友達への英語の手紙の結びの書き方とは?ビジネスの結びも紹介
英語でメールを書く際は、“Sincery” ”Best regards”など結びを書くことが一般的です。しかしどの結びを使うべきか迷う方もいるのではないでしょうか。
この記事では、友達などのカジュアルな結びとビジネスで使える結びを紹介します。具体的な結びの例の他に、結びの必要性も解説します。ぜひ確認してみてください。
英語の手紙で結びは必要?
英語で手紙を書く際は、マナーとして結びを書かなければなりません。
英語の結びとは、日本語のメールの「よろしくお願いいたします」「敬具」「拝啓」などに当たる言葉です。結びを書かないと、相手に失礼な印象を与えるため注意しましょう。
英語の結びは、メールの最後の部分に書くようにしましょう。以下のように名前の前にカンマと結びの言葉を書いてください。
Best regards,
Edward
ビジネスメール以外のカジュアルなメールや手紙でも、一般的に結びをつけます。しかし、LINEやWhatappのように短文のSNSの場合は、つける必要はありません。
友達などへのカジュアルな手紙の結び
家族や友達などへのカジュアルな手紙の結びを紹介します。感謝を表す結び、別れを表す結び、相手の健闘を祈る結び、家族や恋人へ想いを伝える結びがあります。それぞれの詳細を確認していきましょう。
感謝を表す結び
家族や友達への感謝を表す結びは、感謝を意味する単語を使いましょう。代表的な感謝を表す結びは以下のとおりです。
Thanks!
シンプルで直接的な感謝の表現で、親しい友人や同僚へのメッセージに適しています。
Thanks a lot!
強調された感謝の表現で、相手の行動に対する感謝を強く示したい時に使います。
Thank you so much!
非常に感謝していることを表現します。丁寧ですが、カジュアルな場面でも使えます。
Really appreciate it!
相手の行動やサポートに対する感謝の意を強調する表現で、具体的な行動に感謝する時に使います。
Thanks for your help!
相手の助けに対する感謝の表現で、具体的なサポートに感謝する時に使います。
Thanks for everything!
相手がしてくれた全てのことに感謝する時の表現で、広範囲のサポートに対する感謝に適しています。
Thanks again!
再度の感謝を示す表現です。すでに感謝を伝えた後に、さらに感謝の意を強調する時に使います。
I appreciate it!
丁寧ながらカジュアルな感謝の表現で、親しい相手でもビジネスシーンでも使えます。
Much appreciated!
カジュアルでありながら丁寧な感謝の表現で、特に感謝していることを強調したい時に使います。
Thanks for your support!
支援やサポートに対する感謝の表現で、特定の助けやサポートに感謝する時に使います。
カジュアルな場合、Thanksの略語であるThxも使えます。
別れを表す結び
会話でも”See you later”など別れを表す発言をしますが、英語の手紙でも結びとして使えます。代表的な別れを表す結びは以下のとおりです。
Later!
非常にカジュアルな別れの挨拶で、親しい友人や同僚に使います。
See ya!
「See you」の略式で、カジュアルで親しい相手に適しています。
Catch you later!
非常にカジュアルで親しみやすい表現で、友人や親しい同僚に適しています。
Talk to you later!
近いうちに再び話すことを期待する表現で、親しい相手に使います。
See you around!
友人や同僚に対し、近いうちにまた会うことを期待している表現です。
See you soon!
すぐに会うことを期待する表現で、親しい友人や同僚に対して言うのに適しています。
Take care of yourself!
相手に自分を大事にするよう促す表現で、親しみを込めて使える表現です。
Have a great day!
相手の一日を願う表現で、幅広いシーンで使えるでしょう。
Have a nice weekend!
週末を楽しく過ごすことを願う表現で、金曜日のメールなどに送ってみましょう。
Have a wonderful holiday!
休日を楽しく過ごすことを願うフレーズで、休暇前の挨拶に適しています。
Take it easy!
