「家事」は英語でどう言う?「掃除」「洗濯」など家事ごとの表現一覧も紹介!

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更新日:2023年2月28日 英語でどういうの?

「家事」は英語でどう言う?「掃除」「洗濯」など家事ごとの表現一覧も紹介!

dishes

皆さんは「家事」を英語でどのように言うかご存知ですか?

実は、英語には「家事」を意味する表現がいくつかあるんです。

したがって英語で「家事」と言いたい時には、複数の表現の中から自分の表現したい内容に最も適切なものを選ぶ必要があります。

 

ここでは「家事」という総称だけでなく、洗濯や掃除など、「家事」の詳細のカテゴリーについての英語表現も解説していきます。

ぜひ、この記事を通して「家事」にまつわる英語表現を身につけて、日常生活でたくさん使ってみてください!

 

関連記事:主婦の方にオススメ【家事をしながら】できる英語勉強法

「家事」は英語でどう言う?

ironing

記事の冒頭で触れたように、「家事」という日本語は複数の英語で表現できます。

一般的によく使われるのが、「household chores」「domestic work」「housework」の3つの表現です。

それぞれ意味やニュアンスが違う表現なので、シチュエーションに応じて使い分けるようにしましょう。

 

また家事そのもの以外にも「家事をする人」や「家事を手伝う人」など、家事に関連した英語表現も別にあるので、ここではそれらについても説明します。

 

「家事」の英語表現

「家事」を英語で表現する場合、「household chores」「domestic work」「housework」のいずれかを使用するのが一般的です。

 

<household chores>

「household chores」は「household」と「chores」という、2つの名詞が組み合わさった熟語表現です。

 

「household」は「世帯」や「家族」を意味します。

「chores」は「雑用一般」という意味で、「household」と組み合わさることで「家事」という意味になります。

文脈の中で家事ということが明らかな場合は、householdを省略して「chores」と表現しても構いません。

ただその場合は、「雑用」の意味合いが強く、嫌々家事をやっているというニュアンスが出てしまうので、使用する際には注意が必要です。

 

また、「household chore”s”」と複数形で表記されるのは、家事が複数あることが前提となっているからです。

 

<domestic work>

「domestic work」は「家庭内の」という意味を持つ形容詞の「domestic」と、「仕事」を意味する「work」が組み合わさった熟語です。

 

仕事を意味する時の「work」は不可算名詞となるので、「chores」と違って複数形にはなりません。

他の家事を意味する英語表現よりもやや硬い印象を相手に与える表現です。

 

<housework>

「housework」の場合も、「domestic work」と同様に不可算名詞なので複数形にする必要はありません。

「housework」は「household chores」とほとんど同様の使われ方をしますが、「housework」には嫌々行なうというニュアンスはないので、家事が好きなことを表現したい場合はこちらを使った方がいいでしょう。

 

「家政婦」の英語表現

「家政婦」を英訳する時には、「housemaid」「housekeeper」のように表現するのが良いです。

 

ただ、「housemaid」と「housekeeper」は同じ意味ではないので、その点には注意しましょう。

housemaidが一般的な「家政婦」を意味するのに対して、housekeeperには家政婦を統括する「家政婦長」という意味があります。

 

しかし、現代は性の多様性を重んじる時代です。

そのため「女中」を意味する「maid」という表現は、徐々に使用が控えられるようになってきています。

性別を特定しない「house cleaner」(お手伝いさん)という表現も併せて覚えておくと良いでしょう。

 

「家事をする」の英語表現

「家事をする」を英語で表現したい時には、動詞の「do」を使って、「do housework」「do domestic work」「do house chores」とするのが一般的です。

 

doとhousework / domestic work / house choresの間に定冠詞のtheが入ることもあります。

どちらも意味は変わりません。

 

「家事を手伝う」の英語表現

「家事を手伝う」を英語にする時には、「help with」を使って、「help with housework」「help with domestic work」「help with house chores」とするのが良いでしょう。

 

こちらも、文章によっては定冠詞のtheを挟む場合もあります。

また人の家事を手伝うことを表現したい場合には、helpの後に人物を入れて、「help someone with the housework」と表現しましょう。

 

「掃除」「洗濯」などの家事を一覧で紹介!

clothes

「家事」と一口に言っても、掃除や洗濯など数多くの「家事」がありますよね。

ここでは様々な「家事」にまつわる英語表現を、カテゴリー別にそれぞれ紹介していきます。

 

「掃除」の英語表現

「掃除する」を英語で表現する場合には、動詞の「clean」や「tidy」を使うのが一般的です。

 

