「食べ物を使った慣用句」があるって本当?
こんにちは、色気より食い気、QQEスタッフのReiです! 日本語だと「山椒は小粒でぴりりと辛い」のような「食べ物を使った慣用句」がありますよね。英語でもそういう慣用句(イディオム)があるんです! 今回は英語の「食べ物を使った慣用句」についてご紹介していきます。
果物&ナッツ
「apple of one’s eye」
→ものすごく大好きで、溺愛している人 →かけがえのない存在、ものすごく大事なもの/人
- She has four children and loves all of them, but her oldest daughter is the apple of her eye. 彼女は4人の子どもがいてみんなのことを愛しているが、特に長女を溺愛している。
「banana」
→気が狂ってる →頭がおかしくなる/頭に来る
- Whenever my mother gets drunk, she goes banana. 「私のお母さんは酔うといつでも、頭がおかしくなる」
「a second/another bite at the cherry」
→なにかをする機会やチャンス
- He failed the exam, but a teacher decided to give him another bite at the cherry to take the exam. 「彼は試験に落ちたが、先生は彼に再試験のチャンスを与えた」
「apples and oranges」
→比べようがないもの、統一性のないもの
- Those mobile phones are both great but you can’t compare apples and oranges. 「これらのスマホはどれも優れているので、とても比べられないよ」
「peach」
→魅力的な人/素敵な人 →素晴らしい人(もの)※基本的に人に対して使う
- You bought me a coffee? You are peach! 「私にコーヒー買ってくれたの?あなたっていい人(素敵な人)だね!」
「lemon」
→不良品、欠陥品 →役に立たない、使い物にならない、ぽんこつ
- This is the third time my bicycle broke down this year. It is a lemon. 「今年で自転車が壊れたのはこれで3回目だよ。不良品だ」
「go pear shaped」
→(計画などが)失敗する/台無しになる/ダメになる
- Our plan went pear shaped because of a heavy rain. 「雨のせいで私たちの計画はなくなってしまった」
その他
「salt of the earth」
→誠実な人/信頼出来る人
- My boss likes him so much, because he is salt of the earth. 「私の上司は彼のことをとても気に入っている。なぜなら彼は誠実だからだ」
「a piece of cake」
→物事が簡単なこと/楽なこと
- A: What did you think about that English exam? 「あの英語のテストどうだった?」
- B: I think it was a piece of cake for me. 「楽勝だったな」
「a couch potato」
→怠け者 →一日中家でだらだらしているような人
- My sister is such a couch potato. She lies on the bed and watches Netflix all day. 「私の姉は本当に怠けもので、一日中ベッドでゴロゴロして、ネットフリックスを見ています」
まとめ
この他にもたくさんの食べ物を使ったイディオムがあります。 これらのイディオムをいつもの会話に取り入れてみて、英語での会話をより豊かにしていきましょう~!