オンライン英会話で言い換え(パラフレーズ)の練習をしよう!表現力UPに効果的な3つの学習法

新規登録・無料体験
はこちらから
CLICK
  1. オンライン英会話ならQQ English
  2. 英語ブログ
  3. オンライン英会話で言い換え(パラフレーズ)の練習をしよう!表現力UPに効果的な3つの学習法
英語ブログ
検索
更新日:2023年12月15日

オンライン英会話で言い換え(パラフレーズ)の練習をしよう!表現力UPに効果的な3つの学習法

パラフレーズとは?

パラフレーズとは一文の中の単語や構文を変えつつも、同じ意味を持つ文を作ることです。英語では同じ単語や表現を繰り返すのを避ける言語といわれていますので、パラフレーズすることが非常に大事となってきます。以下の文章を見てみましょう。

・She teaches English.(彼女は英語を教えます)

・She is an English teacher.(彼女は英語の先生です。)

これら二つの文はそれぞれ一般動詞とbe動詞の文章ですが、内容はほぼ同じです。このように、一文を別の言い方で表現することをパラフレーズと言います。

日常的な英会話でもパラフレーズは多用されますし、語学試験においても、リスニングやリーディングでは問題文に対する設問のほとんどは本文をパラフレーズしたものですので、このテクニックを知っておくとより英語を深く理解することができます。

今回はこのパラフレーズの方法と効果をご紹介したいと思います。

QQ Englishでは、公式ラインアカウントにて「英語に関する情報・お得なキャンペーン情報」を配信しています。この機会にぜひ登録を!

通常の英作文との違いは?

通常の英作文では日本語を英語に翻訳するといったプロセスを踏みますが、パラフレーズの場合は、英語から英語に訳すというプロセスを踏みます。

つまり、前者の翻訳の目的は異なる言語間の意思疎通でしたが、後者の場合は表現の幅を広げることに目的があります。ですので、パラフレーズで重要なのはいかに本文の意味を変えずに違った表現ができるのかということです。

これまでの英語教育では和英翻訳や英和翻訳に重きをおいていましたので、英英翻訳にはあまり慣れていないと思いますが、学習することによって使いこなせるようになります。

オンライン英会話で活かす、パラフレーズのやり方3つ

まず大前提として、オンライン英会話でパラフレーズが思いつかない、もしくは聞きたいと思ったら、”Do you have other expressions ?”  と先生に聞いてみてください。

そうすれば、別の表現(パラフレーズ)になる言葉を教えてくれます。これは非常に重要ですよ。

次にパラフレーズのポイントを3つだけご紹介したいと思います。これらのポイントを抑えるだけで簡単に言い換えができますので、早速見ていきましょう。

 1.単語の言い換え

まずは簡単にできるパラフレーズは単語を入れ替えるだけです。同じ意味を持つ単語を入れ替えるだけで簡単なパラフレーズができます。

・My coworkers are trying to get a taxi. (私の同僚たちはタクシーを拾おうとしている)

・My colleagues are trying to catch a cab.

coworkerがcollegue、getがcatch、taxiがcabにそれぞれ言い換えられていますが文章の大意と本質は変わりません。

まず初めにできるパラフレーズはこのように単語を入れ替えるだけの方法です。

オンライン英会話で学習する際は、名詞を変更することを意識して先生と会話してみてください。

2.表現の言い換え

次にもう少し複雑なパラフレーズを見ていきましょう。次は表現の言い換えで、以下の表現が代表的で分かりやすいです。

・I would like to make a reservation at this restaurant.(このレストランを予約したいのですが。)

・I want to book a table at this restaurant.

