手紙の宛名を英語でおしゃれに書く方法!使い方から書き方までご紹介
「英語で手紙を書くとき宛名ってどうやって書くの?書き方がわからない」とお悩みの声が多く聞かれます。
誕生日やお祝いを送るときに、英語の手紙やメッセージ使いたくなり、英語でおしゃれに手紙の宛名を書けるようになったら、かっこいいですよね。
英語で手紙の宛名を書けるようになったら、日常生活だけではなく、ビジネスや海外の大学に進学するときの申請書、大学の論文や課題を提出するときなど様々な場面で使うことができます。
この記事では、英語で手紙の宛名を書く方法について、日常生活からビジネスや学業など場面に分け、宛名の使い方についてご紹介します。
日本語の書き方と比較することもできるでしょう。ぜひ、この記事を参考に様々な場面で英語のメッセージを書いてみてください。
英語の手紙で宛名「to」「for」「from」「Dear」の使い方
手紙を書くとき、「to、for、from、Dear」の違いをご存知ですか?
相手によってどのように使い分けるのか、どのように終わらせたら良いのか迷うことがあります。それでは「to」「for」「from」「Dear」それぞれの意味と、使い方について詳しくみていきましょう。
1)to
「〜へ(〜の方へ向かって)」「〜のために」と意味し、目的地に向かって到達するまでの過程を表現します。
手紙では「to+名詞」を使うと「〜へ」という意味になります。相手に何かを伝えたいときに、手紙やメッセージあるいは連絡などに適しています。
- To Jonh:ジョンへ
- To Mr. Smith:スミスさんへ
- To Mary:メアリーへ
- To Ms Brown:ブラウンさんへ
- To Daddy:パパへ
- To Mom:ママへ
というように、カジュアル、フォーマルな場面で幅広く、誰に対しても使うことができます。
また、日本人同士でも使っていて便利で気軽に使える表現ですよね。深く考えずに特に感情を入れずに、単純に「〜さんへ」と宛名を書きたいときに使ってみましょう。
2)for
「〜のために」を意味し「for you」で「あなたのために」「あなたに」と使われます。相手に送るけど、しっかり受け取ったかどうかは問題にしていないというニュアンスを持ちます。
先ほどの「To」は相手にしっかりと届くまでのことを表現するのに対し、「for」は自分は送るけど、相手が受け取るかは問題視していないという違いがあります。
- for you:あなたに
- for guys:彼らに
- for him:彼に
- for her:彼女に
- for Daddy:パパに
- for Mom:ママに
「あなたに届くと良いな」という感じに訳すことができます。そのため、短文の連絡やメモといった簡単なメッセージとして使われることが多く、手紙に使われることはほとんどありません。
ビジネスや学業のフォーマルな場面や日常の手紙やメッセージといった大事な場面では「to」を使うことをお勧めします。特に海外では、手紙だけではなくメールなどの宛名も「to」が使われます。
3)from
「〜より」を意味し「to」「Dear」とセットで使います。基本的に手紙の宛名は「〜から、〜より」という形になりますよね。以下のように使うことができます。
- Dear Tony, From Anna:トニーへ アナより
- To Mr. Snith, From Mary:スミスさんへ メアリーより
- Dear Ms. Brown, From Kenny:ブラウンさんへ ケニーより
- To the project team, From Jonhson:プロジェクトチームへ ジョンソンより
- Dear the manager From the team:マネジャーへ チームより
日本語、英語に関係なく宛名を書くときは、相手の名前「To or Dear 〜」「〜さんへ」そして自分の名前「From〜」「〜より」を使いますよね。英語では、フォーマル、カジュアルな場面関係なく、誰に対してもこの宛名の書き方をします。
4)Dear
「親愛なる〜へ」と意味し、家族や恋人、親しい友人に手紙やメッセージを書くときに使います。また、上司や同僚、教授またはビジネスの場面で使うときは「尊敬や敬意を込めて〜さんへ」という意味にもなります。
そのため、家族や親しい友人の間だけではなく、恩師、教授、ビジネス相手にも使える単語といえます。
- Dear my best friend Noah, From Jenny:私の親友ノアへ ジェニーより
- Dear Mom, From Sarah:大好きなママへ サラより
- Dear the Marketing Team, From the project team:(敬意を込めて)マーケティングチームへ プロフェクトチームより
- Dear Mr. Brown From Smith:(尊敬の念にて)ブラウン様へ スミスより
- Dear the project manager From team:プロジェクトマネージャー様へ チームより
このように、愛情、親しみ、敬意、尊敬などの感情を込めて相手に送ります。またビジネスの場面では、拝啓や〜様というニュアンスも含まれます。
「to」との違いは、親しみなどの感情を込めずに、ただ相手に「〜さんへ」と伝えるときは「to」を使い、「Dear」は親しみや敬意など感情を込めて「〜へ、〜様へ」と使いましょう。
ただ、どちらを使っても間違いではありませんが、「Dear」の方が多くの場面で使っていると言えるでしょう。
場面ごとに使い分けて手紙の宛名を英語でおしゃれに書くコツ
上記で説明したとおり、どれを使っても間違いではありませんが、微妙なニュアンスの違いになります。
使い方によってはおしゃれになるし、受け取る方もとても嬉しく感じます。場面ごとに分けて、英文を用いてみていきましょう。
1)家族、親友、友人、恋人など親しい相手へ
- To my love, FromOO:私の愛する人へ OOより
- My dear Sarah, FromOO:親愛なるサラへ OOより
- Especially for you, FromOO:特別なあなたへ OOより
- To my dearest Ryan, FromOO:私の大好きなライアンへ OOより
- To my precious sweetheart, FromOO:私の大切な最愛の人へ OOより
- To the love of my life, FromOO:私の人生で最も愛するあなたへ OOより
親しい友人に送るときに英語の宛名で困ったら「My dear From」 と使うことで、相手に伝わります。迷ったらこのフレーズを使いましょう。
2)先生や教授へ
- To teacher, FromOO:先生へ OOより
- Dear (Mr./Ms.)OO, FromOO:OO先生へ(敬意を込めて) OOより
- Dear Professor (Mr./Ms.)OO, FromOO:OO教授へ(敬意を込めて) OOより
3)日常的な送り相手へ
- To 〜, From OO:〜さんへ OOより
- Dear 〜, From OO:〜様へ OOより
例えば、配送物やバレンタインデーの義理チョコを渡すときなどに使えます。結論から言うとどちらを使っても間違いではありません。ただ、一般的に知り合いに使うときは「To」を使うことが多いでしょう。
4)職場、ビジネス相手へ
- Dear Director OO, From OO:OO部長へ OOより
- Dear Ms. Smith, From OO:スミス様へ OOより
- Dear employees, From OO:従業員の皆様へ OOより
- Dear the project manager OO, FromOO:プロジェクトマネージャー OOより
公式な文書やビジネスの場面では、一般的に相手の名前はラストネーム(ラストネーム)を使います。もし相手の役職や称号がわかるのであれば名前の前に追加しましょう。
まとめ
手紙の宛名を英語におしゃれに書く方法はいかがでしたか?日本の手紙の書き方と少し違いますよね。英語で手紙を書けるようになったらおしゃれでかっこよく、日常生活や仕事の場面で使うことができます。
相手に伝えるときは、使い方によってニュアンスが異なるため、相手に合わせた使い方をしましょう。