【これで安心】英語の面接で聞かれる質問や回答フレーズを目的別に解説
国際的なキャリアを目指す上で、英語の面接は避けては通れません。
英語面接は、英語力やリーダーシップなどの能力を評価される場となり、成功するかどうかは事前の準備のしかたや対策に大きく左右されます。
本記事では、英語の面接でよく聞かれる質問・回答例、対策法に至るまでを解説し、英語面接に自信を持って臨むために必要な知識を完全網羅しています。
面接前の準備から実際の面接時のマナーやテクニックまで徹底解説しているので、英語面接が初めてという方は特に必見です!
- 「英語面接を受けなきゃいけないんだけど、日本語の面接と違うところはある?」
- 「中途採用面接で英語面接があるみたいなんだけど何を聞かれるかが心配…」
- 「英語面接が苦手なんだけど、うまく乗り越えるテクニックはある?」
といった疑問や不安を抱えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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英語面接が求められるのはどんな時?
英語の面接が求められる場面は多岐にわたりますが、主に外資系企業での採用面接、海外プロジェクトの選考過程や大学入試などで行われることが多いです。
英語面接の主な目的は、英語でのコミュニケーション能力を見るためや、リーダーシップなどのプロジェクトに関連した適性を測るためです。
一般的には、以下のシチュエーションで行われます。
- 新卒採用
- 転職活動
- 海外プロジェクトや海外駐在の選抜
- 英検の二次試験
- 大学や大学院の入学試験
それぞれの英語面接の特徴や具体的な目的を詳しく見ていきましょう。
新卒採用
外資系企業が日本で採用を行う際や、国際的な事業展開を行っている企業の新卒採用では、英語面接が行われることが少なくありません。
グローバルな企業では、海外オフィスとの連携など、英語を使ったビジネスコミュニケーションが日常的に求められるため、新卒採用段階で英語力が重視されます。
そのため、応募者がビジネスシチュエーションでの英語をどの程度流暢に使いこなせるか、また異文化の中で適切なコミュニケーションが取れるかを評価するために、英語での面接が設けられます。
日本語の就職面接でも聞かれるような、志望動機や自身の強み、大学で頑張ったことなど、定番の質問が聞かれることが多いので、事前に想定質問の準備をしておくのがポイントです。
また、企業ごとに例年よく聞かれる質問がある場合、SNSや就活サイトに情報が掲載されている場合があるので、リサーチしておきましょう。
中途採用
グローバル企業では、新卒採用だけでなく、転職時の採用面接でも英語面接が行われることが多いです。
むしろ中途採用では、即戦力であるかどうかが重要視されるので、新卒採用時よりも英語面接の難易度が高い傾向にあります。
特に英語を主要言語として使用する組織において、英語でのコミュニケーションスキルは必須です。
母国語でない英語で、異文化のチームメンバーと協力する能力が試されるため、転職時の面接では英語の流暢さだけでなく、文化間コミュニケーションの適性も重視されます。
場合によっては、面接だけでなく英語でのディスカッションが採用過程に含まれることもあります。
中途面接では、新卒採用時と同じように日本語の就職面接でも聞かれるような定番の質問に加えて、前職の経験や仕事の専門性について聞かれることが多いです。
前職・現職での仕事の成果を聞かれることもあるので、自分の能力を効果的にアピールするために、説得力のあるプレゼンテーションを行う能力も必要となります。
海外プロジェクトや海外駐在の選抜
海外プロジェクトや海外駐在では、日本において英語を使用するのではなく、実際に海外に赴いて英語を使用するため、高度な英語力が求められます。
そのため、候補者がグローバルなビジネスシーンで活躍できるスキルを有しているかを確認するために英語面接が行われます。
言語的能力はもちろんのこと、異文化間での適応力や異なるビジネス環境での柔軟性があるかどうかなどが具体的に見られているポイントです。
また、ポジションにもよりますが、一般的にコミュニケーションスキルだけでなく、プロジェクト管理能力やリーダーシップなどの素質も重要視されます。
加えて、選抜の際には、英語面接だけでなく、TOEICなどの英語資格の要件が設けられている場合が少なくありません。
応募に際して必要な資格を有していない場合、資格の勉強と並行して面接対策も行わなくてはならないので、計画的に準備を行う必要があります。
海外赴任まで時間がない方は、本ブログの以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:【緊急】海外赴任が決まったのに英語ができない人へ。100日間で圧倒的英語力を身につける方法を解説!
英検の二次試験
英検では、3級以上の級において、一次試験に合格した方に対して英語面接が行われます。
英検の二次試験における英語の面接は、受験者の実際の英語使用能力を評価するために設けられています。
合格するには、文法や語彙の知識だけでなく、英語を使って即座に思考し、情報を処理し、適切に反応する能力が必要です。
英語面接の形式は級によって異なります。
しかし、基本的に級ごとに毎回決まった試験形式で行われます。
各級のサンプル質問と過去の出題例、そして二次試験の流れが英検公式サイトで公開されているので、それに沿って対策を練るのが良いでしょう。
また、英検公式サイトでは、二次試験での面接室に入室してから退室するまでの流れを、アニメーションで分かりやすく解説する「英検バーチャル二次試験」というコンテンツがあるので、受験前に一度利用してみるのがおすすめです。
大学や大学院の入学試験
大学の二次試験や推薦入試、大学院の入学試験でも英語面接が求められることがあります。
特に外国語系の学部などでは、将来的に留学を行ったり、グローバルな分野について学んだりする機会が見込まれるため、実践的な英語力が重視されます。
面接の内容は、志望動機や高校時代に頑張ったこと、大学で頑張りたいことなどの定番の質問から、大学独自の質問まで多岐に渡るので、事前に対策しておくことが大切です。
受験情報サイトや赤本などで情報を集め、筆記試験同様に過去問や想定質問に対する回答を考えておくのが良いでしょう。
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英語面接前にやっておきたい5つの準備
英語面接に臨む際、当日のパフォーマンスを高めるためにも事前準備が大変重要です。
ここでは、英語面接前に最低限やっておきたい5つの準備について解説します。
- 履歴書とカバーレターなど必要書類の準備
- 企業研究
- 想定の質問をリストアップする
- 模擬面接の実施
- 逆質問を用意しておく
特に英語力に自信がない、緊張しやすいといった、英語面接が不安な方ほど事前の準備を徹底的に行いましょう。
1. 履歴書とカバーレターなど必要書類の準備
英語面接に際して、必要書類が指定されている場合があります。
面接が行われる状況によって異なりますが、具体的には以下のような書類が必要になります。
・履歴書(Resume)
主に新卒・中途採用面接で必要になることが多いです。
一般的な記載内容は、求人サイトdodaに掲載されている以下のフォーマットを参考にしてみてください。
引用元:英文の履歴書・職務経歴書の書き方(テンプレートと例文つき) |転職ならdoda(デューダ)
- PERSONAL INFORMATION(氏名・連絡先)
- OBJECTIVE (希望職種)
- SUMMARY(経歴やスキルの要約)
- WORK EXPERIENCE(職歴)
- EDUCATION(学歴)
- QUALIFICATIONS/SPECIAL SKILLS(資格やスキル)
- ADDITIONAL INFORMATION(その他の特記事項)
応募先から指定が無い場合は、基本的に上記の情報を含めるのが良いでしょう。
