「新入社員」は英語で何と言う? それぞれの使い分けや具体的な例文を紹介
皆様は「新入社員」を英語でなんというかご存知でしょうか?
形容詞を使い、new people としても意味としては通じますが、実は他にも色々な言い方があり、実はニュアンスも微妙に違います。
この記事では、「新入社員」のそれぞれの使い分けや具体的な例文を紹介していきますので、是非参考にしてみてください!
「新入社員」を表す表現
まずは、「新入社員」を意味する単語と使い方を紹介していきます。
新入社員:New employee
New employee は「新入社員」や「新しく入社した従業員」を表す一般的な表現です。企業内での新入社員研修の場面でよく使われます。
A:Hey, I heard we have some new employees joining today.
(ねえ、今日新入社員が入るって聞いたよ。)
B: Yeah, three people started this morning.
(うん、今朝3人が入社したよ。)
A: Have you met them yet?
(もう会った?)
B: Not yet, but there’s a welcome lunch later.
(まだだけど、あとで歓迎ランチがあるよ。)
新規採用者:New hire
New hire は「新規採用者」や「新しく雇われた人」を指します。new employee とほぼ同じ意味ですが、new hire は特に「採用されたばかりの人」というニュアンスを強調したい時に使います。
例文:
A: How many new hires are starting this month?
(今月、何人の新規採用者が入社するの?)
B: We have four in the sales department and three in marketing.
(営業部に4人、マーケティング部に3人いるよ。)
A: That’s quite a lot! Is there an onboarding session for them?
(結構多いね!彼ら向けの研修はあるの?)
B: Yes, the HR team is organizing a welcome session next Monday.
(うん、人事チームが来週の月曜日に歓迎セッションを企画しているよ。)
カジュアルな表現のNewbie
「newbie」は、初心者や新人を意味するカジュアルなスラングです。仕事・ゲーム・IT分野など、幅広い場面で使えますが、社内の新入社員を表す際にも使うことができます。
She’s a newbie to the company but learns quickly.
(彼女は会社の新人だけど、すぐに学ぶよ。)
I’m a total newbie when it comes to playing the guitar.
(ギターに関しては完全な初心者だよ。)
Forgetting to save your work is a classic newbie mistake.
(作業を保存し忘れるのは典型的な初心者ミスだ。)
新入社員に関連するその他の表現
それでは次に「新入社員」に関連する表現を確認していきましょう!
Probationary employee
Probationary employee は「試用期間中の社員」という意味で、正式に採用される前の評価期間にある従業員を指します。
ビジネスの場面でよく使われる表現ですので覚えておきましょう。また、企業によって試用期間の長さは異なりますが、一般的に3〜6か月程度と言われています。
例文:
During the first three months, you’ll be a probationary employee.
(最初の3か月間は試用期間中の社員となります。)
As a probationary employee, you’ll receive feedback regularly.
(試用期間中の社員として、定期的にフィードバックを受けます。)
Recruitment
recruitmentは名詞で、「採用」または「募集」を意味します。
主に企業が新しい社員を募集・採用するプロセス全般を指し、フォーマルな場面でよく使われるので覚えておきたいですね!
例文:
Our company is focusing on the recruitment of new graduates this year.
(当社は今年、新卒採用に力を入れています。)
The recruitment process includes interviews and skill assessments.
(採用プロセスには面接とスキル評価が含まれます。)
Onboarding
onboardingは新入社員が会社や仕事に適応するためのプロセスや研修を指します。
仕事の基本的なルールや文化、業務内容などについて学びながら、職場に慣れていくことを表すことができます。
例文:
The onboarding process includes training on company policies and safety procedures.
(オンボーディングプロセスには、会社の方針や安全手順についての研修が含まれます。)
We have an extensive onboarding program for new hires to help them integrate smoothly.
(私たちは新入社員がスムーズに職場に溶け込むのを助けるために、充実したオンボーディングプログラムを用意しています。)
Job opening
job openingは、企業が新しく募集している職位やポジションを指します。
新しいスタッフを採用するための求人情報や採用活動に関連する表現で、特に人事や採用関連の会話でよく使われます。
日本語で言う「求人」や「募集職種」のことを指します。
We have a job opening for a marketing manager.
(マーケティングマネージャーの求人があります。)
Are there any job openings at your company?
(あなたの会社には求人の空きがありますか?)
Talent acquisition
talent acquisitionは、単なる採用(hiring)よりも、長期的な視点で優秀な人材を確保することを重視した表現です。
特に大企業や人事関連の会話でよく使われます。
A: What’s your role in HR?
(あなたの人事での役割は何ですか?)
B: I’m in charge of talent acquisition, so I focus on hiring the best candidates.
(私は人材採用を担当しているので、最適な候補者の採用に注力しています。)
Applicant screening
採用プロセスの一環として、履歴書や面接を通じて候補者をふるいにかけることを指します。人事担当者が適切な人材を選ぶ際に使う表現です。
The HR team is currently conducting applicant screening.
(人事チームは現在、応募者選考を行っています。)
まとめ
今回の記事では以下の「新入社員」を表す言葉を解説していきましたがいかがでしょうか。
- New employee
- New hire
- Newbie
「新入社員」は会社でも頻繁に使われる表現ですので、この際に覚えておきましょう!