リラックスして過ごすことを願う表現で、親しい友人や同僚に使えるでしょう。
Stay awesome!
相手にそのまま素晴らしい存在でいてほしいと願う表現で、親しい友人に適しています。
Keep in touch!
今後も連絡を取り合うことを期待する表現で、親しい相手に適しています。
All the best!
相手の幸運を願う柔軟な表現で、カジュアルでも丁寧な場面でも使えます。
Till next time!
次回までお別れという意味合いで、また会うことを期待する表現で、
Peace out!
カジュアルでリラックスした別れの挨拶で、親しい友人に適しています。
Catch you on the flip side!
カジュアルで親しみやすい別れの表現で、友人や同僚に使います。
相手の健闘を祈る結び
英語のメールを書く際、相手の健闘を祈ることも伝えたいですよね。健闘を祈るような代表的な結びを紹介します。
Best of luck!
幅広く使える一般的なフレーズで、特定のプロジェクトや挑戦に対して相手を応援する時に使います。
Good luck!
カジュアルでシンプルな表現で、試験や面接など、特定の状況での成功を祈る時に使います。
Wishing you all the best!
幅広い状況で使える丁寧な表現で、相手の幸運を祈る意味が込められています。
Fingers crossed for you!
カジュアルで親しみやすい表現で、特に相手が結果を待っている時に使います。
Hope everything goes well!
幅広い状況で使える表現で、相手の成功やスムーズな進行を祈る意味があります。
Wishing you success!
相手の成功を具体的に祈る表現で、プロジェクトやビジネスの場面で使いやすいです。
Best wishes for your upcoming project!
特定のプロジェクトや課題に対して、相手の健闘を祈る表現です。
Hope it all goes smoothly!
物事が順調に進むことを祈るカジュアルな表現です。
May you achieve great success!
よりフォーマルな表現で、相手の大きな成功を祈る意味があります。
Rooting for you!
カジュアルで親しみやすい表現で、相手を応援していることを示します。
Wishing you the very best!
より丁寧で幅広く使える表現で、相手の健闘と幸運を祈ります。
Here’s to your success!
カジュアルで前向きな表現で、相手の成功を祝う気持ちが込められています。
Rock on!
非常にカジュアルで、相手に頑張ってほしいという意味合いで、親しい友人に適しています。
相手との関係性や、頑張ってほしい内容によって使う結びを工夫しましょう。
家族や恋人へ想いを伝える結び
英語のカジュアルなメールで家族や恋人に愛や想いを伝える結びには、さまざまなフレーズがあります。それぞれのニュアンスと共に紹介します。
Love,
シンプルで直接的な愛情表現で、家族や恋人に最もよく使われます。
Lots of love,
多くの愛を込めてという意味で、親しみと深い愛情を示します。
All my love,
相手に全ての愛を捧げるという意味で、深い愛情を表現します。
With love,
愛を込めてという意味で、温かみのある表現で、家族や恋人に適しています。
Love always,
いつも愛しているという意味で、長い間続く愛情を表現します。
Forever yours,
永遠にあなたのものという意味で、深い愛と献身を示します。
Yours truly,
親しみを込めた愛情表現で、深い関係を示します。
Hugs and kisses,
ハグとキスを送るという意味で、親しみや愛情をカジュアルに示します。
Miss you,
あなたが恋しいという意味で、離れている時の気持ちを表現します。
Thinking of you,
あなたのことを考えているという意味で、遠くにいる相手への愛情表現。
With all my heart,
心を込めてという意味で、深い愛情と誠実さを示します。
Yours forever,
永遠にあなたのものという意味で、強い愛情と永続性を示します。
Much love,
多くの愛を込めてという意味で、温かみと深い愛情を示します。
Lovingly,
愛情を込めてという意味で、親しみと優しさを感じさせる表現。
Affectionately,
愛情を込めてという意味で、温かく親しみやすい表現。
Can’t wait to see you,
あなたに会うのが待ち遠しいという意味で、相手に対する期待と愛情を示します。
You mean the world to me,
あなたは私にとって全てという意味で、深い愛と感謝を表現します。
My heart is yours,
私の心はあなたのものという意味で、強い愛情と献身を示します。
Kisses,
キスを送るという意味で、親しみや愛情をカジュアルに示します。