・カバーレター(Cover Letter)
カバーレターとは、「送付状」「添え状」に当たる、外資系企業や海外企業への応募書類に同封する書類です。
カバーレターには、志望理由、職歴の簡単な概要、自分がその仕事に適した候補者だと思う理由などの情報を書きます。
提出が必須ではない場合もありますが、提出することによるデメリットはないので、基本的には任意であっても提出しておくのが良いでしょう。
英文履歴書およびカバーレターには、決まったフォーマットはありません。
応募先から指定が無い場合は、Webサイトからフォーマットをダウンロードするなどして、PCで分かりやすく作成しましょう。
・推薦状(Letters of Recommendation)
推薦状とは、人物の仕事ぶりやスキル、学業成績を証明するための文書です。
応募先から推薦状の提出が求められている場合は、前職・現職の上司や研究所の教授などに書いてもらう必要があります。
推薦状では、一般的な英文ビジネスレターの書式と適切な表現の使用が求められます。
基本的に履歴書同様に決まったフォーマットはありませんが、応募先から指定がある場合は、推薦状の執筆を依頼する方に含めて欲しい内容を必ず伝えるようにしましょう。
・ポートフォリオ(Portfolio)
デザインやライティング、その他クリエイティブな職種に応募する場合などに、過去の作品やプロジェクトを示すポートフォリオが求められることがあります。
ポートフォリオにも決まったマナーやフォーマットはありませんが、自分の過去の取り組みを効果的にアピールできるようなものにする必要があります。
これらの書類の準備には時間を要する場合があるので、余裕を持って作成しましょう。
また、書類の良し悪しは面接の成功、ひいては合否に直結するため、入念にチェックし、可能であれば他者にレビューしてもらうことをおすすめします。
2. 企業研究
英語面接の準備として、応募する企業について情報を集めることは非常に重要です。
企業のホームページ、関連するニュース記事などから、企業の歴史、文化、主要な製品やサービス、市場での位置づけ、最近の業績に至るまで幅広く情報を集めましょう。
特に、企業の理念やビジョン、将来の目標など、企業が重視している価値観や方針を理解しておくと、志望動機を話す際にも役立ちます。
また、面接でこのような企業の核となる要素について聞かれた場合、それらを正確かつ自信を持って英語で説明できるように準備しておくことが望ましいです。
企業研究を通じて、自分がその企業で働く理由や、どのように貢献できるかを明確にすることで、面接官に対して自分の魅力を効果的にアピールできるようになるでしょう。
3. 想定の質問をリストアップする
英語面接で失敗しないためには、事前に想定される質問をリストアップしておくことが重要です。
志望動機・強み/弱み・10年後のキャリア目標・仕事をする上で大切にしていることなど、面接ごとに定番の質問があるので、これらについてはあらかじめ答えを用意しておきましょう。
また、就活サイトやSNSでは、特定の企業で過去に聞かれた質問が共有されていることがあるので、これらの情報源を活用するのもおすすめです。
過去の質問を基に、自分が面接で聞かれる可能性のある質問を予想し、それに対する答えを用意しておきましょう。
しかし、質問に対する回答を丸暗記するのはやめましょう。
面接はあくまでもコミュニケーションの場であり、事前に用意した回答を読み上げるだけでは、面接官からの心象も当然良くありません。
質問に対する自分の回答は、大事なポイントのメモに留めておき、実際に面接の場でエピソードを紡ぐようにすると、コミュニケーションとしても自然になります。
オンライン面接の場合、緊張した際に忘れないように、手元にメモとしてキーワードだけを置いておくのも良いでしょう。
4. 模擬面接の実施
諸々の準備ができたら、あとは面接前にできる限り模擬面接を通して、質疑応答を何回も練習しましょう。
練習を繰り返すことで、面接における質疑応答に慣れることができ、本番の緊張を緩和することにも繋がります。
英語面接の練習は日本語の面接と違って、練習に付き合える存在が周りに少ないことがほとんどでしょう。
そこで、オンライン英会話サービスを活用するのがおすすめです。
オンライン英会話サービスを利用することで、リアルタイムでの質問に対する反応速度や表現の正確性を向上させることができるため、面接本番でのパフォーマンスが格段に良くなります。
また、オンラインでの模擬面接は、スケジュールの調整がしやすく、多忙な中でも効率的に練習を重ねることが可能です。
経験豊富なオンライン英会話教師からのフィードバックを得ることで、自身の弱点を明確にし、改善点を具体的に把握し、適切な対策を取ることができるでしょう。
模擬面接は、自分で用意した質問リストを先生に共有する、一般的な英語面接で聞かれる内容を先生に聞いてもらうなどのやり方ができます。
面接の目的や応募先についての情報を先生に提示することで、より本番に近い形式での面接練習ができるので、可能な限り詳しい情報を共有しましょう。
また、英会話サービスによっては、面接対策のレッスンを設けている場合があります。
例えば、QQEnglishでは、「QQEオリジナル 英検®面接対策」という、英検二次試験本番を想定したカリキュラムが用意されています。
3級・準2級・2級・準1級それぞれの形式に沿った面接練習ができるので、英検の面接が迫っているという方はぜひ活用してみてください。
QQEnglishでは、無料体験レッスンが2回まで受けられます。
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5. 逆質問を用意しておく
面接の最終段階で行う逆質問は、単に情報を得るだけでなく、面接官に対して自分の熱意や物事に取り組む姿勢をアピールする絶好のチャンスです。
例えば就職面接であれば、企業の未来のビジョン、成長戦略、職場の文化について質問することで、論理的思考力や長期的なキャリアプランに対する真剣さを示すことができます。
具体的には、企業が直面している業界の課題に関する質問などは、面接官に対して自分がその企業の一員としてどのように貢献できるかを考えていることを示すのに効果的でしょう。
面接を踏まえて即興で考えるのも良いですが、企業研究を通して、あらかじめ気になるポイントについての質問を数問用意しておくのがおすすめです。
しかし、企業サイトなどに掲載がある情報を聞くと、企業への関心度が低いと思われてしまう可能性もあるので、「面接で聞くべき価値がある質問」を用意しましょう。
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英語面接の基本的な流れ
英語の面接であっても、基本的には日本語の面接と大きくは変わりません。
一部日本語の面接と異なる部分もあるので、ここで一般的な流れを知っておきましょう。
ただし、英検などの試験としての面接は、一般的な面接と流れが異なるので、過去の試験の形式を参考にしてみてください。
1. スモールトーク
英語の面接では一般的に、スモールトークから始まり、その後に自己紹介や自己PRへと進みます。
これは、面接の雰囲気を和らげ、受験者がリラックスして自身の能力や経験を最大限にアピールできるようにするためです。
主なトピックは、日本語の面接でも聞かれるような天気の話題や面接会場までの交通手段などについてです。
(1) How are you today?
(調子はどうですか?)
(2) Did you find our office easily?
(当社のオフィスは簡単に見つかりましたか?)
(3) It looks like it’s going to rain today, doesn’t it?
(今日は雨が降りそうですね。)
(4) Have you been to this part of the city before?
(この街のこの地域には以前来たことがありますか?)
(5) How was your weekend?
(週末はどうでしたか?)
