趣味×英語で学ぼう!家庭菜園に関する英語表現・用語まとめ
家庭菜園好きの皆さん、土いじりをしながら英語を学習できたらよいのにな…と思ったことはありませんか?
また、英語を学びたいけれどなかなかモチベーションがあがらない、という方も多いのではないでしょうか。そんな時は、趣味に英語をかけ合わせて学習をするといいかもしれません。
本記事は、家庭菜園が趣味だったので関連する英語表現や用語を勉強したら自然と農業や園芸分野の語彙力が増え、農業分野の仕事を海外で行うことになったという「趣味×英語」を仕事に昇華した経験を持つ筆者が、「趣味×英語」の学習効率の良さや、その実例として家庭菜園に関する英語表現・関連用語をご紹介したいと思います。
「趣味×英語」の学習効率について
「趣味×英語」という考え方は、英語に対する苦手意識を持ちにくく、楽しく英語を身に付けることができるため、その学習効率の良さが最大のポイントです。
自分が興味のある分野や趣味であれば、自然とモチベーションもあがりますし、そもそも日本語で分野への理解がしやすいので、単語や語彙のインプットもしやすいです。
また、家庭菜園などのように実際に手や体を動かすことも伴い、体験的に英語学習を進めていけます。
実際に筆者も、栽培に関する動詞や植物の部位の名称など、一般的には覚えにくい単語も目と体で覚えることができました。
家庭菜園に関する用語
まずは家庭菜園全般に関する基礎用語と動詞から勉強していきましょう!
家庭菜園や園芸の基礎用語
garden:庭園
ただの庭はこのように表現します。大きさは問わないので、日本のような小さい庭も、海外であるような大きな庭も同じ「garden」で表現します。
gardening:園芸
園芸全般のことを「gardening」と表現します。ちなみに農業の場合は「agriculture」や「farming」で、酪農の場合には「dairy」といいます。
kitchen garden:家庭菜園
家で小規模に家族の分の野菜を色々と育てる、なんて場合には「kitchen garden」といいます。
以下は育てているものがはっきりしている場合の言葉です。
vegetable garden:菜園
herb garden:ハーブガーデン
fruit garden:果物ガーデン
果樹園の場合には「orchard」という言葉もあります。
ガーデニング作業の動詞
sow:種をまく
「seeding」などというように「seed=種」の動詞化した表現もあります。
plant:植える
transplant:移植する
cultivate:栽培する
grow:育てる
weed:雑草をとる
「weed」は雑草を意味する名詞でもありますが、雑草取りを表す動詞でもあります。
watering :水やりをする
水やりをする、は「water」を動詞化した表現です。
pinch out :摘む
この表現は、収穫の際ではなく、いらない葉や芽を除去するときに使います。
harvest:収穫する
植物や土壌、畑に出る虫に関する用語
植物の部位や土壌の性質、畑に出る無視に関する言葉たちは地味で覚えにくいこともありますが、園芸をしているとよく口にする言葉なのでしっかり覚えたいですね。
植物の部位や状態を表す基本用語
seed:種
seedling:苗
bulb:球根
sprout / shoot:芽、新芽
stem:茎
branch:枝
trunk:幹
stamen:おしべ
pistil:めしべ
pollen:花粉
受粉することは「pollination」といいます
土壌の性質を英語で覚える
soil:土
土そのものは「soil」ですがその性質を表すときには以下のように頭に形容詞を持ってきます。
acidic soil:酸性の土
clay soil:粘土質の土
sandy soil:砂質の土
土に混ぜて使う肥料などの表現は以下の通り。
fertilizer:肥料
leaf mould:腐葉土
compost:堆肥
畑に出る虫に関する用語を英語で覚える
insect / bug:虫
厳密には「insect」は昆虫で、「bug」は虫全般のことをいいます。
predetors:天敵
虫は畑の天敵ですが、天敵という言葉は映画のタイトルでも有名な「predetor」です。
insecticide:殺虫剤
「-cide」は「~を殺す」という意味になるので似た単語を見たときに連想しやすいようにしましょう。
pesticide:農薬
ここからは虫の名前をいくつかご紹介。
earthworms:ミミズ
slugs:ナメクジ
snails:カタツムリ
aphids:アブラムシ
stink bug:カメムシ
centipede:ムカデ
ガーデニングで人気の野菜・植物の英語名
ここからは人気の野菜や植物の名称ですが、英訳した時に馴染みがないものを中心にご紹介します。
野菜の英語名
bell pepper:ピーマン
ピーマンは英語ではなく、フランス語で唐辛子をあらわす「piment(ピーメント)」が語源だそうです。他にも「green pepper」や「sweet pepper」 などでピーマンを表すこともあります。
leek:ニラ、小ネギ
日本人からするとニラと小ねぎは違うものなのですが、英語では同じ単語が充てられてしまいます。ちょっと納得いかないですね。
eggplant / aubergine:ナス
よく聞く「eggplant」はアメリカ英語で、イギリス英語ではナスのことを「aubergine」といいます 。
japanese radish:大根
「radish」だと二十日大根のことをさしますが、いわゆる日本の大根には「japanese」がついてしまいます。
beefsteak plant:シソ
正式な植物名としては「perilla」 ですが、北米などでは「beefsteak plant」と訳されます。日本語で「shiso」でも通じたりするときも。
okra:オクラ
オクラははアフリカのガーナ原産で、日本語ではないのです。なので世界的に「okra」で通じちゃいます。
植物の英語名
多くのハーブなどは英語そのままで日本語として使われています。花や果樹など、イメージが付きにくいものをご紹介します。
morning glory:朝顔
直訳すると「朝の栄光」。なんかとってもかっこいいですね。
plum tree:梅
梅は海外ではプラムといわれてしまいます。これもちょっと納得いきませんね。
Loquat:びわ
persimmon:柿
びわと柿は聞き覚えのある人はかなり少なそうですね。
朝顔、梅、びわ、柿はアジアが原産のため、外国人で知らない方もいるのでそれぞれ観覧に説明できると良いかもしれません。
英語でガーデニングについて話そう
私は屋上で家庭菜園をしています。
My children are growing okra in his garden.
私の子供たちは自分の庭でオクラを栽培しています。
I love gardening except encounting with bugs.
虫に遭遇すること以外は園芸がだいすきなの。
What kind of plants do you cultivate?
どんな種類の植物を育てていますか?
まとめ
本記事では、「趣味×英語」の学習効率の良さや、家庭菜園に関する英語表現をご紹介しました。
園芸に関する知識と英語が結びついて、「趣味×英語」で勉強をすることの魅力が伝わったのではないでしょうか?
土いじりをしながら英語で単語や動作を確認していると身体で英語を覚えていくことができます。みなさんもぜひ、自分の「趣味×英語」を見つけ、日常をより豊かにしてみてくださいね。
インプットした後は、アウトプットが大切です。
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