「家具」は英語でどう言うの?具体的な家具の名前も一挙紹介!
家具やインテリアが好き、という方は多いのではないでしょうか。
お気に入りの家具に囲まれていると、それだけでウキウキした気分になるものです。
現実ではあまり気軽に入れ替えられないので、最近ではゲームなどバーチャルの世界で気軽にインテリアコーディネートを楽しんでいる人も多いですね。
そんな家具にまつわる英語表現を確認していきましょう。
関連記事:可算名詞・不可算名詞を攻略!数え方を間違いやすい英単語5選
「家具」は英語で何と言う?
家具は英語で「furniture」と言います。
furnitureは抽象性が高い名詞で、単純に「家具」というよりも「家の中にfurnish(備え付け)されたもの」「家具というもの」「家具という存在」「家具類」という意味合いを強く持っています。
机やテーブルだけではなく、日本語ではあまり家具として扱われない暖炉やクローゼットといった家と一体化した設備なども「furniture」で表します。
つまり、日本語の「家具」が意味するところと英語の「furniture」は完全なイコールではないということです。
furnitureという単語の最大の特徴は、「不可算名詞(数えられない名詞)」であるということ。
一つ一つの家具そのものを指すのではなく、「家具という概念」を表す集合単語なので、冠詞の”a” を付けたり複数形にしたりといった使い方はできません。
それでも何とかして数えたい、という時は「a piece of furniture」という表現を使います。
「a piece of~」は「~のひとかけら」という意味。
「a piece of cake」が「ホールケーキから切り分けた一切れのケーキ」を意味するのと同じく、「a piece of furniture」は家具という集合体から切り取った一つ、というようなイメージになります。
絶対覚えておきたい家具・家電の英語一覧
家具にはいろいろな種類があります。
先ほど説明したように、furnitureは日本語の「家具」とは少し使い方が異なるので、具体的なアイテムの名前は是非覚えておきましょう。
英語がカタカナでそのまま使われている家具・家電
- table(テーブル)
- dining table(ダイニングテーブル/食卓)
- low table(ローテーブル/座卓)
- side table(サイドテーブル)
- desk(デスク)
- computer desk(コンピューターデスク)
- writing desk(ライティングデスク/書き物机)
- L-shaped desk(L字型デスク)
- bed(ベッド)
- mattress(マットレス)
- flat sheet/top sheet(フラットシーツ/平らな形状のマットレス用シーツ)
- lamp(ランプ)
- floor lamp(フロアランプ)
- spotlight(スポットライト)
- chandeliers(シャンデリア)
- lantern(ランタン/持ち運びできる明かり)
- curtain(カーテン)
- blind(ブラインド)
- carpet/rug(カーペット/絨毯)
- oven(オーブン)
ちなみに、”table” と”desk” の違いは、”desk” には引き出し(drawer)などの収納スペースがある点、そして基本的に一人で使うことを想定しているという点です。
日本語と英語で異なる表現になる家具・家電
- fitted sheet/bottom sheet(ボックスシーツ/立体的に作られたマットレス用のシーツ)
- coverlet/bedspread(ベッドカバー)
- chest(タンス)
- shelf(棚)
- cabinet(扉付き棚)
- refrigerator(冷蔵庫)
- freezer(冷凍庫)
- microwave(電子レンジ)
- stove/cooker(コンロ)
- gas stove(ガスコンロ)
- washing machine(洗濯機)
- dryer/drying machine(乾燥機)
- home appliance(家庭用電化製品)
- lighting(照明器具)
ちなみに、日本では各々の部屋の天井にシーリングライトが取り付けてありますが、海外ではそれが当たり前ではありません。
古い物件ではそもそも天井にソケットが付いていないことも多く、その場合はフロアライトやデスクライトを置いて間接照明として使います。
また、タンスは英語で”chest”と言いますが、これは日本語の「タンス」のようなものを意味するのではなく、「引き出しの付いた収納家具」のことを意味します。
そして、”stove” “dryer” など、日本語でもカタカナとして使用されている語でも、日本語と英語とで指す対象が異なる場合もあるので気をつけましょう。
「家具を組み立てる」など、家具に関する英語表現を紹介!
I will assemble a new computer desk this weekend.
(今週末に新しいパソコンデスクを組み立てる予定なんだ。)
「assemble」には「バラバラのものを集めて何かを作る」という意味があります。
そこから転じて、「複数の家具のパーツを集めて組み立てる」ことを表します。
Could you help me put together this shelf?
(この棚を組み立てるのを手伝ってくれませんか?)
「put together」も「組み立てる、バラバラのものを集めて作る」という意味です。
assembleよりも砕けた印象になります。
I’m looking for a furnished place.
(家具付きの物件を探しています。)
This house is furnished.
(この家は家具付きです。)
「家具付きの」は「furnised」を使って表します。
これは「(家具などを)備え付ける」という意味の「furnish」を過去分詞形にして、「(家具などが」備え付けられた」という意味を表しています。
ちなみに、日本でも家具付き物件が増えていますが、海外ではそもそも家具付き物件が一般的です。
家具に関する単語を知ろう
家具は英語で「furniture」と表しますが、日本語の「家具」とは少し意味合いが異なります。
特に、抽象的な名詞であり、不可算名詞だというのが大きな特徴なので、忘れないように心がけましょう。
合わせて具体的な家具や家電の名前も覚えていくと、効率的に学習できるでしょう。
また、日本語でカタカナとして使われている語であっても、日本語と英語とでは指す対象が異なる場合もあります。
単に日本語と英語をイコールで結ぶのではなく、具体的にどんな家具のことを指すのかも確認しながら学習を進めていきましょう。
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