業務を委託したい!そんな時は英語で何という?類似表現と併せて解説!
日本にいながら海外相手に仕事をする時は、必然的に相手に何らかの業務を委託する事が増えます。
また、駐在として海外に常駐する際も、日本ほど人員は割けないことから、やはり業務委託や製造委託の機会は多くなります。
ただ、この「業務委託」、または単に「委託」を指す言葉は一つではなく、複数存在します。
この記事では、業務を委託する際に使う表現や近いニュアンスの表現を解説していきます。
海外相手に仕事をする方には必須の内容となりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
「委託」の英語表現
英語で仕事を委託する場合、以下の表現が使えます。
例文付きで、ニュアンスも解説します。
業務の委託形態によって使える表現が変わりますので、適宜使い分けるようにしてください。
Outsourcing
例えばコールセンターや清掃業務のような、専門性の高い業務を長期的に外注、委託する場合によく使われます。
法人相手に使われる印象です。
日本語でも、「アウトソーシング」として馴染みのある単語です。
Our company decided outsourcing Bill maintenance to external company.
(私たちの会社はビル管理を外部に委託することにした。)
Contracting
Outsourcingよりも幅広く使える表現で、個人・法人どちらに対しても使います。
依頼する仕事の内容は特定のスキルに関連するものが多いです。
Contractが契約を指すことから、転じて「委託する」となっています。
They are contracting a regulatory affairs firm for quality assurance of their product.
(彼らは自社製品の品質保証のために、品質保証会社へ業務委託をしている。)
Subcontracting
下請け先の会社や再委託先に業務を回す際よく使われる表現で、日本語でいう「下請け」にニュアンスが近いです。
下請け、元請けがいる状態で使用することになります。
The construction company subcontracted plumbing of the building to third party.
(その建設会社はそのビルの配管工事を外部に再委託した。)
Consignment
委託販売の際に用いられる表現です。
日本から製品を輸出し、それを海外で外部に売ってもらう、という場合に使えます。
Agreementを付けることで「委託販売契約」になります。
We made a consignment agreement with them to sell our books in the US.
(我々はアメリカで本を販売するため、彼らと委託販売契約を締結した。)
Commission
納品する成果物が明確な場合に用いられる傾向があります。
主なところでは、研究や創作物を委託するという動詞としての使い方と、成果物そのものを指す名詞としての使い方が両方できます。
We received a commission from the client to create a 3D art.
(私たちはクライアントから3Dアートの制作の委託を受けた。)
なお、Commissionに別の単語をつけることで、違った意味の単語を作り出すことができます。
例えば、よく使われるのはfeeと足して「手数料」と表現する場合です。
If the amount of the sales is less than $1,000, the commission fee is 10% of the revenue.
(売上が$1,000よりも低い場合は、手数料は売上の10%になります。)
さらに、commissionは文脈によっては「委員会」という意味にもなってしまうので、混乱してしまうようであれば別の表現を使うのが無難かもしれません。
Contract manufacturing
製品の製造に特化した表現で、「製造委託」という意味になります。
委託製造受託業者の事はcontract manufacturerやCo-manufacturerと呼びます。
We are planning to sell our mobile gadget in the US and have found the contract manufacturer that can meet our quality requirement.
(私たちはアメリカでモバイルガジェットの販売を計画していて、最近私たちの品質基準に合致する委託先を見つけました。)
委託という表現一つをとっても色々な表現があり、使い分けるためには本番を想定した練習が不可欠です。
「委託」に近いニュアンスの表現
ここからは、直接「委託先」を指さないですが、近い文脈で使われる表現をいくつか紹介します。
Freelance Contract
クライアントとフリーランスが結ぶ契約のことを指します。
クライアントがフリーランスに特定の業務を依頼する場合は、これを締結してから業務が開始されるというのが大まかな流れです。
We signed a freelance contract with John to create the graphic design for our new website.
(私たちは新しいホームページのためのグラフィックデザインを作成するためにジョンとフリーランス契約を交わしました。)
Service Agreement
委託先と交わす契約を指します。
上で書いたConsignment AgreementやFreelance Contractよりも広い意味で用いる事ができます。
I submitted the draft of service agreement with them. I am so excited!
(業務委託契約の原案を先方に提出しました。とてもワクワクしてます!)
Delegation
これは「委任」という意味になります。
委託は組織外部に対して依頼するものですが、社内や組織内部で権限を委任したり、何かを任せる際に使われることがあります。
外部に対しては使わない表現になりますので、文脈によって使い分けるようにしましょう。
Appropriate delegation of each task enabled us to meet the deadline for this project.
(適切なタスクの委任によって、このプロジェクトを締め切りに間に合わせることができました。)
まとめ
この記事では、委託にまつわる英語表現と、委託に近しいニュアンスの表現について解説をしてきました。
文脈によって単語や表現を使い分ける必要があるため、ケースごとに今回挙げた例文を思い返す、反復練習をする、過去の書類を参照するなど、学習に先駆けて工夫をしてみるといいでしょう。
この記事の内容が皆様の英語表現の幅を広げるお役に立てば幸いです。