Stay safe,
気をつけてという意味で、相手を気遣う愛情表現。
それぞれのフレーズは相手との関係性やシチュエーションに応じて使い分けてみてください。
ビジネスに使えるフォーマルな手紙の結び
友達や家族などカジュアルだけでなく、ビジネスのメールでも結びを使う場面は多いでしょう。「お返事お待ちしております」「ご検討よろしくお願いいたします」「お気軽にご連絡ください」と伝える結びを紹介します。
「お返事お待ちしております」を表す結び
ビジネスの英語メールで「お返事お待ちしております」と伝えたい時がありますよね。相手からの返事を待っていることを表す結びの例文を紹介します。
Looking forward to your reply,
標準的で丁寧な表現で、相手からの返事を期待していることを示します。
I look forward to hearing from you,
少しフォーマルですが、相手の返信を楽しみに待っていることを表します。
Awaiting your response,
直接的で明確に返事を待っていることを示し、少しフォーマルな印象を与える表現です。
Please let me know at your earliest convenience,
返事を急いでいるわけではなく、相手の都合の良いタイミングで返事をもらいたいという配慮を示す表現です。
I appreciate your prompt response,
迅速な対応を相手に期待していることを示し、丁寧さを保ちながらもやや強めに返事を求める表現です。
「ご検討よろしくお願いいたします」を表す結び
日本語のメールのようにビジネスの英語メールでも「ご検討よろしくお願いいたします」と伝えたい時もありませんか。英語で「ご検討よろしくお願いいたします」を表す結びの例文を紹介します。
Thank you for considering this,
この件についてご検討いただきありがとうございます。
I appreciate your consideration,
ご検討いただき感謝いたします。
Thank you for your time and consideration,
お時間とご検討に感謝します。
I look forward to your decision,
あなたのご決定をお待ちしております。
Thank you for taking this into account,
この件を考慮いただきありがとうございます。
I hope you will give this your serious consideration,
この件について真剣にご検討いただければ幸いです。
「お気軽にご連絡ください」を表す結び
英語のビジネスメールで「お気軽にご連絡ください」と表現したい時もありますよね。その場合の表現方法もお伝えします。
Please feel free to contact me,
お気軽にご連絡ください。
Don’t hesitate to get in touch,
ためらわずにご連絡ください。
If you have any questions, please do not hesitate to contact me,
ご質問がありましたら、ご遠慮なくご連絡ください。
Feel free to reach out,
お気軽にご連絡ください。
Should you need any further information, please feel free to contact me,
さらに情報が必要な場合は、お気軽にご連絡ください。
I’m here if you need anything,
何かありましたら、いつでもご連絡ください。
Please let me know if you need any assistance,
サポートが必要な場合は、お知らせください。
Feel free to drop me a line,
お気軽にご連絡ください。
まとめ
この記事では、シチュエーション別に友達や家族などカジュアルな関係に使える結びの表現と、ビジネスでよく使える結びをご紹介しました。
カジュアルな結びで感謝を伝えたい時は、” Thanks!” “Thanks a lot!” “Thank you so much!” “Really appreciate it!”と表現しましょう。
別れを伝える際は、”Later!” “See ya!” “Catch you later!”と伝えることがおすすめです。相
手の健闘を表現したい場合は、”Best of luck!” “Good luck!” “Wishing you all the best!”と書いてみましょう。”Love,” “Lots of love,” “All my love,”などで、家族や恋人などに愛を伝えることが可能です。
英語のメールでは、シチュエーションや相手との関係性によって、様々な結びを使い分けることができます。ぜひ工夫して使ってみてください。