「clean」は、「拭き掃除」や「掃き掃除」などをして「徹底的に部屋を綺麗にする」という意味です。

「汚れている状態から綺麗にする」ような意味合いが強く、「汚れを取る」「磨く」という意味も持っています。

ちなみに、「clean up」とすると、cleanよりも「完璧に掃除する」というニュアンスを強められます。

 

一方で、「tidy」は「片づける」「整頓する」というニュアンスの単語です。

散らばったものを元の場所に戻すような片付けを指す時に使うと良いでしょう。

形容詞として使うと「きちんとした」「こぎれいな」という意味になります。

tidyも「tidy up」とupをつけることで、「完全な整理整頓」のニュアンスを表現することが可能です。

 

名詞で「掃除」「片付け」として使いたい場合は、「cleaning」「tidying」のように動名詞にしましょう。

 

他には、「掃除機をかける」と言いたい時は「vacuum」となります。

かける対象を限定したい場合には、vacuumの後ろに「the floor」「the room」などと続けてください。

 

また、「ほうきで掃く」を英語で表現したい時には「sweep」、「拭き掃除」を表現するなら「wipe」を使いましょう。

 

「洗濯」の英語表現

「洗濯」を意味する表現には、「laundry」があります。

日本語でも「コインランドリー」という表現があるので、馴染み深いのではないでしょうか。

「laundry」は名詞なので、「洗濯する」と表現したい場合には、動詞の「do」を使って「doing the laundry」という形にするのが一般的です。

ちなみに、「誰の服を洗うのか」を強調したい時には、定冠詞theの代わりにhisやmyなどの所有格を用いると良いでしょう。

 

他の「洗濯」にまつわる表現も「laundry」を使って表すことができます。

「洗濯物を干す」は、「hang the laundry」。

「洗濯物の取り込み作業」は、「take in the laundry」「get in the laundry」。

「洗濯物を畳むこと」は、「fold the laundry」のように言えます。

 

また、「washing」にも洗濯の意味があります。

「washing」が使われるのは、主にイギリスです。

こちらも名詞なので、「洗濯する」と表現したい場合には、「do the washing」あるいは「wash the clothes」としてください。

洗濯物を目の前にしている時や、何を洗うかが明確になっている時にはclothesを省略して、「washing」だけでも通じます。

 

「料理」の英語表現

家事の中の「料理」は対象となる範囲が広い表現です。

 

一口に「料理」と言っても

  • 食材の買い出し
  • 調理
  • 皿洗い

などやるべきことが多岐に渡ります。

それぞれの表現について、順番に紹介していきます。

 

まず、「食材の買い出し」についてです。

「買い物に行く」「(スーパーに)食材の買い出しに行く」という表現は、「go shopping」「 go to the grocery store」「go to the supermarket」ように表すことができます。

名詞で「買い出し」と言いたい場合は、「food shopping」「grocery shopping」のように表現します。

これらの表現に動詞をつける場合は「do」を付けて、「do the food shopping」「do the grocery shopping」としましょう。

 

次に、「調理」に関する表現についてです。

まず、「献立を考える」と言いたい場合は、「plan a meal」のように表現できます。

 

そして肝心な「作る」という表現ですが、「cook」「make」という馴染み深い単語で表すことが可能です。

どちらも「(料理を)作る」という意味を表しますが、微妙なニュアンスの違いがあります。

「cook」という単語は、一般的に「熱を加える料理」を想像させる場合が多いです。

煮込んだり揚げたり、いわゆる手の込んだ料理のイメージになります。

一方で、「make」は熱を加えずとも簡単にできるようなイメージが強く、「料理全般を作る」ことも想像させられます。

ただし、「make」は「料理以外を作る」ことも意味する単語です。

そのため、「料理をするのは好きですか?」と相手に聞く場合は、作る対象が不明確な「Do you like making?」ではなく「Do you like cooking?」と表現するのが一般的です。

 

最後に、「皿洗い」は「dishwashing」、「皿を洗う」は「wash / do the dishes」と表現します。

「dish」は「main dish(メインディッシュ)」のように「料理」自体を表す単語でもありますが、「皿」を意味する単語でもあるので、「wash the dishes」で「皿洗い」となります。

ちなみに、「dish」を複数形にする理由は、皿だけではなくフォークやスプーンなど周辺の食器類も含めた意味になるからです。

そして、定冠詞のtheをつける理由は、話をしている人同士が、「食後の汚れた食器のこと」という共通認識があるためです。

「皿洗いが嫌いだ」というように、不特定の「皿洗い」という行為自体を表現したい場合は「I don’t like wash dishes.」のように冠詞は付けずに表現しましょう。

 

「育児」の英語表現

育児を表す最も基本的な単語は、「childcare」です。

日本語でも「チャイルドケア用品」などと言ったりもするので、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

