就職を英語で何て言う?英語を使う仕事3選や就活に必要な英語資格も解説!
英語面接や海外の方と就活や自分の職業を話す際に、就職って英語でなんていうんだろうと疑問に思っている方もいると思います。
就職は、英語で「get a job」「find a job」などと言います。
本記事では、就職を英語でなんというかに加えて、下記がわかります。
- 英語を活かせる仕事
- 就職に必要な英語の資格・試験
「就職」は英語でなんという?
英語で就職を意味する「get a job」と「land a job」について、具体的な意味と例文を紹介していきます。
get a job / position
「get a job」は、就職するという時に最も頻繁に使われる表現です。
直訳すると仕事を得るという意味になり、英語圏では就職するという意味として使われています。
また、特定のpositionで就職したという場合は、「get a position」ということができます。
「get a job」や「get a position」は、どんな職業にも使うことができる万能な表現となっているため、覚えておくと便利なフレーズです。
具体的には、下記のように使います。
「get a job / position」 の使い方
I need to get a job as soon as possible to pay my bills.
(請求書を払うために、できるだけ早く仕事を得る必要がある。)
He worked hard and finally got a position.
(彼は、一生懸命頑張って最終的に就職できた。)
land a job / position
「land a job」や「land a position」も就職するという意味で使われますが、「get a job」や「get a position」とは微妙に異なる意味で使われます。
「get a job」や「get a position」が、どんな職業に対しても使うことができるのに対し、「land a job」や「land a position」は、特定のスキルや経験を必要とする職業に使われることが多いです。
例えば、下記のような場面で利用されます。
「land a job / position」 の使い方
例文:
After months of searching, he finally landed a job at a tech company.
(数か月の求職活動の末、彼はついにテック企業で仕事を手に入れた。)
She landed a teaching position at one of the top universities.
(彼女はトップ大学の教職のポジションを得た。)
「就活する」は英語でなんという?
「就活する」を英語で言うと、「job hunting」や「job searching」といいます。
「job hunting」は、最もカジュアルで一般的な「就活」を指す表現です。
逆に、「job searching」は少しフォーマルな場面で使われることが多いのが特徴です。
他にフォーマルな「就活」を表す表現として、「seeking employment」や「pursuing career opportunities」などの表現があります。
具体的には、下記のように使われます。
例文:
I’m job hunting right now.
(今、就活しています。)
She’s currently job searching after graduating from college.
(彼女は大学を卒業後、現在就活中です。)
I am currently seeking employment in the marketing field.
(私は現在、マーケティング分野での雇用を探しています。)
英語を活かせる仕事3選
英語を活かせる仕事が気になっている人も多いと思います。
そこで、下記で英語を活かせる代表的な仕事を紹介していきます。
- ホスピタリティ系
- 外資系企業/海外進出企業
- 通訳/翻訳者
ホスピタリティ系
旅行会社やグランドスタッフ、ホテルマン、飲食店などホスピタリティ関連の職種は、英語を使う機会が近年増えています。
日本政府観光局によると、2024年の年間訪日外客数は、36,869,900人で過去最高を記録しています。
インバウンド客数が増えるに伴って、ホテルや飲食店での英語需要も増しています。
また、旅行会社やグランドスタッフは、海外旅行に行く日本人向けに現地の情報を伝えたり、案内したりするため、英語を活かして働くことができます。
具体的には英語を活かせるホスピタリティ系の仕事は下記のような職種があります。
ホスピタリティ系の英語が活かせる主な職種
- 旅行会社のスタッフ
- ツアープランナー
- グランドスタッフ
- ホテルのスタッフ
- 飲食店のホール
- 海外旅行添乗員
- キャビンアテンダント
- テーマパークスタッフ
- 海外留学エージェント
外資系企業/海外進出企業
次に、外資系企業や海外に拠点を持っている企業です。
特に外資系企業では、社内の公用語が英語で、同僚も外国の方ばかりという場合があります。
また、外資系企業は本社が海外にあるため、出張で海外に行くこともあります。
海外に拠点を持っている日本企業でも部署によっては、英語を使う機会があります。
例えば、海外拠点のスタッフとメールやWeb会議をして情報交換する場合に、英語を使います。
英語非ネイティブと多く関わる機会があるのも外資系企業や海外進出企業で働く特徴です。
通訳/翻訳者
英語上級者には、通訳/翻訳者もおすすめの職種です。
日本語と英語の通訳者は、日本国内と海外の両方で需要がある職種です。
各国で定められた資格や試験を通過することで、通訳者や翻訳者として働くことができます。
試験や資格は通過するのが難しいとされていますが、一度取得することで企業勤めやフリーランスなど幅広い働き方を実現できます。
通訳や翻訳の仕事は、具体的に下記のような職種があります。
通訳/翻訳の仕事内容
- 会議やプレゼンテーションなどの同時通訳
- 訪日外国人のサポート通訳
- 契約書や広告、書類の翻訳
- 映画字幕や小説などの翻訳
就職に必要な英語の資格・試験
就職に必要となる英語関連資格や試験について、下記で解説していきます。
- TOEIC
- IELTS
TOEIC
まずは、日本で就職または転職する際に最も重要な英語試験がTOEICです。
リスニングとリーディングの能力のみを測るテストですが、日本では幅広く知られており、就職活動においても最も認知度の高い英語テストがTOEICです。
多くの企業は、下記のようなTOEICのスコアを目安にしている場合があります。
企業が目安にしているTOEICの点数
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600点は履歴書に書ける最低点で、企業の昇進試験などでも目安となる点数です。
730点は、英語中上級者でビジネスの場面でも英語が使えるという認識をされる点数です。
860点は、英語上級者でネイティブの人とコミュニケーションがとれるレベルを指します。
採用条件に上記のスコアが記載されていることもあるため、上記のスコアを目安に就職前にTOEICを受験しておきましょう。
IELTS
日本でIELTSは、TOEICより認知度の低いテストですが、世界的に見るとTOEICよりも圧倒的に知名度のある英語テストです。
日本の企業では、TOEICを重視している会社が多いですが、外資系企業やJICAなど海外で仕事をする機会の多い会社では、IELTSのスコアを持っていると、有利に働く場合があります。
IELTSは、TOEICと違ってライティング、スピーキング、リーディング、リスニングの4技能を測れる試験となるため、英語の総合力がどの程度なのかを示すことができます。
基準となるスコアはオーバーオールで6.0を一つの目安にして、より高いスコアの取得を目指しましょう。
外資系企業の就職を考えている方は、IELTSの受験も検討してみましょう。
まとめ:就職の英語をマスターして、使ってみよう!
ここまで、就職の英語表現や英語を使った仕事、必要な英語資格について解説してきました。
就職は英語で「get a job」や「land a job」といい、就活は「job hunting」や「job searching」といいます。
知っていると便利な表現なので、覚えて実際に使ってみましょう。
また、下記のような職種で英語を活かして働くことができるので、参考にしてみてください。
英語を活かせる仕事
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就職する際に必要となる英語の資格は、下記の通りです。
就職に必要な英語の資格・試験
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上記で紹介した表現や情報を参考に、実際に使ってみましょう。