントです。
そうすることで、日本語を英語に変換するのではなく、自分の気持ちや考えたことをそのまま英語でアウトプットする癖づけができます。
英会話における効果的なアウトプット方法については、記事の後半で詳しく解説してくので、ぜひ最後まで読んでみてください。
英語脳を作る3ステップトレーニングを紹介!
英語脳を作るのに必要なことが分かったところで、最後にそれを身につけるために行うべき3ステップトレーニングを順番にご紹介致します。
それぞれのトレーニングにおいて、英語脳を作るために特に意識すべきポイントも解説していくので、ぜひ参考にしてみてください!
①:単語暗記
さきほど「英単語をイメージで理解することが大事」と解説しましたが、そもそも知っている語彙が少なければ、当然理解できることも少なくなります。そのため、語彙力を増やすことはとても大切です。
しかし、闇雲に単語を暗記すればいいというわけではありません。
「英語脳」を作るための単語暗記では、以下のことに気をつけてみてください。
<文字を見るだけではなく、音声を聞いて発音する>
皆さんは英単語を覚える時にどのようにして覚えていますか?
恐らく、単語帳を眺めて知らない単語にチェックをつけて黙々と覚えるという方が多いのではないでしょうか。
実はこの方法だとかなりもったいないです。
英単語を見て覚えると、リーディングなどで英単語を目にした時には意味が想起できるようになります。
しかし、音を知らないのでリスニングでは捉えられず、口に馴染んでいないのでスピーキングでは使えず…といった状況に陥ってしまいます。
それを解消するために、英単語は眺めるだけではなく必ず音を聞いて、口に出して発音するようにもしましょう。
電車など声を出せない場所で勉強している場合は、音を聞いて口を動かすだけでも声を出した時に近い効果が期待できます。
ちなみにライティングに関しては、メールやチャットが主流な現代において、自動修正機能があるので、スペルまでしっかり覚えておく必要はほとんどありません。
英語の文章を手書きする必要がある人以外は、スペルは細かく押さえなくても大丈夫です。
<核のイメージを意識して覚える>
英単語帳や辞書には、基本的に1つの単語に対して複数の意味が記載されています。
英語脳を鍛えるためには、1番最初に載っているよく使われる意味だけでなく、その語が持つ核のイメージを捉えることがとても重要。
なぜなら、英単語に対して知っている意味が1つだと、どうしても日本語と英語の文字としての結びつきが深くなりやすいからです。
一方で、核のイメージを知っていれば、瞬時に適切な訳が浮かばずとも、語のニュアンスは捉えることができるからです。
例えば「drive」という単語。
まず、「運転する」という意味が思いつく方が多いでしょう。
では、「Drive the dog away!」この英文はどういう意味になるか分かりますか?
×「その犬を運転させろ!」
×「その犬を車に乗せろ!」
などといった意味ではなく、「その犬を追い払え!」という意味になります。
「drive」の核の意味は「活力や勢いを持ったものが”対象を駆る、追い立てる”」というニュアンスです。
そのため、「運転する」だけでなく、「追う」「(人を)こき使う」「(商売を)営む」などの意味も持ちます。
それを知っていれば、先ほどの「Drive the dog away!」という例文も、適切な日本語訳が瞬時に思いつかなかったとしても、なんとなく文章のニュアンスはつかむことができますね。
辞書や単語帳によっては、下記のように単語のイメージがイラストや写真で示されているものもあるので、ぜひ活用してみてください。
引用元:Weblio辞書「driveとは意味・読み方・使い方」より
<画像検索を活用する>
「Apple」と聞いた時に、「りんご」という言葉ではなく、「りんごのイメージ」を思い浮かべることが重要だと前述しましたが、イメージと英単語を結びつけるためには画像検索を活用した勉強法がおすすめです。
何か覚えづらい単語が出てきたら、それをお使いの検索エンジンに入力して画像検索をしてみてください。
そうすると、その単語からイメージされる写真やイラストが表示されるので、それらと一緒に覚えることで、記憶も定着しやすくなりますし、日本語を介さずに理解しやすくなります。
また、この学習方法にはもう1つのメリットがあるんです。
例えば、お使いの検索エンジンに「diet」と入力して画像検索をしてみてください。
実際やってみて検索結果に驚いた方もいるのではないでしょうか。
「diet」と検索すると、体重計に乗る人や、運動をする人などの写真ではなく、たくさんの健康的な食事が検索結果に並びます。
日本語では「ダイエット」と言うと、一般的に「減量」を意味しますが、英語では減量の意味も持つものの、よく使われるのは「食べ物、食事」という意味です。
このように、画像検索を活用することで、日本語と異なった意味で使われている英単語についての理解を深めることもできます。
すべての単語を検索するのは大変ですが
- 覚えづらい単語
- イメージしづらい単語
が出てきた時にはぜひ試してみてください!
