クラブやパーティの夜遊び英語 ナイトライフ用スラング8選
ある日友達が I got eighty-sixed. と言った時頭の中が「?」になりましたが、その理由がそのナイトクラブで喧嘩をして迷惑をかけたからと言っていたのでその言葉が「出禁」だと察したのを覚えています。
この様にスラングは辞書で学ぶ言葉ではないので、常に会話の前後やシチュエーションでどの様な意味なのか学んでいきます。
今回は若者がナイトライフでよく使うお酒にまつわるスラングを紹介していきます。
QQ Englishでは、公式ラインアカウントにて「英語に関する情報・お得なキャンペーン情報」を配信しています。この機会にぜひ登録を!
1. スラングを覚える
まずは、ナイトクラブやバー、お酒のあるシチュエーションで使われるスラングをいくつか紹介します。中にはあまり良くないとされる言葉もあるので意味を見ながら使い分けて見てください。
スラング辞書
Ratchet=「狂っている」
「Ratchet」は辞書で調べると歯止めなどの「機械」を表す言葉で出て来ますが、スラングは全く違います。
日本語に直訳する事が難しいのでここでは「狂ってる」と訳しますが、使い方は基本的に下品な人に対して使われます。
例えば、パーティーにミニスカに破れた網タイツを履いている女性や、酔っ払いすぎてコントロールのできない人、場違いなファッションをしている人などを指します。
必ずしも決まった人を指すのではなくシチュエーションによって異なるので見聞きして覚えていくスラングです。
Eighty-six=「出禁」
このスラングは普通に見れば数字の「86」ですが、これで「出禁」を表します。
特にバーやナイトクラブで良く使われる言葉で、喧嘩や泥酔いなど、店に迷惑を掛けた人が一時的、または永遠の出禁を言われる時に使われるスラングです。バーなど行く時に友達などが「eighty-sixedされたからそのバーには行けない」と言ったら出禁だと思えば大丈夫です。
Roofied=「薬を盛られた」
このスラングはあまり聞きたくない言葉ですが、特に女性には覚えて欲しい「ドリンクに薬を盛られる」というスラングです。海外では「自分の頼んだ飲み物から絶対に目を離してはいけない」と言われる程、薬を盛られることに注意をする必要があります。
Wasted, Trashed, Hammered=「酔っ払い」
この3つのスラングは、「泥酔」など自分をコントロールできない時に使われるスラングです。
使い方はほとんど同じで「wasted」はただの酔っ払い、「trashed」は「泥酔い」、そして「hammered」は「コントロールの効かない泥酔」の事を表します。基本的にレベルはそこまで分けず、使い方は個人差がありますが、どれも若者の間では良く使われるので覚えてみてください。
Booze=「お酒」
「Booze」は「お酒」を表すスラングで、バーやナイトクラブだけでなく、お酒に関わるBBQやホームパーティーなどでも良く耳にします。簡単に使えるので覚えてみてください。
Broke=「金欠」
このスラングはどこでも頻繁に耳にし、「金欠」を表す時に使われます。
基本的にアメリカの多くの若者は遊んでも金欠なので、「broke」という言葉はお酒の場に関わらず頻繁に耳にします。何か誘われて断りづらくても「I’m broke」と言えば断ることもできるので使ってみてください。
To have pre-drinks=「事前お酒」
このスラングは夜出かける前に頻繁に耳にする言葉で、バーなどに遊びに行く前に事前に誰かの家などでお酒を飲む事を意味します。バーなどのお酒は結構値段が高いので、若者の多くは事前に少し酔っぱらってから遊びに出る事が多いのでぜひ覚えて使ってみてください。
Splash out=「お金を使い過ぎる」
楽しい夜を過ごしていても、酔っ払いすぎてお金を使いすぎてしまう人は沢山います。
アメリカでは特にカードでの支払いが多く、酔っ払いに任せて皆にお酒を奢ったり飲みすぎたりして次の日口座を見ると沢山使っている事に気づくという事がよくあります。あまり起こしたくない事ですが、残念ながら良く使われるので頭に入れておいてください。
2. スラングを使って例文を作る
スラングの意味を学んだところで、次にそのスラングが使われるシチュエーションを例文と共に紹介します。使えると思ったらメモしてぜひ使ってみてください。
スラング例文
Don’t be ratchet until parents leave the house!
親たちが家出るまで絶対狂っちゃダメだよ!
I got eighty-sixed from this bar for three months because I got a huge fight with a girl and broke a bathroom mirror!
私は女の子と思い切り喧嘩してトイレの鏡を壊したのでこのバーから3ヶ月出禁になった!
When you go out, you should make sure you and your friends do not get roofied.
遊びに行く時にはあなたも友達もドリンクに薬を盛られ無いか確認してください。
You can go out, but please don’t get wasted.
あなたは遊びに行っても良いけどお願いだから酔っ払わないでね。
David is trashed! He can’t even walk straight!
デイヴィッドは泥酔だよ!彼はまっすぐ歩く事もできないよ!
Last night, Jessica was hammered and broke the window!
昨晩ジェシカは泥酔いで窓を壊しちゃった!
If you want to drink at my party, bring your own booze.
私のパーティーでお酒を飲みたかったら自分のお酒持って来てね。
I’m broke, until next week, so I can’t go out tonight.
私は来週まで金欠だから今夜は遊びに行けない。
Do you want to have pre-drinks before we head out to the event?
イベントに行く前にちょっと事前にお酒飲みたい?
When I checked my bank account, I found out that I splashed out last night.
自分の口座を見たら昨日の夜お金を使いすぎた事に気づいたよ。
3. 間違えを恐れないでとにかく使ってみる
スラングは、ある日突然皆が使い出したりする言葉なので、中々事前に勉強する事ができません。
映画を見て覚えても、今は使われていないスラングもあるので、日常生活で耳にしたらどの様な場面で使われているのかを見て、使ってみてください。
今回紹介したスラングは使われているシチュエーションの多くでお酒が関わっています。
使い方を少し間違えても(皆お酒を飲んでいるので)恥ずかしく思う事も少なくなるので、ぜひ間違いを恐れないで使ってみてください。