「Do you want...?」(あなたは...したいですか?)ではないかも!?
こんにちは、QQEスタッフのReiです!「Do you want…?」というフレーズを聞くと、「…したいですか?」などのイメージが沸いてくると思います。
むしろ文法書や教科書に載っているものは、それが答えになります。しかし、実際の会話では使われ方が多少変わってくることが多くあります。
今回は、私の実体験を交えながらどのように使われているか見てきましょう。
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誘う時の「Do you want…?」
まず、QQEnglishにはネイティブのアドバイザーが数人います。私がまだ英語駆け出しのころ、あるアメリカ人男性が会話の最後にこう言いました。
「Do you want to have some beer with me?」
私の頭の中では「君は私と一緒にビールでも飲みに行きたいかい?」、でも彼の表情、雰囲気は「一緒にいこうよ!」という感じでした。
私の心の中では「え、あなたが誘ってるんでしょ。なんで私が行きたいみたいになってんの?グイグイ来るなぁ」と、思っていました。
しかしこの表現、実際は「…しない?」というフレーズで、よく使われる表現なのです。
「…しない?」と聞くと、「Would you like…?」 や 「Shall we…?」 と頭に浮かんで来そうですが、これらの表現よりもよく日常会話で使われるのが 「Do you want…?」 です。
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- Do you want to hang out this weekend?
「今週末遊ばない?」
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- Do you want to come along?
- Do you want to come along?
「あなたも来ない?」
お願いをする時の「Do you want…?」
今度は別のアメリカ人女性がQQEnglishの教師へ発音のトレーニングを行っているところ、 「Hey, Rei, do you want to give me a hand?」 と教室のドアを開けて話しかけてきました。
もちろん頭の中では「レイ!私を手伝いたいかい?」と思いましたので、「Sure!」 と答えたものの、心の中では「え、あなたが手伝って欲しいんでしょ。なんで私が手伝いたい、みたいな感じになってるの?グイグイ来るなぁ」と、思っていました。
しかしこの表現、実際は「…してくれない?」というフレーズで、こちらもよく使われる表現なのです。
「…してくれない?」と聞くと、「Can you…?」 や 「Could you…?」と頭に浮かんで来そうですが、これらの表現よりもよく日常会話で使われるのがやはり 「Do you want…?」 です。
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- Do you want to close the door?
「ドア閉めてくれない?」
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- Do you want to pass me the salt?
「塩取ってくれない?」
まとめ
「Do you want…?」は実際の会話では、「…しない?」「…してくれない?」というニュアンスで良く使われます。
「want = したい」以外にも使い方がある!と情報更新しておきましょう。これらはあくまで、気の知れた同僚や友達との間で使われますので、目上の人やかしこまった場所での使用は避けましょう。
では仲の良い先生にも使ってみましょう。QQEnglishの教師が優しく聞いてくれますよ!