Meetup だけじゃない!交流会を英語でどう表現する?シチュエーション別に解説
「交流会」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?
ビジネスでの名刺交換?
それとも、カフェでリラックスしながらの英会話?
実は、一口に交流会といっても、その種類や目的によって適切な英語表現は異なります。
たとえば、「Networking event」と「Social gathering」はどちらも「交流会」ですが、前者はビジネス目的、後者はもっとカジュアルな集まりを指します。
また、最近では「Meetup」という言葉がよく使われ、英語学習者や趣味のグループが集まるイベントとして人気です。
「この交流会って、英語でどう言えばいいんだろう?」と迷っている方に、本記事では、交流会の種類ごとにぴったりの英語表現をわかりやすく解説します。
あなたが参加したい、または主催したい交流会に適した表現を見つけて、英語でスムーズに説明できるようになりましょう。
交流会を表す4つの英語表現
「交流会」を意味する表現は4つあります。それぞれのニュアンスを解説します。
Exchange meeting(エクスチェンジミーティング)
exchangeは「交換」を意味し、exchange meetingは情報・文化・アイデアなどを交換する会というニュアンスです。
特定のテーマがある場合や、国際交流のイベントにもよく使われます。
Our university is organizing an exchange meeting between Japanese and international students.
(私たちの大学は、日本人学生と留学生の交流会を開催しています。)
使われるシチュエーション
国際交流会(international exchange meeting)
The city is organizing an international exchange meeting to promote cross-cultural understanding.
(市が異文化理解を促進するために国際交流会を企画しています。)
学生交流会(student exchange meeting)
The student exchange meeting provided a great opportunity to make friends from different countries.
(学生交流会は、さまざまな国の友達を作る絶好の機会になりました。)
文化交流会(cultural exchange meeting)
A cultural exchange meeting was held online, allowing people from all over the world to participate.
(オンラインで文化交流会が開催され、世界中の人々が参加しました。)
このように、exchange meetingは学術的・文化的な交流に適した表現です。フォーマルな印象があるため、カジュアルな交流会にはあまり使われません。
Networking event(ネットワーキングイベント)
networkingは人脈作りやビジネスのつながりを指し、networking eventは仕事・キャリア目的の交流会に使われます。
名刺交換をして人脈を広げたり、ビジネスチャンスを探したりします。
I attended a networking event to connect with other marketing professionals.
(マーケティング業界のプロとつながるために、ネットワーキングイベントに参加しました。)
使われるシチュエーション
ビジネス交流会(business networking event)
I attended a business networking event to connect with potential clients.
(将来のクライアントとつながるために、ビジネス交流会に参加しました。)
異業種交流会(cross-industry networking event)
A cross-industry networking event allows professionals from different fields to share ideas and collaborate.
(異業種交流会では、さまざまな分野のプロフェッショナルがアイデアを共有し、協力することができます。)
起業家向けのイベント(startup networking event)
The startup networking event helped me meet investors and fellow entrepreneurs.
(この起業家向けの交流イベントで、投資家や他の起業家と出会うことができました。)
名刺交換や商談の場になることが多く、フォーマルな雰囲気になるので、仕事関連のイベントに適しています。
Social gathering(ソーシャルギャザリング)
social gatheringは、交流を目的に集まる社交的なイベントやパーティを指します。フォーマル、インフォーマルどちらでも使え、ビジネス、家族、友人、地域イベントなど幅広い場面で使われます。
We had a small social gathering at my house last weekend.
(先週末、私の家で小さな交流会をしました。)
使われるシチュエーション
スポーツ交流会(sports social gathering)
We are organizing a sports social gathering this weekend to play soccer and have fun.
(今週末、サッカーを楽しむためにスポーツ交流会を開催します。)
会社のカジュアルな交流会(office social gathering)
We had an office social gathering last Friday with drinks and games to celebrate our recent success.
(先週の金曜日、最近の成功を祝って飲み物やゲームを楽しむオフィスの交流会を開きました。)
social gatheringは交流や親睦を楽しむことが目的で、リラックスした場面で使われます。
ビジネス目的の人脈作りや情報交換などがメインであるnetworking eventと混同しないようにしましょう。
Meetup(ミートアップ)
meetupは、最近よく使われる表現で、特定のグループやコミュニティが集まるカジュアルなイベントを指します。
特に、趣味や言語学習、国際交流などでよく使われます。
Join our weekly English meetup and practice speaking with people from different backgrounds.
(毎週の英語交流会に参加して、さまざまなバックグラウンドの人と英語を話しましょう)
使われるシチュエーション
技術交流会(tech meetup)
We are hosting a tech meetup to connect engineers and developers from different fields.
(エンジニアや開発者が異なる分野で交流できる技術交流会を開催します。)
写真撮影交流会(photography meetup)
Join our photography meetup to explore the city’s best photo spots!
(写真撮影交流会に参加して、街のベスト撮影スポットを探しましょう)
meetupはカジュアルで自由な雰囲気の集まりを指すのに対し、social gathering はフォーマル・インフォーマルのどちらにも使える表現です。
例えば「文化交流会(cultural exchange meeting)」を言い換える場合、単なる社交の場なら social gathering、言語学習や異文化交流を目的とした集まりならmeetupの方が適切です。
まとめ:目的に合った交流会の表現を選ぼう!
交流会と一口に言っても、その目的や雰囲気によって使われる英語表現はさまざまです。
- Exchange meeting:学術的・文化的な交流会
- Networking event:ビジネスの人脈作りや情報交換を目的とした交流会
- Social gathering:社交や親睦を目的としたカジュアルな集まり
- Meetup:共通の趣味や目的で集まるカジュアルな交流会
自分が参加したい交流会や、主催したいイベントに合わせて、適切な表現を使い、英語でもスムーズに説明できるようにしましょう。