子供にご飯を食べさせたりするなど、育児行為全般を意味します。

「childcare support(子育て支援)」や「childcare information(子育て情報)」などの形でフォーマルシーンで用いられることもあります。

 

「子育てをする」という動詞表現の英訳としてよく使われるのは、「raise a child」です。

「raise」単体でも「子供を育てる」という意味があります。

 

他には、「child rearing」という表現があります。

「raise」も「reare」も同じく「子供を育てる」という意味を表しますが、「reare」の方が少し固い印象を与える表現です。

 

また、親を意味する単語「parent」にingをつけた「parenting」という表現も子育てを意味します。

「parenting」は、育児を含む子育て全般を意味する表現です。

この言葉は「親の務め」というニュアンスを強く持ちます。

 

ちなみに、「世話をする」という意味を持つイディオム「take care」を使って「taking care of kid / child」と表現することもできます。

長期的な子育てというよりも、短時間子供を預かるなど、「面倒を見る」という意味でよく使用されます。

 

「家事」に関連する例文・フレーズ集 「家事」

cleaning

ここでは「家事」に関連する言葉を用いた例文を紹介していきます。

 

「家事」に関わる表現

Household chores are tiresome but necessary.
(家事は面倒なことですが必要です。)

In my opinion, it is easier to do household chores little by little.
(私の考えでは、家事は少しずつやった方が楽です。)

In my family, everyone shares the household chores.
(私の家では、家事をみんなで分担しています。)

She has to finish up some piled-up housework this afternoon.
(彼女は午後から溜まった家事を片付けなければならない。)

Doing housework makes me feel refreshed.
(家事をすると気持ちがリフレッシュします。)

I think we should allow ourselves to slack off a little when it comes to housework.
(家事に関しては少し手を抜いたほうがいいと思います。)

House cleaners get paid to do domestic work.
(お手伝いさんは家事をして給与を受け取ります。)

 

「掃除」に関わる表現

I have to clean up my room this weekend.
(今週末部屋を掃除しなくてはなりません。)

I spent all Saturday morning cleaning up.
(土曜日の午前中ずっと掃除をしていました。)

Tidy up your room!
(自分の部屋を片付けて!)

What a mess! Tidy it up, please.
(なんて散らかっているの!片付けなさい。)

ちなみに、「mess」は「散らかっている状態」「めちゃくちゃ」という意味の単語です。

「物が散らばっている」ような状態を指すので、「clean」ではなく「整理整頓」を意味する「tidy」を使います。

 

「洗濯」に関わる表現

I have to do the laundry.
(洗濯をしなければなりません。)

I did his laundry.
(彼の服を洗濯しました。)

I’m going to wash the clothes.
(今日、洗濯をするつもりです。)

You should do the washing.
(洗濯したほうがいいです。)

 

「料理」に関わる表現

・I do food shopping twice a week.
(私は週に2回、食材の買い出しをします。)

・My hobby is cooking.
(私の趣味は料理をすることです。)

先ほど解説したように、「cook」は「(料理を)作る」を意味する単語で、「make」は「(何かを)作る」を意味します。

そのため、今回の例文のようなシチュエーションでは、「My hobby is making.」ではなく「My hobby is cooking.」と言うのが適切です。

・I’ll sweep the floor while you wash the dishes.
(あなたが皿を洗っている間に、私は床を掃除します。)

 

「育児」に関わる表現

I am quite busy with childcare every day.
(子育てで毎日忙しいです。)

Helicopter parenting is bad for a teen’s mental health.
(親の行き過ぎた干渉は子供の成長に悪影響を及ぼします。)

ちなみに「helicopter parent」とは、「ヘリコプターのように自分の子供の上空を旋回しながら常に見張っている親」ということを比喩的に表した言葉です。

いわゆる日本語で「モンスターペアレント」のように表現される親を指します。

そして、「helicopter parenting」は、「行き過ぎた干渉」「過干渉」を意味します。

 

まとめ:「家事」の英語表記について

vacuum-cleaner

いかがだったでしょうか?

この記事では、「家事」を表す英語表現および、家事に関連する表現をカテゴリー別に紹介してきました。

 

日常生活から切って離せない存在でもある「家事」。

それぞれの表現の使い分け方を覚え、ぜひ英会話で普段の家事状況について話せるように練習してみてください!

 

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Haruka Matsunaga
監修者

Haruka Matsunaga

QQEnglish編集部

言語オタクのHarukaです! 私は日本にいながらにして、英語・広東語・中国語・韓国語を習得しました。英語の資格はTOEIC955点と英検準1級を取得しております。 言語の壁がなくなることで見える世界が大きく広がることを私自身経験してきたので、分かりやすくタメになる記事をお届けすることで、みなさんが世界に羽ばたくお手伝いができたら嬉しいです!

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