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更新日:2024年7月30日 英語コラム

ニューヨーカーが使うリアル英会話!ネイティブの挨拶15選

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挨拶は文化の違いが最もよく表れる一つですよね。「何卒よろしくお願いします」なんてどう言えば良いんだろう?と悩んだことがある方が多いのではないでしょうか。

そして、旅先でお店に入った時に店員に挨拶をされても、思わず無視してしまったり・・・。

シャイな日本人には挨拶は苦手だったりもします。

でも、挨拶はコミュニケーションの基本中の基本。挨拶ができれば、お店の応対もよかったり、そこから話が始まることも。

今回は、ニューヨーカーが日常の生活で使う、基本的な挨拶を15フレーズご紹介します!

この記事の執筆者
関西の大学 総合政策学部 卒業
IT商社にて法人営業を担当
その後、大手ワイン輸入商社にて法人営業を担当
(現在ニューヨーク在住)

出会い編

1. How are you?

意味:お元気ですか?

最も一般的な出会いの挨拶の一つですね。

年齢や性別関係なく最もポピュラーな言い方です。カジュアルなお店やレストランに入った時には、HelloやHiを冒頭に付けて「Hi, How are you ?」と自ら言って入店する人が多いです。

返答は、
Good, how are you?
I’m good, how are you?
I’m good, thank you.
Good, thanks.

などがポピュラーです。

西海岸などでは、「good, you?」など、かなり省略して言われることも多いようですが、NYではあまりこの返しは聞きません。皆、「thanks/thank you」もしくは「how are you?」と聞き返している方が多いです。

2. How are you doing?

意味:元気?

「How are you?」をもう少しカジュアルにしたニュアンスです。ショップに入ると店員さんにも言われますが、元気が良いイメージに聞こえますね。

返答は、
I’m doing good.
Thanks, good.
Good, how are you (doing)?

など。

How are you?の返答とほぼ同じか、”doing?”と聞かれているので、”I’m doing good”と答えましょう。メールなどでは、”I’m doing well.” もよく使われます。

3.How’s it going?

意味:調子どう?

「How are you?」と同じ意味合いですが、男性が使っているのを耳にすることが多いです。もちろん、女性でも使っているのを耳にしますが、30代女性の筆者は使ったことがありません。

友人間で使われるカジュアルな良い方なので、目上の方には使いません。「Hey, how’s it going?」Hey!やHi!を冒頭に言うと、陽気な感じに聞こえます。 

返答は、
It’s good. Itで聞かれているので、Itで答える
It’s going good.
Good, thank you. Itを省略して、Thank youをつける人も
I’m doing good.

4. How have you been (doing)?

意味:最近どうしてた?/久しぶり!

現在完了形を使って、過去から現在の調子を聞くニュアンスです。久しぶりに会った友人などに使います。日本の教科書で聞く”long time no see!”は、たまに聞きますが、あまり使いません。

返答は、
I’ve been good. Thanks.や、
I’ve been doing great. が一般的です。

5. What’s up?

意味:ちーっす!

かなり砕けた言い方で、若い男性がカジュアルなシーンで使います。筆者は30代女性で、自分が使ったことはありません。

「Hey, what’s up?」など、電話で「Hello」の代わりに使われているのをよく耳にします。日本語で言う、「ちーっす!」や「よっ」みたいなニュアンスです。

正確な意味は、「何か新しいことある?」という意味になります。ビジネスの場では決して使いません。

返答は、
Hey, what’s up? 同じ言い方で返したり、
Nothing much. 特に変わり無いよ という意味です。

6. How was ~?

意味:〜はどうだった?

〜の後に名詞が続きます。

例えば家に帰ってきた家族に話しかける時などに、「How was your day today?」 (今日一日どうだった?)や、「How was the school?」 (学校はどうだった?) と聞きます。

日本語の「おかえり!」に匹敵するフレーズがないので、この「How was ~?」が使われます。

「Welcome back!」は、長期間不在にしていた人に対して使うので、日々の挨拶にはあまり使いません。

返答は、
It was good/great/wonderful など、It was で始めます。

7. Nice to meet you.

意味:初めまして

初対面の人に会う場合に使います。年齢、シーン関係なく使うことができます。

「Nice to see you」となると、すでに一度会ったことがある関係性になるので注意しましょう。

返答は、
Nice to meet you, too. 基本的にはほぼこのフレーズが使われます。
It’s nice(pleasure/good/honored) to meet you, too (as well).
こちらでも良いですが、ややフォーマルに聞こえます。

8.It’s good(nice) to see you again.