直接的な合否には影響しないことがほとんどですが、英語力やコミュニケーション能力が見られていることもあるので、リラックスのための質問とはいえ油断してはいけません。
スモールトークは即興で相手の質問に答えなくてはならないので、日頃からオンライン英会話を活用して、こういった世間話に慣れておくのが良いでしょう。
2. 自己紹介・自己PR
スモールトークの後、通常、自己紹介や自己PRへと移行します。
名前や経歴などの基本情報および、自身のこれまでの経験やスキルを簡単に紹介しましょう。
大体1〜2分程度にまとめるのが一般的です。
自己紹介は面接官に与える第一印象を形成するため、簡潔かつ自信を持って話すことが求められます。
ここでの目的は、自分の学歴や職務経験、資格など、応募しているポジションへの適性を明確に示すことです。
また、個性や情熱を表現することで、なぜ自分がその職位や機会に最適な候補者であるのかをアピールするチャンスでもあります。
職歴や学歴に関する詳細については、必要に応じて面接官から徐々に質問されるので、初めの自己紹介の段階で全てのエピソードを話し切る必要はありません。
3. 志望動機・長所と短所
基本的にほとんどの面接において、自身の長所、短所について尋ねられます。
そのため、必ず準備しておきましょう。
この段階では、応募者は自分がその職位やプログラムにどのように貢献できるか、そしてその機会を通じて何を学びたいかを説明します。
また、自分の強みについて話す際は、長所を具体的な例や成果と結びつけて、説得力を持たせて説明することが重要です。
短所についても、それをどのように克服しようと努力しているかを話すことで、成長意欲と自己改善への取り組みを示すことができます。
ただし、過剰に自分をよく見せようとすると、仮に合格したとしても、該当ポジションに求められる適正とのミスマッチングが生まれてしまうので注意しましょう。
あくまでも正直に、ありのままの自分を見せることが大切です。
4. 先方からの質問
面接の核となるのが、面接官からの質疑応答です。
応募者が自己紹介や志望動機を述べた後、面接官が応募者の経歴、スキル、経験、そして職務に対する理解を深めるための質問を行います。
質問は面接の目的に応じて異なり、技術的なスキル、過去の職務経験、リーダーシップ、問題解決能力など、求める人材として適切かどうかを精査するための内容となります。
しかし、基本的に突飛な質問がされることは少なく、定番のパターンがあるので、事前にそれらの定型質問に対する回答を考えておくのが良いでしょう。
本記事の次の見出しでは、英語の面接でよく聞かれる質問と回答例を紹介しているので、自分の面接の目的に合わせて予想質疑応答集を作るのに活用してみてください。
5. 逆質問
面接の終わりには、通常、応募者が面接官に質問する機会が与えられます。
この「逆質問」では、応募者がその職場や職務に対して真剣に考え、興味を持っていることを示す重要な機会です。
適切な逆質問をすることで、応募者は職場の文化、期待される役割、成長と発展の機会など、入社後の環境についてより深く理解することができます。
また、逆質問は、単に自身の疑問を解消する場ではなく、面接官に対して該当ポジションへの熱意をアピールする時間でもあります。
そのため「質問はありません」というのは、基本的にNGです。
面接中に浮かんだ疑問や、あらかじめ準備しておいた聞きたい質問を投げかけるようにしましょう。
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【目的別】英語の面接でよく聞かれる質問・回答例20選
ここでは、英語面接別に、良く聞かれる質問・回答を紹介していきます。
面接ごとに定番の質問をリストアップしているので、自身の面接の目的に合わせて参考にしてみてください。
新卒採用
新卒採用の面接では、応募者の学業成績、インターンシップやサークル活動などの大学で頑張った経験、キャリアに対する意志や期待などを把握するために様々な質問がされます。
(1)
Q: Can you tell me about yourself?
(自己紹介をしてください。)
A: I recently graduated from [University Name] with a degree in [Major]. During my time at university, I was involved in [mention any relevant activities or societies], which helped me develop my skills in [mention a relevant skill or area].
(私は最近[大学名]を[専攻]で卒業しました。大学在学中、[関連する活動やサークル]に参加しており、[関連するスキルや分野]のスキルを向上させることができました。)
(2)
Q: Why are you interested in this position?
(なぜこのポジションに興味がありますか?)
A: I am interested in this position because [my skills] align well with my career interests in [field]. I applied for this position because I believe it will give me the opportunity to further develop my skills while contributing to [specific company goals and projects].
(このポジションに興味があるのは、[スキル]と私のキャリアの関心事である[分野]とよく一致しているからです。[特定の企業の目標やプロジェクト]に貢献しながら、私の能力をさらに発展させる機会となると思い、志望しました。)
(3)
Q: What are your strengths?
(あなたの強みは何ですか?)
A: My main strengths are my analytical skills and attention to detail. I have consistently utilized these skills in my academic projects and internships to produce high-quality work and achieve results.
(私の主な強みは分析スキルと細かい部分に目がいくことです。これらのスキルを学業やインターンシップで活用し、高いパフォーマンスと成果を出してきました。)
(4)
Q: What do you think you will be doing five years from now?
(5年後の自分はどうしていると思いますか?)
A: In five years, I hope to have advanced to a position where I can take on more managerial responsibilities. I am eager to develop my leadership skills and work towards strategic goals within the company.
(5年後には、より経営的な責任を担えるポジションに昇進したいと考えています。リーダーシップ・スキルを磨き、社内の戦略的目標に取り組んでいきたいと思っています。)
(5)
Q: What kind of person would your friends describe you as?
(あなたは友人からどんな人と言われますか?)
A: I am often described as a hard worker.
I think this is because once I set a goal, I never give up and continue to work hard until the end.
(頑張り屋と言われることが多いです。一度決めた目標に対して、絶対に諦めずに最後まで努力を続けるためだと思います。)
なお、新卒採用面接では「あなたを料理に例えると?」など、往々にして突飛な質問をされることもあります。
そのため、想定質問に対する回答を用意するだけでなく、純粋な英語力を日々磨き続けることも大切です。
中途採用
転職活動では、応募者の過去の職歴、専門知識、職場での対人関係能力、新しい環境への適応能力などを評価する質問をされることが多いです。
(1)
Q: Why are you leaving your current job?
(現在の職をなぜ辞めるのですか?)
A: I am looking for new challenges and opportunities to grow professionally. While I have gained valuable experience at my current job, I feel that a new environment will offer fresh perspectives and more opportunities to apply my skills effectively.
(新しい挑戦を求めており、プロフェッショナルとして成長する機会を望んでいるためです。現職では貴重な経験を積んできましたが、新しい環境に足を踏み入れることで、私のスキルをより効果的に活用する機会が増えると考えています。)
(2)
Q: What image do you have of our company?
(当社についてどんなイメージを持っていますか?)
A: I have an image of your company as a constant innovator and industry opinion leader.
I am impressed by your commitment to tradition while valuing challenges.
(貴社には常に革新を起こし、業界のオピニオンリーダーであるというイメージがあります。
貴社の挑戦を大事にしながらも、伝統を重んじる取り組みに感銘を受けています。)
(3)
Q: What are your greatest strengths?
(あなたの最大の強みは何ですか?)
A: My greatest strengths are my project management skills and my ability to lead teams effectively. At my previous job, I led a team that successfully completed several major projects under tight deadlines.
(私の最大の強みは、プロジェクト管理スキルとチームをリードする能力です。前職では、厳しい期限の下で複数の大規模プロジェクトを成功させたチームを率いました。)
(4)
Q: Can you describe a challenge you’ve faced at work and how you dealt with it?
(職場で直面した課題とその対処法を教えてください。)
A: In my previous position, I faced a challenge when [describe a specific situation]. I addressed this by [describe your action], which resulted in [describe the outcome]. This experience taught me valuable lessons in [mention skills or knowledge gained].
(前職で[具体的な状況]に直面しました。その際、[特定の対処法]によって対応し、その結果[実際の結果を述べる]に至りました。この経験から[獲得したスキルや知識]の貴重な教訓を得ました。)
(5)
Q: What values do you hold important in your work?
(あなたが仕事において大事にしている価値観はなんですか?)
A: I value integrity in my work. I am conscious of this not only with my clients but also with my team members.
