【テンプレ付き】英語の手紙を友達に送る際の結びの書き方は?すぐに使える英語フレーズも紹介
英語で手紙を送る際、結びの言葉選びは相手との関係性を映し出す大切なポイントです。特に友達への手紙では、適切なフレーズを選ぶことで、相手に対する思いやりや親しみをしっかりと伝えられます。
本記事では、英語の手紙で使えるカジュアルで心温まる結びのフレーズを紹介するとともに、すぐに使えるテンプレートもご用意しました。
手紙を書く際に悩んだら、この記事を参考にして、あなたの気持ちを相手にしっかりと届けていただければ幸いです。
はじめに:英語の手紙における「結び」とは?
英語の手紙における「結び」は、手紙全体の印象を左右する重要な要素のひとつです。
結びとは、手紙の最後に書かれる「挨拶」や「締めの言葉」を意味します。相手との関係性や手紙の目的によって使い分ける必要があるため、書き方には注意が必要です。特にビジネスや友達に送る手紙では、それぞれ適切な表現が異なります。
でも、ご安心ください。
次の項目では、英語の手紙における結びの書き方やすぐに使えるフレーズを、「ビジネス」と「カジュアル(友達や家族)」の2パターンに分けて解説します。
英語の手紙の「結び」の書き方【ビジネス・友達の違いは?】
英語の手紙では、結びの部分で適切な挨拶や感謝の意を伝えることが求められます。ビジネスの手紙では、フォーマルな表現が必要です。その一方で、友達や家族に送る手紙では、よりカジュアルで親しみやすい表現が求められるでしょう。
結びの部分は、手紙の内容を締めくくると同時に、相手との関係性を強調する役割も果たします。「終わり良ければ全て良し」ということわざがあるように、最後の印象は非常に重要です。
眼の前にいない相手に自分の気持ちを丁寧に伝えるためにも、相手との距離感や手紙のトーンに応じて、最適な結びの言葉を選べるようになりましょう。
ビジネスにおける英語手紙の結びの書き方
ビジネスにおける英語の手紙では、プロフェッショナリズムを保つことが最優先です。手紙に限らず、ビジネス文書では相手に敬意を表しつつも、簡潔で明瞭な表現が求められます。
そのため、手紙で結びを書く際も「丁重さ」「リスペクト」「フォーマル感」を演出することを意識してください。
代表的な結びのフレーズとしては「Best regards」が挙げられます。こちらはビジネスシーンでよく使用される表現の一つで、相手に対する尊重を示しつつ、親しみも伝えられるバランスの取れたフレーズです。
また「Sincerely」もフォーマルな場面で用いられることが多い結びのフレーズになります。初めての取引先や上司に対して使われることが多く、Best regardsよりもさらにフォーマルな表現です。
しかし、ビジネスの現場だからといって、必ずしもフォーマルすぎる表現が最適というわけではありません。例えば、既に親しい関係が築かれている取引先に対しては、少しカジュアルな結びが許容されることがあります。
「Kind regards」や「Warm regards」は、親しい関係性を構築できているビジネスパートナーに送るのに適した結びの言葉です。これらのフレーズは、相手に対する好意や感謝の気持ちを的確に伝えられます。
友達や家族に送る英語手紙の結びの書き方
友達や家族に送る英語の手紙では、親しみやすさと温かさを伝えることが重要です。むしろ、フォーマルすぎる表現を使うことで「相手は私のことを友だちと思っていないのかな?」と不安にさせてしまい、マイナス効果があります。
友達や家族などに送るカジュアルな手紙を書く場合は、結びの部分で「相手との関係性を反映したカジュアルな表現」が求められるでしょう。
例えば、「Take care」は、相手の健康や幸せを願う気持ちをシンプルに伝えられる表現です。多くの状況で使える汎用性の高いフレーズなので、覚えておいて損はありません。
また、イギリス英語でよく使われる締め言葉として「Cheers」もおすすめです。友人間で送り合う手紙にぴったりで、より親密な表現を使いたい場合は「Love」や「With love」を使用することもできます。
これらのフレーズは、特に家族や親しい友人に対して使われることが多く、相手への深い感謝や愛情を伝えたい際にご活用ください。
さらに、結びの部分にユーモアや個性を加えることで、手紙をより親しみやすくすることも可能です。例えば、「Catch you later」や「Stay awesome」などの表現は、カジュアルでありながら、相手に対する温かい気持ちを伝えることができます。
また、手紙の内容に関連した特別なフレーズを使うことで、手紙をよりパーソナルに感じてもらえるでしょう。
最後に、友達や家族に送る手紙では、結びの後に自分の名前やニックネームを添えることで、さらに親しみを込められます。
