もうあわてない【徹底解説】英語会議で使えるフレーズ集
「英語の会議でいつも発言できない」「英語会議で上司の印象に残る発言をしたい」と思っているビジネスパーソンは多いです。
意を決して発言したけど、かっこよく見せようと難しいフレーズを使ったために、内容が相手に伝わらずその場がしらけてしまうことも。
今回は、慌てない・緊張しないために英語会議で使えるフレーズを紹介します。
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緊張が解ける!会議の始まりまでに使いたいフレーズ
英語会議が始まる前は、出席者と交流を深めるチャンスです。
10分ほど前から会議室に人が集まってくる場合が多いので、積極的に話かけて新しいビジネス獲得の機会をつかまえたいところですよね。
会議前の自己紹介と雑談
会議前の時間には、自分から挨拶に行けるといいですよね。そんな時に使いたいフレーズを紹介します。
2)How are you doing ? 「お元気ですか?」
3)I am very happy to see you again ! 「またお会いできてうれしいです。」
2)の「How are you doing ? 」は、「 How are you ? 」でもOKです。
「doing」がつくと、「お元気ですか?」という意味だけでなく、「最近の調子はどうか?」というニュアンスを持たせられます。
ビジネスの調子やプライベートも含めて、最近の調子を伺いたいのであれば、「How are you doing ? 」を使いたいところです。
一度会ったことのある相手なら、「~to see you again !」という「また会えましたね!」というニュアンスの挨拶がおすすめ。
英語が得意なあなたは、「happy to〜(〜できて嬉しい)」を「glad to」 にするとより丁寧な印象になりますよ。
会議をはじめるとき
2)Shall we start the conference ? 「会議を始めてもいいでしょうか?」
3)It’s the time to start meeting. 「会議が始まる時間になりました。」
4)Let’s move from first item ~. 「最初のトピック~から始めましょう。」
1)は、「Let’s start」でも同じ意味ですが、こちらは会場が静まっていて始める準備が整っているときに使われる場合が多いです。
一方で「Let’s get started」になると、「始まれる状態にさせましょう=ざわざわしている中で準備を整えてもらって始める」イメージになります。
会場の状況を見て、使い分けられればあなたはもう英語上級者です!
2)は「Shall we 〜?」で「〜しませんか?」と相手を誘う疑問文になります。
あの映画で使われている「Shall we dance ? 」が有名フレーズですよね。
3)は、「time to 〜」で「〜する時間」という意味です。
「time to leave」 「time to say goodbye」で「もう行く時間だ」という意味でもよく使われます。
アジェンダの確認
2)Today’s agenda is ~. 「本日の議題は~です。」
3)We are here today to discuss ~. 「私たちは本日~について議論するため集まりました。」
1)と2)は文法的にもわかりやすいフレーズですよね。
3)は直訳すると、「私たちは〜を議論するために今日ここにいます。」という意味ですが、そこから「集まっています」というニュアンスを伝えられます。
簡単にわかりやすく!発表中に使える簡単フレーズ
次からは、あなたが発表者、聞き手のどちらでも使えるフレーズを紹介します。より議論を活発にするフレーズで、会議をさらに良いものにできる可能性が高まります。
自分の意見を述べる
2)I would like to propose ~ regarding ~. 「私は~に関して~を提案します。」
「in my opinion」 は自分の意見を述べたい場合に、メール文でも使えるのでビジネスの場で非常によく用いられます。
2)の「propose」は「提案する」という意味です。
さらに、「regarding〜」で「〜に関して」という意味を表します。
「about」と同じ意味ですが「~について/~に関して」と伝えたいときに、「about」ばかり使ってしまう幼稚な印象を避ける効果もねらえます。
他の人の意見に賛成/反対のとき
2)I partly disagree with your proposal because ~. 「あなたの提案には部分的に反対です。なぜなら~だからです。」
「I agree / disagree with」は、本当にビジネスの場でよく使われます。
ポイントは「agree/disagree」の後に「with」を忘れないのと、一緒に賛成/反対の理由を述べるようにすることです。
質問する
2)Could you explain again, please ? 「もう一度説明していただけませんか?」
質問したい時は、1)のように直接「質問があります」と言う方法と、2)のように間接的に質問する方法があります。
直接的な質問のほうが相手にも「質問だ」とわかってもらいやすいですが、自分の理解があっているか不安な時は、2)で確認してから質問に入るのも有効な手段です。
さらに、3)はpleaseを入れることで、「どうか〜お願いします」とお願いのニュアンスが強まります。
意外と大事な時間稼ぎフレーズ
2)That’s a good question. 「それは、いい質問です。」
3)How can I explain ~ ? 「どのように説明すれば適切だろうか。」
会議で突然話を振られると、驚いてしまいますよね。そんな時は、上記フレーズをゆっくり言って時間を稼ぎましょう。
この際、心からいい質問だと思っているか、どう話そうと考えているか、は関係ないです。
ネイティブもこれらの時間稼ぎフレーズを無意識に使っています。
質問がわからないから黙ってしまう、分かってないと思われるので、上記のように言いながら答えを考えるのがおすすめです。
最後まで気を抜かないで!会議の終わりで使えるフレーズ
会議の終盤には次のフレーズを使うのがおすすめ。英語会議の内容をまとめて、次のビジネスにつなげるためのフレーズです。
決定事項の確認
2)Could you please research ~ by next meeting ? 「次の会議までに~を調べていただけませんか?」
「determine」で「決定する」という意味です。
同様に「決定する」という意味を持つ「decide」は、2つのうちの1つを選んだニュアンスになるので、多数決の結果などを話すときに使いたい単語です。
また、決定したことについて、次回までに調べてきて欲しい時は2)のフレーズが役立ちますね。
結びのフレーズ
会議は、感謝の気持ちを伝えて終われるといいですよね。
2)That’s all for today. 「本日は以上です。」
「for」のあとは動名詞か名詞がきます。1)2)ともその形になっていますよね。
また、「That’s all」は「これで全部です=以上です」の意味です。
会議の終わりだけでなく、さまざまな場面で使えるので覚えておくと便利です。
英語会議のコツ
英語会議が不安な人へ、会議を成功させるコツを紹介します。
成功のポイントは、次の2つだけです。
・簡単なフレーズで話す
・ゆっくり大きな声で話す
簡単なフレーズで話す
ネイティブもいる会議だからと、難しい英語を使う必要はありません。
例えば、自己紹介は「My name is ~.」や「I am ~.」という簡単フレーズでOKです。
質問したい時も「I have a question about ~.」と始めるので問題ありません。
あなたの知っている簡単なフレーズや単語で話すのが、英語会議のコツの1つです。
ゆっくり大きな声で話す
英語だと流暢に聞こえるようにすらすらと話さなければならない、と思っている人は多いです。
しかし、私たちは英語のネイティブスピーカーではありません。
また、緊張している中で上手に話そうとすると早口になって伝わらず、かえって逆効果の場合も。
全体に聞こえるように大きな声で、ゆっくり話をした方が日本人にも聞き取りやすく、議論が盛り上がりますよ。
格好つけすぎずに話すのが、英語会議を成功させるポイントです。
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