(私は仕事をする上で誠実さを大切にしています。これは、クライアントに対してだけでなく、チームメンバーに対しても意識しています。)
各質問に答える時は、自身の経験や具体的なエピソードを盛り込むことで、より説得力のある主張となります。
海外プロジェクトや海外駐在の選抜
海外プロジェクトや駐在の面接では、応募者のグローバルな適応力、異文化間コミュニケーション能力、専門知識、およびプロジェクト管理能力を確かめるような質問をされます。
(1)
Q: Why are you interested in this international role?
(なぜこのグローバルポジションに興味があるのですか?)
A: I have always been interested in working in a global environment as it offers the opportunity to interact with diverse cultures and perspectives. I believe my experience in [related field], along with my language skills in English, make me a strong candidate for this role.
(私は多様な文化や考え方に接する機会があるグローバルな環境で働くことに、常に興味を持っています。また、私の[関連分野]での経験と英語力は、このポジションにとって有力な候補者であると思っています。)
(2)
Q: How do you handle communication challenges in a multicultural environment?
(多文化環境でのコミュニケーションの課題にどのように対処しますか?)
A: In previous global projects I have worked on, I have achieved great results while collaborating with teams from different cultural backgrounds.
The team was made up of members from various backgrounds, so respect for each other’s culture was important.
I believe that regular feedback and open dialogue were key to communication.
(以前の私が担当したグローバルプロジェクトでは、異なる文化背景を持つチームと協力しながら、大きな成果を上げました。様々なバックグラウンドを持つメンバーが集まったチームだったので、互いの文化へのリスペクトを大切にしていました。定期的なフィードバックとオープンな対話がコミュニケーションの鍵だったと思います。)
(3)
Q: What do you think is the best way to adapt quickly to a new environment?
(新しい環境に迅速に適応するためにはどうしたら良いと思いますか?)
A: It is important that you should actively learn about the local culture and business practices.
Additionally, it may be helpful to get advice from colleagues who have experience in the area.
(現地の文化やビジネス慣習について積極的に学ぶべきだと思います。また、その地域での経験を持つ同僚からアドバイスを得るのも有効でしょう。)
(4)
Q: Can you describe an international project you have worked on and what you learned from it? (あなたが過去に取り組んだ国際プロジェクトでは何を学びましたか?)
A: I was involved in a project in [Country] where we collaborated with [describe the project or team]. One key takeaway was the importance of understanding local market conditions and consumer preferences, which significantly influenced our project’s strategy and outcomes.
([国]で[プロジェクトやチームの説明]と協力したプロジェクトに関わりました。ここから得た教訓は、現地の市場状況と消費者の好みを理解することの重要性であり、このことは私たちのプロジェクトの戦略と結果に大きな影響を与えました。)
(5)
Q: How do you think you can apply the knowledge you gained while stationed abroad to your projects in Japan?
(海外駐在で得た知見をどのように日本のプロジェクトに活かせるとお考えですか?)
A: I believe that the experience of gaining a deeper understanding of markets abroad can be useful in discovering new business opportunities and developing different market strategies.
(海外で市場理解を深めた経験は、新しいビジネスチャンスの発見や異なる市場戦略の立案に役立てることができると思います。)
各質問に対して具体的な例や成果と個人の経験を組み合わせることが重要です。
大学や大学院の入学試験
大学や大学院の入学試験の面接では、応募者の学問への興味、キャリア目標、研究計画などが評価されます。
(1)
Q: Why do you want to study at our university?
(なぜ当校で学びたいのですか?)
A: I am particularly interested in your university because of its [specific program or department]. The cutting-edge research and the distinguished faculty in [field of study] are what attract me the most. I am eager to contribute to and learn from such a vibrant academic community.
(貴校の[特定のプログラムまたは学部]に関心を持っています。中でも、[学問分野]の最先端の研究と優れた教員の方々が最も私を引きつける理由です。私は、このような活気ある学術界に貢献し、そこから学びたいと思っています。)
(2)
Q: What are your career goals?
(あなたのキャリア目標は何ですか?)
A: After completing my studies, I aim to work in [specific field or industry]. I believe that the knowledge and skills I will acquire at your university will be crucial in helping me achieve my goal of [specific career goal, like starting a business, working in a specific sector, etc.].
(学業を終えた後、[特定の分野や産業]で働くことを目指しています。貴校で身につける知識とスキルが、[特定のキャリア目標、例えばビジネスを起業する、特定のセクターで働くなど]を達成する上で重要になると信じています。)
(3)
Q: Can you describe a project or research you have conducted?
(あなたが行ったプロジェクトまたは研究について説明してください。)
A: During my undergraduate studies, I conducted a research project on [topic]. The focus of my research was [explain the research focus]. This project not only enhanced my analytical and research skills but also ignited my passion for further study in [field of study].
(学部時代に[トピック]に関する研究プロジェクトを行いました。私の研究の焦点は[研究の焦点を説明]でした。このプロジェクトは、私の分析力と研究スキルを高めただけでなく、[学問分野]でさらなる研究に対する情熱をかき立てました。)
(4)
Q: What do you want to do in your college life?
(大学生活でやりたいことは何ですか?)
A: I would like to be actively involved in [mention specific activities such as clubs, circles, research groups, etc.]. I am also interested in participating in collaborative projects with the community that your school supports, as I believe it is important to give back to the community while gaining academic knowledge.
([クラブ、サークル、研究グループなど特定の活動に言及]に積極的に参加したいと思っています。また、学問的な知識を得ながらコミュニティに還元することが大切だと考えているため、貴校が支援する地域社会との共同プロジェクトに参加することにも興味があります。)
(5)
Q: What is your dream for the future?
(将来の夢は何ですか?)
A: My dream is to work as an environmental scientist. I would like to study environmental science at university, especially in research related to sustainable energy development. In this way, my goal is to contribute to the spread of renewable energy and environmental protection. In the future, I would also like to participate in international environmental protection projects and help solve environmental problems around the world.
(将来の夢は、環境科学者として活躍することです。大学で環境科学を学び、特に持続可能なエネルギー開発に関する研究に携わりたいと考えています。これにより、再生可能エネルギーの普及と環境保護に貢献することが私の目標です。また、将来的には国際的な環境保護プロジェクトに参加し、世界各地の環境問題解決に尽力したいと考えています。)
各質問に回答する際には、具体的なエピソードを通じて、志望校に対する熱意とこれまでの経験や努力をアピールしましょう。
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逆質問の質問例20選
次に、英語面接別に、逆質問の質問例を紹介していきます。
逆質問には、単に疑問を解消するだけでなく、応募するポジションやプロジェクトに対する熱意や関心をアピールする目的もあります。
そのため、ここで紹介する定番の質問だけでなく、応募先ごとにカスタマイズした質問も用意しておくのが良いでしょう。
新卒採用
新卒採用の面接での逆質問は、企業に対して関心や熱意を持っていることを示す絶好のチャンスです。
また、企業や職場環境についてより深く理解するためにも、コーポレートサイトなどからは分からない情報について聞くのが良いでしょう。
(1) What are the most important qualities you look for in a new graduate joining your team?
(チームに新しく加わる新卒者に求める最も重要な資質は何ですか?)
(2) Can you describe the typical career path for new graduates in this company?
(この会社での新卒者の一般的なキャリアパスを教えていただけますか?)
(3) What types of training and development opportunities does your company offer to new hires? (新入社員に対して、御社はどのような研修や成長の機会を提供していますか?)
(4) Could you tell me more about your company culture here?
(御社の企業文化についてもっと教えていただけますか?)
(5) What are the biggest challenges facing your company or this industry today?
(現在、貴社またはこの業界が直面している最大の課題は何ですか?)
