willの本当の意味と使い方!どうやって使うの?
こんにちは!QQEスタッフのReiです! 未来形を表すと習ったwillですが、正確にはこれは未来形ではありません。
今回はwillの本当の意味を深堀していきたいと思います。
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未来形willの正体
私たちは未来形としてwillをbe going toと一緒に習いましたよね。 しかし、will の意味を英語で説明されると「instant decision」となります。
Instant:瞬間、今すぐ Decision : 決定、決断 つまり瞬間的な決断となります。
もともと予定されていたものではなく、今決めた事を表すのです。 たとえば、友達と話しているときに、母親から電話がかかってきて今すぐ帰ってこいと言われました。 その時に使うのが I will go home. (家に帰るよ) になります。
電話がかかってきて、今帰ることを決定しましたよね。
日本語でいうならば、will には~するつもり、~だろうという意味があり、その時点での意思の決定を指しています。 決定したことを実行するのは結局未来のことなので、未来形と捉えがちになってしまっているのだwillなのです。
意思
上で説明したように、以前から予定していたものではなく、その場で決定したことに使うのがwillの意志未来の形になります。
Mike was looking for you. (マイクがあなたを探していたよ) Oh really? I will call him now. (本当に?電話かけてみるよ)
否定文で拒絶
どうしても~しようとしない、断固しない、という強い拒絶の意志があります。拒絶するのは生物でも、生物でないものも含まれます。
- This door won’t open. (ドアがどうやっても開かない)
- He won’t care what she thinks. (彼は彼女がどう思うがまったく気にしない)
見通し
このwillでは話し手の確信度の高い予想を話しています。 ~だろうと訳すことができます。
- I’ll be there in 5 minutes. (5分で着きます)
- It’ll take only a few minutes. (ほんの数分しかかからないよ)
推量
現時点(Now)の話をしていてwillが使われている時は用語でいうならば推量のwillです。
- You’ll have finished your homework already. (あなたはもう宿題を終えているのでしょうね)
- He will be in Tokyo by now. (彼は今ごろ東京についているだろう)
未来
きっとそうなるに違いない、という話し手の意志が影響する未来です。 予測・推測に近いかもしれません。
- It will be rainy tomorrow. (明日は雨になるだろう)
- She will be ten this November. (彼女はこの11月に10歳になる)
勧誘・依頼
Willを使った疑問文は勧誘や依頼、つまり相手の意志を確認するものです。
- Will you come to Nancy’s birthday party tomorrow ?
(明日のナンシーの誕生日パーティーに行きますか?)
Won’t you~?
疑問文で否定形の形で相手の意志の確認をすることもできます。 この場合質問した相手に肯定的な返事を期待しているニュアンスがふくまれており、より砕けた表現になります。
- Won’t you come with us? (私たちと一緒に行こう)
しかし実際の会話の中ではwon’t youと人を誘う表現で使われることはもうあまりありません。
Would you~?
Willを過去形にして依頼することで、より丁寧な言い方になります。
- Would you close the door? (ドアを閉めてもらえますか)
まとめ
Will の根間のイメージとして「意志」とも挙げられますが、人それぞれで理解の仕方は異なってきます。 何度も問題に触れて、会話をしてそのイメージを感覚に染み込ませていってください。