②:瞬間英作文
「瞬間英作文」とは、日本語の文章を文字通り「瞬間的に」英語に変換していくトレーニングです。
日本語と英語では文法や語順が異なるので、頭で考えた日本語の文章に紛らわされず素早く英語を引き出せるようになると、実際の英会話でも格段に話しやすくなります。
また、頭で考えたことを英語に変換するまでのスピードアップも期待できます。
瞬間英作文用の教材を使用したトレーニングでもいいですし、その日自分が発した日本語を英語で素早く言い換えてみるのも良いでしょう。
筆者は、その日の友人とのLINEのやりとりを、素早く英語に直して口に出すというトレーニングをゲーム感覚で行っています。
瞬間英作文においても、英語脳を効果的に身につけるために気をつけておきたいポイントがあります。
<日本語を英訳するのではなくイメージを訳す>
瞬間英作文のトレーニングでは、どうしても日本語を介在しなくてはなりません。
しかし
× 日本語→英語
○ 日本語→シチュエーションのイメージ→英語
このように、日本語を英語に変換するのではなく、一度イメージを間に挟んで「イメージを瞬間的に英語に変換する」ことを意識してみてください。
そうすることで、日本語の直訳トレーニングではなく、イメージを英語に変換する練習になります。
また、瞬間英作文をする際は、元の日本語を一言一句正しく英訳しようとしなくて大丈夫です。
あくまでも、イメージを英語に変換することがポイントなので、細かいニュアンスや単語を多少変えても、大体の意味が間違っていなければ問題ありません。
例:
「それは仕方がないよ」
→It can’t be helped.(それは避けられない。)
→I have no choice.(選択肢が他にない。)
→That’s how it goes.(そういうものだから。)
正解は当然1つだけではないので、色々な言い回しを考えてみるのもいいトレーニングになります。
<身近なシチュエーションに置き換えて英作文してみる>
自分の気持ちや、実際の自分の会話の瞬間英作文であれば不要です。しかし、市販の教材を使用する場合には、身近なシチュエーションに置き換えて再度英作文をしてみる癖づけをしましょう。
例えば学生が、
一緒にお仕事ができるのが楽しみです。
→I’m excited to work with you.
という文章を英作したとしても、正直シチュエーションのイメージはしづらいのではないでしょうか。
いつ使うかも分からない英文を習得しても、面白くもないですよね。
また、人間は自分に不要・無関係と判断した知識は早々に忘れていく習性があります。
その観点からも、できるだけ自分と身近なシチュエーションの英文にたくさん触れていくのがおすすめです。
例えば上記の例文であれば
週末に一緒にカフェで勉強するのが楽しみです。
→I look forward to studying at the café with you this weekend.
このように変換することができるでしょう。
この要領で、皆さんそれぞれが普段よく置かれるシチュエーションにおいて自然に使われる文章で瞬間英作文をすることで、よりトレーニングの効果を高めることができます。
③:英会話
1人でもできるアウトプット方法について先ほど触れましたが、やはり英語は「コミュニケーションツール」なので、最終的には人との会話によって実践練習を積む必要があります。
筆者も常日頃から頭の中で英語を使ったり、インプットを欠かさないように意識はしているものの、コロナ禍に入り英語で会話をする機会が減り、久しぶりに英語を話そうとした時には思ったように英語が出てこなくなってしまいかなり焦りました。
やはり定期的に「会話」の中で英語を使っていくことが重要だと痛感しました。
一昔前までは、「英会話」といえば「留学をしないとできない」、「英会話スクールに通わないといけないのでハードルが高い」というイメージを持つ人も少なくありませんでした。
しかし昨今では、いつでもどこでも「オンライン英会話」という気軽な形でレッスンを受けることができるんです。
オンライン英会話であれば直接先生に会う必要もないので、コロナ禍だろうと、忙しくて外出ができなくてもいつでも取り組むことができます。
登録前に、お試しレッスンを設けているサービスもあるので、まずは腕試しがてらトライアルを試してみるのもおすすめです!