これらの質問は、自分がその組織に適しているかどうか、そして将来そこで働くことに興味を持てるかどうかを判断するための重要な基準にもなります。
上記はあくまでも一般的な質問例なので、自身が受ける会社に合わせてカスタマイズした質問を用意しましょう。
中途採用
中途採用の面接では、企業についてより深く理解するために逆質問をすることが重要です。
職場が自分のキャリア目標や働き方に合っているかを判断するためにも、気になっていることを率直に聞きましょう。
(1) Could you describe the team I would be working with?
(私が働くことになるチームについて説明していただけますか?)
(2) What are the biggest challenges facing your team right now?
(現在、貴チームが直面している最大の課題は何ですか?)
(3) I have the skill of ~ from my previous experience, and I wonder in what situations I can make use of it in your company.
(私はこれまでの経験で~のスキルを持っていますが、御社でどのような場面で活かせるでしょうか?)
(4) What qualities do people who are active in your company have in common?
(御社で活躍している人にはどんな資質がありますか?)
(5) I would like to work abroad in the future. What criteria do you use to select expatriates?
(将来海外で働きたいと思っているのですが、どのような基準で駐在員を選んでいますか?)
これらの質問は、企業の環境やポジションの具体的な職務を理解する上で役立ちます。
また、面接官に自分がその職に真剣に取り組む意志があることを示すことができ、ポジティブな印象を与えられるでしょう。
海外プロジェクトや海外駐在の選抜
海外プロジェクトや海外駐在の選抜面接では、そのポジションの特性と自身の適性がマッチしているかを確認する逆質問が有効です。
(1) What are the primary objectives for the overseas project I would be involved in?
(私が関与する予定の海外プロジェクトの主な目的は何ですか?)
(2) What difficulties have past expatriates encountered in this project?
(過去の駐在員がこのプロジェクトにおいて苦労したことはどんな点ですか?)
(3) What is expected of Japanese employees in this project?
(このプロジェクトで、日本人社員に求められていることは何ですか?)
(4) Are there any opportunities to apply the knowledge gained from overseas projects to Japanese projects after returning to Japan?
(海外プロジェクトで得た知見を帰国後に日本のプロジェクトで活かす機会はありますか?)
(5) Are there opportunities for further international assignments after this one?
(この後にさらなるグローバルプロジェクトに参加する機会はありますか?)
これらの質問から得られる情報は、海外でのプロジェクトや駐在の機会が自身のキャリア目標にどのように合致するかを確認するためにも重要です。
大学や大学院の入学試験
大学や大学院の入学試験の面接では、学校やプログラムに対する理解を深めるために、そして自身の志望度が高いことをアピールするための逆質問を行いましょう。
(1) Can I take classes outside of my department?
(自分が所属している学部以外の授業を受けることはできますか?)
(2) What are the key research areas the department is currently focusing on?
(学部が現在重点を置いている主要な研究分野は何ですか?)
(3) What support and resources are available for graduate students?
(大学院生にはどのようなサポートやリソースが提供されていますか?)
(4) What kind of programs are available for studying abroad?
(海外留学にはどのような制度がありますか?)
(5) I think that the most attractive thing about XX University is __________.
What is the attractive point of XX University from the professor’s point of view?
(私は○○大学の魅力を〜だと思っていますが、教授からみた○○大学の魅力はどんなところですか?)
これらの質問は、学びの環境やリソース、教育プログラムの質、そして卒業後の見通しについて理解を深めるために有効です。
また、面接官に対してあなたが自分の学術的目標に対して真剣に取り組んでいるという印象を与えることができます。
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覚えておくと便利な表現22選
定型の質疑応答だけでなく、覚えておくと面接において便利な英語表現がいくつかあります。
ここでは、以下の頻出フレーズを全部で22個紹介します。
- 聞き返しのフレーズ
- 間を繋ぐためのフレーズ
- 話をまとめるために便利なフレーズ
- お礼のフレーズ
面接ではもちろんですが、日常の英語コミュニケーションにおいてもよく使われるフレーズを厳選して紹介しているので、覚えておいて損はないですよ!
聞き返しのフレーズ
英語の面接中、万が一相手の話が聞き取れなかったり理解できなかったりする場合に役立つ聞き返しのフレーズを覚えておくと、スムーズにコミュニケーションを続けることができます。
母国語の会話であっても聞き返すことがあるように、自然な会話の流れでの聞き返しであれば、マイナスに働くことはほとんどないので安心してください。
(1) Could you repeat that, please?
(もう一度繰り返していただけますか?)
(2) Sorry, I didn’t catch that. Could you repeat it?
(すみません、聞き取れませんでした。もう一度言っていただけますか?)
(3) Can you clarify what you mean by that?
(その点についてもう少し詳しく説明していただけますか?)
(4) I’m sorry, could you explain that one more time?
(申し訳ありませんが、もう一度説明していただけますか?)
(5) I’m sorry. Could you speak a little slower, please?
(すみませんが、もう少しゆっくり話していただけますか?)
(6) Excuse me, what did you say about…?
(すみません、…について何と言いましたか?)
(7) What does ~ mean?
(〜はどういう意味ですか?)
これらの表現は、英語での面接や会話の中で聞き取りにくい部分があったときに、自然かつ礼儀正しく聞き返すことができるフレーズです。
緊張から相手が話していることが頭に入りにくい場合に備えて、いくつか定型のフレーズを覚えておくと便利です。
間を繋ぐためのフレーズ
会話の流れをスムーズに保つためには、間を繋ぐフレーズが非常に役立ちます。
正しく使用することで、思考の時間を確保しつつ、会話が不自然に途切れてしまうのを避けることができます。
(1) Let me see…
(ええと…)
(2) That’s a good question. Let me think about that for a second.
(いい質問ですね。ちょっと考えさせてください。)
(3) That’s a difficult question. Give me a moment to think about that.
(難しい質問ですね。少し考える時間をください。)
(4) That’s an interesting question. I had never thought about it. Well…
(面白い質問ですね。考えたことがありませんでした。ええと…)
(5) How should I put it?
(なんて言ったらいいですかね…)
これらのフレーズを適切に使用することで、自信を持って会話を進めることができ、聞き手に対しても考えていることが伝わりやすくなるでしょう。
ただし、「Well.」「You know.」「I mean.」「Um…」などのカジュアルすぎるフィラーワーズ(繋ぎ言葉)は、面接といったオフィシャルな場にはそぐわない場合があります。
普段英語を話す際に癖になっている方は、十分に注意しましょう。
話をまとめるために便利なフレーズ
英語の面接において、広がった自分の話を最後に効果的にまとめることで、聞き手に自分の話の重要なポイントを再度強調することができます。
話を締めくくる際には、聞き手にポイントがはっきりと伝わるよう、以下のような適切なフレーズを用いる必要があります。
(1) In conclusion…
(結論として…)
(2) To sum up…
(要約すると…)
(3)So, to wrap this up…
(それでは、これを締めくくるために…)
(4)In brief…
(簡単に言うと…)
(5)Let me just say…
(最後に言わせてください…)
これらのフレーズは話の内容を整理し、面接官や聞き手に対して伝えたいポイントや結論を明確にするために非常に効果的です。
関連記事:「まとめ」「まとめると」は英語でどう言う?プレゼンや会議で使えるフレーズを一挙紹介!
お礼のフレーズ
日本語でも同様ですが、英語でのコミュニケーション、特に面接やビジネスの場面で感謝の意を表すことは、礼儀正しさを示すとともに良好な関係を築く基礎となります。
(1) Thank you for taking your time.
(お時間をいただき、ありがとうございます。)
(2) I would like to thank you for the job interview.
(採用面接を実施していただき、大変感謝しています。)
(3) Great to meet you today.
(本日はお会いできて嬉しかったです。)
(4) Thanks so much for the opportunity.