例えば、「Love, [Your Name]」や「Take care, [Nickname]」などのように書くと、手紙全体に書き手の気持ちが込められます。
結び/締めの挨拶に使える汎用性のある英語フレーズを紹介
ここでは改めて、英語で友達に手紙を送る際の結び/締めの言葉に使える英語フレーズをリスト形式で紹介します。
相手との関係性や相手への好意を適切に伝えるためには、豊富な語彙力が必要不可欠です。手紙は特に目の前にいない相手にテキストだけで想いを伝える必要があるため、一つひとつの言葉のチョイスはしっかり検討する必要があります。
でも、安心してください。ここで紹介する英語フレーズはどれも汎用性の高いものばかりです。使用するタイミングについても記載してあるので、今からすぐに使えます。
- Take care:相手を気遣う気持ちをシンプルに伝えます。非常に使いやすい表現です。
- Cheers:イギリス英語で、カジュアルな手紙に使われることが多いです。友達同士に最適です。
- Love:家族や親しい友人に対して、深い愛情や感謝を伝える際に使われます。
- With love:もう少しフォーマルながらも、親密さを示したい時に使えます。
- Catch you later:親しい友達への手紙で使える、カジュアルで親しみやすい表現です。
適切な結びを選ぶことで、手紙全体の印象がより良くなります。相手との関係性や手紙の目的に応じて、これらのフレーズを上手に使い分けてみてください。
友達に英語の手紙を送る際のテンプレートを解説
最後に、友達に英語の手紙を送る際のテンプレートを紹介します。手紙の書き方に正解や不正解はありませんが、ある一定の型というものは存在するため、こちらのテンプレを活用しながら手紙を書いてみてください。
【テンプレ】
Dear [Friend’s Name],
I hope this letter finds you well. It’s been a while since we last caught up, and I wanted to take a moment to see how you’re doing. Things have been pretty busy on my end, but I’ve been thinking about you and the good times we’ve shared.
[Insert personal updates or stories here. For example, talk about a recent trip you took, a funny incident that happened, or any news you want to share.]
I’ve been meaning to ask, how is everything going with [mention something relevant to the friend’s life, such as their job, studies, or hobbies]? I’d love to hear more about what you’ve been up to lately.
Looking forward to catching up with you soon! Let’s try to plan something in the near future.
Take care,
[Your Name]
このテンプレートでは、友達との関係性を重視し、カジュアルで親しみやすい雰囲気を演出しています。
手紙の冒頭で相手の近況を尋ね、自分の近況を共有することで、自然な会話の流れを作り出し、手紙の結びに「Take care」というフレーズを使うことで、相手に対する気遣いを伝えています。
親しい友人へ手紙を送るのに最適なテンプレになっているので、ぜひご活用ください。
まとめ
今回は、英語で手紙を書く際の「結び」について解説しました。
英語の手紙の「結び」は、相手との関係性や手紙の目的に応じて慎重に選ぶべきもので、英語初心者だと何を書けばいいかと悩んでしまうと思います。
しかし、そこまで難しく考える必要はありません。ビジネスシーンではフォーマルな表現が求められる一方で、友達や家族にはカジュアルで親しみやすい表現が適しています。
結びの言葉にしっかりと気を配ることで、手紙全体の印象を大きく向上させられます。友達への手紙を書く際のテンプレートも活用して、古き良きコミュニケーション手法である「手紙」を堪能してみてください。
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