【簡単】関係代名詞「which」の意味と使い方!どうやって使うの?
英語の「関係代名詞」とは、前に出てきた言葉と、それを説明するための文をつなぐ役割をする言葉です。
この「which」は「物」や「動物」について説明するときに使われるので、「名詞」には「物や動物」を表す単語が入ります。
今回の記事では関係代名詞「which」の使い方を紹介します!
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主語をつなぐ関係代名詞の「which」
最初の文の「名詞(物や動物)」と、次の文の主語(〜は)が一致する時に、whichを使って2つの文章をつなげられます。 下の文を見てみましょう。
- I had dinner at the restaurant. (私はそのレストランで夕飯を食べました。)
- It is really popular in Paris. (それはパリで有名なレストランです。)
1つ目の文のレストランと2つ目の文のitは同じレストランを指しています。 そのためitをwhichに置き換えて2つの文を繋げることができます。
- I had dinner at the restaurant which is really popular in Paris. (パリで有名なレストランで昨日夕食を食べました)
これが主語をつなぐ関係代名詞の「which」です。
目的語をつなぐ関係代名詞の「which」
最初の文の「名詞(物や動物)」と、次の文の目的語(〜へ、〜を)が一致すると、whichを使って2つの文章をつなげることができます。
- Those are rings. (それらは指輪です)
- I designed them. (私はそれらをデザインしました)
1つ目の文のringsと2つ目の文の目的語themは同じ指輪のことを話しています。そのため、whichで2つの文をつなぐことができます。
- Those are rings which I designed. (それらは私がデザインした指輪です)
二つの文章の間にwhichを入れて、重複した意味をもつthemを消しています。 ちなみに、このパターンでは”which”を省略することができます。
- →Those are rings I designed.
所有をつなぐ関係代名詞の「which」
最初の文で「名詞(物や動物)」と、次の文の所有格(〜の)が一致した場合に「of which」を使います。
また、この場合は人の時と同じように「whose」も使えますが、今回はwhichについての記事のため説明は省略します。 次の例文を見てみましょう。
- It is the wallet. (それは財布です)
- Its color is black. (その色は黒です)
1つ目の文のthe wallet(財布)と、二つ目の文のitsはイコールになります。 なのでof whichで二つの文を合体させます。 まず2つ目の文のits をof whichに置き換えます。
of which color is black.
次に、主語であるcolorをof whichの前に出して、the を付けます。
the color of which is black.
そして1つ目の文に繋げて完成です。
- →It is the wallet the color of which is black. (それは色が黒い財布です)
まとめ
Whichの使い方はいくつかありますが、whichの肝は、もの(人以外)の時に使うということです。 それを念頭に置いて、繋げ方などもマスターしていきましょう。