(このような機会をいただき、ありがとうございます。)
(5) Thank you very much for giving me the opportunity to have an interview.
(面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。)
上記のような適切なお礼のフレーズを用いることで、相手に対する敬意と感謝を効果的に伝えることができます。
面接の終わりや退室前、面接後のフォローアップメールで使ってみましょう。
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英語面接に対応できる力を身につけるには英語コーチングがおすすめ!
英語面接に対応できる力を短期的に身につけたいと思っている方には、英語コーチングがおすすめです。
コーチングでは、英語学習のプロフェッショナルが学習者の英語における弱みに対して適切にアプローチし、より効果的かつ効率的に学習を進められるようにサポートします。
英語が上手く話せない原因に頭を悩ませるより、プロに学習の質を担保してもらい、自身は学習を行うことのみに集中した方が、より効率的に英語面接の対策ができるしょう。
英語のコーチやコンサルタントは、学習者のニーズやレベルに合わせた指導を行います。
例えば、課題の特定やそれに合わせた適切な学習プランの策定、モチベーションの維持など、独学では難しい部分を徹底的にサポートします。
学習者一人一人にカスタマイズした指導プランによって、短時間の学習でも最大の効果を得ることが可能です。
英語面接を突破することは、あくまでも手段でしかありません。
最終的に重要なのは面接に合格した先にある、海外駐在やグローバルポジションで活躍することではないでしょうか。
そのためにも、英語面接に対応できる力だけでなく、英語力の基礎を固めておくこと、正しい英語学習の方法を知っておくことは大変重要です。
QQEnglishのコーチングサービス「Boost Coaching」では、独自のプログラムによって、100日間という短期間で英語力を向上させることができます。
- これまで英語学習を続けてきたのに英語力が上がらない
- 英語学習をあまりやってこなかったから学習方法が分からない
- できるだけ早く英語を話せるようになりたい
という方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
「英語コーチングや英語学習コンサルタントってどんなことしているの?」という方は、本ブログのこちらの記事も併せて読んでみてください!
関連記事:英語学習コンサルタントとは?期待できる効果やおすすめできる人を解説!
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英語の面接で意識したいテクニック
英語の面接で成功するためには、質疑応答の準備だけでなく、コミュニケーションにおけるテクニックにも意識を向けることが重要です。
ここでは、面接本番で意識したいテクニックについて解説します。
本番でいきなり実施するのは難しいので、模擬面接の練習の時点から意識して取り入れ、無意識でも自然と行えるレベルまで仕上げていくのが良いでしょう。
自信を持った態度で臨む
これは英語面接に限らず、英語を使用するあらゆる場面においても言えることですが、自信を持った態度で臨むことは非常に重要です。
自信に満ち溢れた態度は、面接官に対して信頼感や誠実な印象を与えます。
本番で緊張せずに自信を持って臨むためには、事前に十分な準備をしておくことが必要不可欠です。
予想される質問への回答を準備して、模擬面接を繰り返し行い、自分の履歴書や職務経歴について詳しく把握しておくことで、どんな質問にも迅速かつ正確に答えることができます。
また、面接当日は、ポジティブな考え方を心がけ、リラックスすることで、自信ある態度が自然に取れるようになるでしょう。
面接官に対して自信をアピールするには、落ち着いてはっきりと話したり、不安そうな表情を見せないことが大切です。
面接中の自分のパフォーマンスを客観的に把握するために、質疑応答の練習風景を録画するのもおすすめです。
質問が聞き取れない・理解できない場合は聞き直す
英語の面接中、質問が明確に聞き取れなかったり、意味が完全に理解できないことが出てくるかもしれません。
このような状況に直面した際は、焦らずに適切に対処することが大切です。
質問への理解が曖昧なまま回答を始めてしまうと、面接官が意図していた回答からズレ、誤解を招くこともあるので、必ず聞き返すようにしましょう。
質問の聞き返しは決して恥ずかしいことではなく、むしろ自分の理解を確実にし、効果的なコミュニケーションを図るための積極的なアプローチと見なされます。
自然な流れで聞き返す分には、マイナス評価になることは基本的にないので、落ち着いて聞き返しましょう。
聞き直す際には、先に紹介したような礼儀正しく丁寧な表現を用いることが望ましいです。
聞き返した上で理解できない部分がある場合は、分からない部分を明確に伝え、英語表現の言い換えを依頼してみても問題ありません。
回答を考えるための時間稼ぎのフレーズを使用する
英語の面接で難しい質問に直面した際、即座に答えを出すのが困難なことがあるでしょう。
このような状況では、回答を考える時間を稼ぐフレーズを使うことで、慌てずに考えを整理し、質問に対して適切な回答を返すことができます。
先に紹介した間を繋ぐためのフレーズを使用することで、少しの間を置いて考える時間を確保しましょう。
無言になってしまうと、質問の意味が分からないのか、考えているのかなど、どういう状況なのかが面接官に伝わらず、悪印象を抱かれる恐れがあります。
必ず、何かしらのフレーズを発して、自分が今考えをまとめている最中ということをアピールしましょう。
ただし、このテクニックを使用する際には、フレーズを使った後に長い沈黙が続かないよう注意が必要です。
適度に思考時間を持つことはプラスに働きますが、あまりに時間をかけすぎると自信がないようにも見えることがあります。
したがって、フレーズを使った後は迅速に自分の考えをまとめ、自信を持って回答することで、面接官に対して考える能力と同時にコミュニケーションスキルの高さを示すことが重要です。
ネガティブ発言はNG
日本語面接においても避けるべきとされていますが、英語面接においてもネガティブな発言はNGです。
例えば、以前の職場や同僚、上司に対する不満や批判を述べること、自己の能力や経験に対する否定的なコメントなどは、避けた方が良いでしょう。
ネガティブな発言をすることは、面接官に対してプロ意識や対人関係のスキルが不足しているという印象を与える可能性があります。
面接中には常にポジティブな態度を保つことが重要です。
失敗談について話す場合でも、そこから学んだことや成長に繋がった点に焦点を当てて話すことで、困難な状況に対処する能力と前向きな姿勢をアピールできます。
ネガティブな表現を避け、自身の適性や努力している姿勢を効果的に伝えることで、面接官に好印象を与えることができるため、意識的にポジティブな言葉選びを行うようにしましょう。
主に、予期せぬ質問への回答でうっかりネガティブに返してしまうことが多いので、オンライン英会話を活用して即興質問や少し意地悪な質問を先生に出してもらうのがおすすめです。
ポジティブな言い換えが思い付かない場合は、その場で先生にアドバイスをもらうのも良いでしょう。
同じ言い回しを多用しない
英語面接では、できるだけ同じ言い回しや表現を繰り返し使用しないように注意しましょう。
同じ表現を多用することで、幼稚な印象や英語力が基準に満たない、あるいは準備が不十分であるという印象を与えかねません。
幅広い語彙を使うことは、英語力の高さや思考力をアピールすることに繋がります。
また、面接以外のシチュエーションにおいても、会話を豊かに展開させ、聞き手の興味を引き続けるためにも、様々な表現を用いることが推奨されます。
面接に臨む際は、事前に一つの言葉を色々な単語で表現する方法を学んでおくと良いでしょう。
例えば、「help」の代わりに「assist」や「support」を使う、「complete」の代わりに「accomplish」や「achieve」を使うなど、同じ意味でも異なる語を使って説明することができます。
様々な言い回しを練習しておくことは、自信を持って流暢な英語で応答するためにも大切です。
日頃から、できるだけ色々な語彙を使用して英語を話すことを意識して練習しておきましょう。