意味:またお会いできて嬉しいです。

一、二度会ったことがある人に対して使われます。まだあまり仲良くなっていない知り合いレベルなので、丁寧な印象です。

年齢関係なく、頻繁に使われるフレーズです。

ビジネス等で丁寧に言いたい場合は、goodをpleasureに変えて、「It’s pleasure to see you again.」と言うと良いでしょう。

出会った時だけでなく、別れ際にも使います。

返答は、
It’s good/nice/pleasure to see you again, too が一般的です。

別れ際編

9. Have a good one!

意味:良い1日を!

お店などで別れ際に言われる台詞ですが、直訳をしにくいので、日本人にはちょっと慣れない言い方ですよね。

この、”one”って何を指すの?!みたいな。この”one”は、具体的に何かを指すわけではなく、day や afeternoon などを ”one” という便利な言葉でまとめていると考えれば良いでしょう。

時間に関係なく使えるのでとても便利です。ややカジュアルな言い方に聞こえるので、友人間やカジュアルなお店などでよく使われます。

返答は、
Thanks, you too!
You too, Bye!
Yeah, thank you. You too!
You as well.

などと答えると、スムーズに聞こえますね!

10. Have a good(nice) day!

意味:良い1日を!

Have a good one と同じ意味ですね。

NYでは、NiceよりもGoodの方をよく聞きますが、NiceやGreatを使ってももちろん問題はありません。たまに、「You have a good day!」と相手の主語を使う場合がありますが、少し丁寧に聞こえますね。

時間に合わせて言い換えます。

Have a good afternoon. (夕方4時頃から)
Have a good night.   (夜6時頃から)
Have a good weekend. (金曜日の夕方から)
Have a good rest of your day! (午後以降、残り1日をという意味)

返答は、
Thanks, you too! が最も一般的です。
you too.だけの場合も。
You as well. これも使う人が結構います。

11. Take care.

意味:さようなら/気をつけて

“take care”というと、面倒をみるという意味を思い浮かべるので、ちょっと日本人には慣れない言い方ですが、別れ際に言うと、さようなら!の様なニュアンスです。お店で買い物をした後に、店員に言われることもよくあります。

返答は、
You too! や、Thanks, you too!が一般的です。

12. See you 〜

意味:〜で会いましょう

別れ際の最もポピュラーな言い方です。

See you again  ちょっと距離感のある間柄に使います。
See you soon  またすぐにね 親しい間柄で使われます
See you later またね、後ほど 実際のところSee you soonとほぼニュアンス同じです
See you tomorrow/on Friday/next week 具体的に決まっている場合に使います

13. Later!

意味:さよなら!じゃあね!

“See you later”の”See you”を省略した言い方です。

ニューヨーカーの友人曰く、ドッグランで犬を遊ばせていて、自分が先に立ち去る時には、いつも「later!」と言うそうです。NYではよく聞くフレーズです。

お礼編

14. Thank you for having me.

意味:呼んでくれてありがとう!

食事に呼ばれたり、家に招待された時の帰り際に使います。訪問時にも、別れ際にも使えます。

返答は、
「Thank you for coming.」 来てくれてありがとうが一般的です。

カジュアルな間柄なら、「It was so fun!」 楽しかったね、などを付けても良いでしょう。

15. I appreciate it.

意味:ありがとうございます。

例えば、レジでギフトラッピングをしてもらったり、何かちょっと丁寧なサービスを受けたりする時に使います。

ニューヨーカーの発音では、かなりひっついて「アプリシエイティッ」と聞こえます。若い人たちから大人までよく使っている印象があります。

少し丁寧に聞こえるので、ありがとうございます、のニュアンスです。

いかがでしたか。

どれも基本中の基本ですが、咄嗟に言われたり、言おうとすると出てこなかったりしますよね。コミュニケーションの基本である挨拶。

スラスラと言えるように、ぜひ練習してみてくださいね。

(番外編)ビジネスシーンで使う、”何卒よろしくお願いします”はどう言う?

本当に便利な日本語、”よろしくお願いします”ですが、これにぴったりと当てはまる英語はありません。というのも、シーンによって何を伝えたいか変わってくるからです。

例えば、初めての打ち合わせの別れ際には、

「It was really nice to meet you.」

「I(We) look forward to working with you.」

初回に関係なく使えるものには、

「Thank you very much for taking your time. 」

何かお願いをした後には、

「Thank you.」

「Thank you in advance.」

などが一般的です。

またビジネス編はどこかで詳しくお伝えできればと思います!

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