そして、英語脳を作るための英会話トレーニングでは、ぜひ以下のことを意識してみてください。
<日本語を発さない>
英会話レッスンを通じて英語脳を作る際に最も重要となるのが、ここまでで何度も繰り返してきていますが「できる限り日本語を使わずに英語で考えること」です。
「英会話で日本語を使うことはないんじゃないか」
と思う方もいるかもしれませんが、実は意識的に日本語を封印しないと、無意識に口から出てきたり、英語で思考してしまうんです。
例えば、言葉に詰まった時に発せられる
「えーっと」「あの…」「うーん…」
と言ったつなぎの言葉。
一見揚げ足取りのように思えますが、口から日本語が出てくると、無意識に頭でも日本語を使ってしまうんです。
「えーっと、(この場合“〇〇”ってどう訳したらいいんだろう)うーん…(文法これで合ってるかな)」
といった具合に。
英会話レッスンに挑む際には、一言も日本語を発さない、頭の中も英語で考えるという誓いを立てましょう。
例えば、英語にもつなぎの言葉はあるので、言葉に詰まった時には
- Um(うーん)
- Well(えっと)
- You know(ほら)
- Kind of(あの)
- I mean(というか)
- Like(なんか)
- Let’s see(そうだね…)
このような言い回しを使ってみてください。
そうすることで、頭の中を英語モードにしたまま英会話を続けられるので、英語脳を鍛えるトレーニングとして効果が高まります。
<分からない単語が出てきたら先生に聞き返してみる>
英会話レッスン中に、先生から知らない単語を使用して話しかけられた場合、皆さんならどうしますか?
恐らく、多くの方が文脈からなんとなくの意味を推測して、そのままスルーしてしまうのではないでしょうか。
しかし、先生の口から分からない単語が出てきた時は実は成長のチャンス!
勇気を出して「どういう意味?」と聞いてみてください。
類語などを用いて分かりやすく説明してくれるでしょう。
そうすると、類語と合わせて単語を記憶できるので、覚えやすいですし、自分でも使いやすくなります。
「What does “〇〇” mean?」
「What’s the meaning of “〇〇”?」
(“〇〇”はどいう意味ですか?)
“〇〇”の部分に分からなかった単語を当てはめてこのように質問してみましょう。
もし単語が完全に聞き取れなくても、なんとなく聞こえた通りに発音をしてみるときっと先生が分かってくれるので大丈夫です。
また、多くの英会話サービスでは「チャット機能」があるので、先生の言葉が分からない時には
「Could you type it in chat for me?」
(チャットに打ち込んでもらえませんか。)
と言って、チャットに打ち込んでもらってみてください。
ただなんとなく先生と英会話をするだけでは英語脳を作ることはできないので、ご紹介したポイントを意識しながらレッスンを受けてみてください!
ちなみに、記事冒頭でもご紹介したように、QQEnglish の公式LINEに登録すると「オンライン英会話の無料体験レッスン」が合計3回受けられます。
QQEnglishの教師陣は、英語が母国語ではない人々向けの国際的に権威ある英語教授法「TESOL」の取得が全員に義務付けられています。
また、ケンブリッジ大学が認定しているトレーニング法「CELTA」の資格を持つトレーナーが教師を指導しているので、レッスンのクオリティも高さに定評があり、利用者からの評価も高いです。
「どのカリキュラムを選べばいいの?」などの質問や回線トラブル時は、日本人スタッフがチャットやメールでしっかりサポートしてくれます。
オンライン英会話が初めてという方でもご安心ください。
ぜひ、お試しレッスンを受けてみてアウトプットの重要性を体感してみてはいかがでしょうか?
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では英語学習者が到達すべき状態「英語脳」についてご紹介してきました。
年齢や環境などに関わらず英語脳は誰でも身につけることができるので、大事なポイントを意識しながら、日々の英語学習を頑張っていきましょう!
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英語学習のインプットをした後は、ぜひこの機会に英会話のアウトプットも行いましょう!