丸暗記した回答を話すのではなくコミュニケーションを意識する
本記事では、英語面接に向けて、事前に質問に対する回答を準備しておくことを推奨していますが、準備した回答をそのまま丸暗記して話すのはあまり良いことではありません。
丸暗記した回答を使用すると、機械的に聞こえるリスクがあるだけでなく、面接官の質問のニュアンスに柔軟に対応できない可能性があります。
面接は一方的なプレゼンテーションではなく、あくまでも双方向のコミュニケーションとして捉えましょう。
効果的なコミュニケーションを行うためには、聞かれた質問に対して直接的に答えるよう努め、同時に面接官との関係を築くことを目指す必要があります。
例えば、面接官の質問やコメントに積極的に反応し、時には質問を明確化するために追加の質問を投げかけるなどすることで、機械的でなく自然なコミュニケーションとなるでしょう。
また、自分の経験について話す際には、事前に準備した回答のポイントを踏まえつつも、その場の流れに応じて適切にアレンジすることで、より対話的な雰囲気を作り出すことができます。
このようにして、面接を通じて自然なコミュニケーションを取ることは、状況に応じて柔軟に対応できることを示すという観点でも非常に有効です。
また、コミュニケーションを意識することで、面接官との関係性を深め、より人間味のある印象を残すことができます。
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英語面接で気をつけたいマナー
英語面接では、言葉の選び方や身だしなみだけでなく、様々なマナーにも注意を払う必要があります。
特にグローバル環境での面接では、異文化間のエチケットを理解し、適切に行動することが求められます。
以下のマナーに注意し、面接官に対してリスペクトのある対応を心がけましょう。
時間厳守
日本の面接において時間厳守は非常に重要なマナーですが、これは英語面接でも同じです。
面接の時間に遅れることは、タイムマネジメント能力に問題があるとみなされるだけでなく、面接官や企業に対するリスペクトが欠けているように受け取られかねません。
時間通り、あるいはそれよりも少し早く到着することで、準備に余裕を持たせることができ、心理的にも落ち着いて面接に臨むことができます。
万が一予定より遅れる場合は、遅刻が分かった時点で先方に謝罪の連絡を入れ、おおよその到着時間を伝えるようにしましょう。
また、面接の日は計画的に行動し、予期せぬ遅延に備えて余裕を持ってスケジュールを組むことが望ましいです。
オンライン面接の場合でも、事前に接続テストを行うなどして技術的な問題によって面接の開始を遅らせることがないようにしておきましょう。
ただし、あまりにも約束の時間よりも早く到着することもマナー違反となります。
先方にも前後のスケジュールがあるため、5〜10分前行動を心がけ、約束の時間よりも早すぎる・遅すぎることがないようにしましょう。
TPOに合わせた服装
服装は第一印象に大きく影響するため、TPO(Time, Place, Occasion:時間、場所、場合)に合わせた服装を選ぶことは、基本的なマナーとして重要です。
面接の種類や業界によって適切な服装は異なります。
例えば、企業の面接ではビジネスフォーマルが基本ですが、クリエイティブな職種やカジュアルな企業文化を持つ会社では、少し緩やかなビジネスカジュアルが推奨される場合もあります。
しかし、特別な指定がない場合は、基本的にはスーツやジャケットスタイルが好ましいでしょう。
どのような服装を選択するにしても、清潔感が大切です。
服のシワや髪の毛の乱れなどにも十分注意して、第一印象でマイナス評価を受けないように注意しましょう。
部屋に入室する前にはノックを
これは英語面接においてだけでなく、普段から意識すべきマナーでもありますが、部屋に入室する前にはノックをしましょう。
ノックをする際は、ドアを軽くたたくようにして、適度な強さで行うことが大切です。
音が大きすぎず、かつ小さすぎないことを心掛けてください。
「May I come in?(入室しても宜しいでしょうか?)」といったコミュニケーションが面接官と取れるとなお良いです。
ノックの後、面接官からの入室の許可が出されたら、自信を持って部屋に入り、面接官に向かって明るく挨拶をします。
この時、目を見て挨拶を交わすことで、信頼感を与えることができるでしょう。
部屋への入室方法一つをとっても、面接におけるあなたの態度や人柄を評価するための重要な要素となり得ます。
ノックという行動は、面接全体の印象を左右する初めての接点となるため、軽んじず、適切に行いましょう。
アイコンタクトを積極的に取る・オンライン面接の場合は目線に注意
アイコンタクトを積極的に取ることは、面接官に自分の話を効果的に伝え、話している内容に自信を持っていることを示す効果的な方法です。
適切なアイコンタクトは、非言語的なコミュニケーションの一環として、言葉を補強し、より説得力を持たせることができます。
面接中のアイコンタクトは、自然に目を合わせ、不自然に見つめすぎないことを心掛けましょう。
例えば、長めの説明をする際には、時々視線を下に落としてから、再び面接官の目を見るなどの方法が効果的です。
オンライン面接では、目線の管理が対面の面接とは異なるので、特に注意が必要です。
オンライン面接の場合は、カメラレンズを見ることで、面接官とアイコンタクトを取っているように見せることができます。
画面に映る面接官と目を合わせようとすると、相手に映る自分は目線が下を向いてしまうことになるので気をつけましょう。
カメラを直接見ることは慣れが必要かもしれませんが、練習を重ねることで自然に行えるようになります。
また、カメラの位置を調整して、自然な目線の高さに設定するのも効果的です。
カメラが高すぎると見下ろしているように見え、低すぎると見上げているように見えるため、目線が平行になる位置にカメラを設置しましょう。
対面・オンラインいずれの面接においても、アイコンタクトは大切なコミュニケーションとなるので、面接の際は自分の目線にも気を配ってみてください。
結論ファーストで端的に話す
英語を話す際は、話の冒頭で主要なポイントや結論を先に述べることで、その後の説明が聞き手にとってより理解しやすくなります。
特に時間が限られている面接の状況下で有効で、結論ファーストで話を紡ぐことにより、面接官が迅速に情報を把握し、その情報に基づいて次の質問を準備することができます。
日本語では話をする際は、「起承転結」の順番で話されることが多く、重要なポイントが最後になりやすいので注意しましょう。
基本的に、面接で話すエピソードは以下の構造で話すよう意識してみてください。
- 質問に対する結論(回答)
- 結論の根拠となる具体的なエピソード
- 再度結論を述べる
結論を先に述べることで、自分の回答がどこに焦点を当てているのかを明確に示すことができ、その後の詳細な説明や例示がより効果的に聞き手に伝わります。
練習を通じてこのスキルを身に付けることで、自分の意見や考えを簡潔かつ明瞭に伝える能力が向上します。
また、このように簡潔に自分の意見を聞き手に伝えるスキルは、グローバルなシチュエーションで英語を使用する上で欠かせません。
面接以外でも、普段から英語を話す際には結論から話すように意識しましょう。
面接後にはお礼のメールを忘れずに
面接が終わった後にお礼のメールを送ることは、印象を良くするためにも重要です。
お礼のメールを送ることで、面接官に自分を思い出してもらい、良い印象を持続させることができるため、選考プロセスの中で有利に働くことがあります。
メールは面接終了後24時間以内に、できるだけ早く送ることが望ましいです。
メールには、面接官への感謝の気持ちと面接中に話した内容や興味深かった点に簡単に触れることで、その日の会話を思い出してもらえるようにします。
また、自分が応募したポジションに対してどれだけ熱意を持っているか、そしてどのように貢献できるかを改めて簡潔にまとめた内容を含めると効果的です。
もし、面接中に上手く答えられなかった質問がある場合は、改めてその質問への回答をメールにまとめるのも良いでしょう。
このようなフォローアップは、礼儀正しさのアピールとなるだけでなく、積極的なアプローチとしても評価されます。
この小さな努力が将来のキャリアに大きな違いをもたらすことがありますので、面接後の対応も怠らないようにしましょう。
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英語面接に関してよくある疑問
面接で話す速さはどのくらいが適切か?
まず、英語を話す速さは、WPM(Words Per Minute)という単位で表すことができます。
WPMとは、1分間に読める単語数のことです。
英語の発話速度を評価するための一般的な指標で、具体的な数字で自分の発話スピードを把握することができます。
参考までに、ネイティブ同士が会話する際のナチュラルスピードは、WPM200前後と言われています。
また、TOEICのリスニング音源のWPMは150前後です。
面接での話す速さは、面接官に内容が明確に理解され、適切にコミュニケーションが取れる範囲内で調整することが重要です。
あまりに速すぎると、面接官が話の内容を正確に捉えることができない可能性があり、逆に遅すぎるとコミュニケーションが停滞してしまうことがあります。
適切な速度は通常、自然な会話の流れに合わせたもので、聞き手が快適に理解できる速さです。
英語に自信がない場合、ネイティブのナチュラルスピードで話そうとすると、文法や語彙が適切に使用できなくなってしまう可能性があるので、少しペースを落とすのが良いでしょう。
一般的に、WPM150~180程度が遅すぎず速すぎない適度なペースで、聞き手としても分かりやすく、ノンネイティブスピーカーであっても無理のない速度です。
面接の際、特に英語が流暢な方ほど、緊張から話す速さが無意識のうちに速くなることがよくあるので、意識的に落ち着いて、はっきりとした発音で話すように努めましょう。
また、重要なポイントでは少しペースを落とし、聞き手に情報がしっかりと伝わるよう配慮するのも効果的です。
練習段階で、自分が英語を話している様子を録音またはビデオ撮影し、実際に聞いてみるのもおすすめです。
意外と速すぎる/遅すぎるということがあるので、客観的に自身の発話の癖を知ることで、本番までに適切なペースを把握しましょう。
発音やアクセントに自信がないがどうすればよいか?
英語面接での発音やアクセントで重要なのは、完璧な発音やネイティブのアクセントを身につけることよりも、伝えたい内容をはっきりと、聞き手に理解してもらえる形で伝えることができるかです。
発音に自信がない場合は、まず基本的な発音練習から始め、よく使う単語の正しい発音を練習してみましょう。
また、リスニングとスピーキングのスキルを同時に高めるために、英語のニュースやポッドキャストを聞いたり、オンライン英会話サービスを利用して実践的な会話練習を行うことも効果的です。
さらに、面接の前には、友人や教師、もしくはプロフェッショナルなコーチに自分の発音を聞いてもらい、フィードバックをもらうこともおすすめです。
細かい発音の誤りを指摘してもらい、修正を重ねることで自信を持って話すことができるようになります。
自分の発音やアクセントに完全に自信を持つことは難しいかもしれませんが、最終的にコミュニケーションがスムーズに行えるレベルに達することが最も重要です。
聞き手に自分の言っていることを理解してもらえるように明確で、聞き取りやすい英語の話し方を心掛けてみましょう。
どのようにして英語面接の緊張を和らげられるか?
一般的に、面接などの大事なシチュエーションで緊張してしまうのは、準備不足が大半の原因です。
そのため、英語面接における緊張を和らげるためには、事前の準備、そして本番前の心の準備が鍵となります。
まず、企業研究を行い、予想される質問に対して答えを準備し、それらを何度も練習することで不安を減らすことができます。
自分の履歴書や応募書類に記載されている情報を基に、面接官から聞かれそうなポイントについて、具体的なエピソードを用意するなども効果的です。
面接対策ができたら、あとは時間が許す限り模擬面接を行ってください。
面接自体に苦手意識があり、日本語の面接であっても緊張してしまうという方は、キャリアコーチなどを活用して、まずは日本語の面接に慣れるのが良いでしょう。
また、そもそも英語を話すのに慣れていないという方は、オンライン英会話を活用し、まずはとにかく英語を話す習慣をつけるのがおすすめです。
そして模擬面接を何度も英語で行うことで、本番のイメージが湧き、自信を持って質疑応答ができるようになっているでしょう。
準備をしっかり整えたら、あとは本番でいつも通りのパフォーマンスを発揮するのみです。
面接の数分前には、ポジティブな自己暗示を行い、「私ならやれる」と自分の能力を信じることも大切です。
深呼吸やお気に入りの音楽を聞くなど、自分なりのリラックス方法があればそれを実行するのも良いでしょう。
オンライン面接で気をつけなくてはならないことはあるか?
オンライン面接では、対面の面接とは異なる特有の注意点があります。
まず、オンライン面接を行うツールの準備が必要です。
インターネット接続の安定性を確認し、使用するビデオ通話ツール(Zoom、Skype、Google Meetなど)が適切に設定されていることを事前にチェックしておきましょう。
また、カメラとマイクが正しく機能していることを確認し、面接の際にはクリアな音声と映像でコミュニケーションできるようにします。
面接環境にも注意が必要です。
自室や貸し会議室など、静かでプライバシーが保たれた部屋を選び、背景には乱雑なものが映らないように整理整頓を心がけましょう。
どうしても背景に何か写ってしまう場合は、ビデオ通話ツールの機能を使用してモザイクをかけるのもおすすめです。
照明にも気を配り、顔が明るくはっきりと見えるようにしましょう。
さらに、オンライン面接ではカメラを見ることで目線が合っているように見せることが大切です。
面接官との目線が合うと、より良いコミュニケーションが取れ、信頼感を築きやすくなります。
画面に写った面接官の目を見てしまうと、相手に映る自分の顔の目線は少し下がってしまうので、できる限りカメラを見るようにしましょう。
また、服装についても、対面の面接と同様に、スーツやオフィスカジュアルなどの、TPOに合わせた服装を選び、清潔感を出すことが求められます。
最後に、オンラインでの面接は予期せぬ技術的トラブルに見舞われることがあります。
そのため、面接の前にはすべての機器を再度チェックし、万が一のために緊急連絡先を控えておくなど、前もって対策を講じておきましょう。
ビデオ通話ツールには、時間に余裕を持ってアクセスしておくのが良いですが、あまりにも早く待機してしまうと、先方に迷惑をかけてしまうこともあります。
そのため、5〜10分ほど前にツールに正常にアクセスできるかを確認し、入室は数分前にするのが良いでしょう。
基本的な面接の流れは対面でもオンラインでも変わりませんが、機器トラブルには十分に気をつけてください。
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まとめ
この記事では、英語面接でよく聞かれる質問や面接で気をつけたいテクニックやマナーなどについて解説してきました。
本記事を読むことで、英語面接本番までに準備すべきことや、当日に意識すべきことがクリアーになっていれば幸いです。
しかし、英語面接の準備が不安、そもそも英語力に自信がないという方は英語コーチングサービスの利用を検討してみるのもおすすめです。
QQEnglishのコーチングサービス「Boost Coaching」は、日本人ビジネスパーソンに向けたプログラムで、100日という短期間で成果が出るように設計されています。
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によって、効果的に英語学習を進められることが特徴です。
英語力の向上はもちろんのこと、効果的な学習方法も身につけられるので、受講後に1人で英語学習を続ける際の効率を上げることができます。
直近では英語面接を控えていないという方でも、将来的に海外で働きたいと考えている方は、今から準備しておくのが良いでしょう。
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英語コーチングサービスが気になっている方や、英語学習についてお悩みがあるという方は、まずはぜひ無料カウンセリングを受けてみてください!