これらの意味はほとんど一緒ですが使われている表現が異なります。Would like to がwant toに、book a tableはmake a reservationと表現を言い換えることができます。

1番のパラフレーズの方法とは、単語のみならずイディオム単位で言い換えているという点で異なっています。多少文章の丁寧さのニュアンスの違いはあるものの、これもパラフレーズといえます。

オンライン英会話で学習する際は、動詞を変える事を意識してください。 </ br> 3.構文の言い換え

最後のパラフレーズは全く違う構文で文章を作るということです。これまでは基本的な文型は同じでしたが、今度はまるっきり異なった形で文章を作ります。例えば以下の通りです。

・The progress in medicine allows us to live longer than before.

・Thanks to the progress in medicine, we can now live longer than ever before.(医療の進歩により昔より長く生きられるようになった。)

このようにprogress in medicine という句が主語に来るのか、目的語に来るのかで文章の型を変えています。しかしともに同じ意味を表していますので、パラフレーズと言えます。論文や試験ではこのタイプのパラフレーズが多用されます。

オンライン英会話で学習する際は、別の文法を使って表現できないか?を意識してみてください。

なぜパラフレーズが必要なのか?得られる3つの効果

次にパラフレーズがなぜ必要なのか、得られる3つの効果をご紹介したいと思います。

 1.要約する力がつく

パラフレーズとはつまるところ文の言い換えです。文を丸々言い換えるにはその文章の大意のみならず本質的な意味を理解する必要があります。

それらを理解していなければ文章の言い換えをすることはできませんので、パラフレーズに慣れておくと自然と要約する力がつきます。文の大意や本質が理解できるようになるとリーディング力やリスニング力が付きますし、要約する力が付くとライティングやスピーキングの力がついてきます。

つまり英語から英語に翻訳をすることは英語の能力を総合的に伸ばすことになるのです。

 2.コミュニケーションが円滑になる

パラフレーズを知っておくとコミュニケーションが円滑になります。例えば、以下のような会話の場合はどうでしょうか。

-I went to Tokyo last week(先週東京に行ってきたよ). -How was it ? -That was great. Also I visited Akihabara. -Oh, how was it. -That was awesome. I went to some camera shops and bought a lens. -Oh did you ? How was it?

「どうだった?」と聞きたいとき、一貫して「how was it ?」を使っています。毎回毎回このように同じ文章で聞くのは少し表現として単調ですので、会話の中で飽きられてしまいます。同じような意味でも以下のように聞けばコミュニケーションが円滑になります。

-How was your trip to Tokyo? -How did you like it ? -How did you find it? -How was Tokyo treating you? -Did you enjoy the trip?

これらは概して「どうだった?」の意味ですが非常に幅広く表現をカバーしています。これらを上手く駆使すればコミュニケーションがより円滑になります。

 3.論文執筆に必須

パラフレーズは論文を書く際にもよく使われます。論文で身近なものといえば修士論文や博士論文でしょう。

これらを書く際にはパラフレーズは必須といえる能力ですので、その準備段階であるTOEFLやIELTSのライティングでも必要な能力です。同じ表現を繰り返すのを避ける言語ですので、パラフレーズの能力を伸ばす必要があります。

パラフレーズの注意点 3点

1.簡単な英文から始める

パラフレーズは特に答えがありませんので、書き方は無数にあります。難しい文章から始めてしまうとさらに言い換えの方法は増えます。ですのでパラフレーズを始める際はまず簡単な文章から始めるとよいでしょう。ちょうど冒頭のteaches English/English teacherくらいの難易度で構いません。

 2.英語の意味は英語で調べる

パラフレーズのポイントは英語で英語を表現することですので、分からない単語があれば英英辞典で単語を調べましょう。英英辞典とは言い換えればパラフレーズ集です。分からない単語を英語で調べることによって、その単語が英語でどのように表現されるのかが分かります。

 3.分からない単語は放置しない

パラフレーズをする際には分からない単語は放置しないようにしましょう。大事なことは難しい単語でも簡単な単語で説明することです。これも一つのパラフレーズと言えますので、分からない単語は積極的に調べましょう。

特にオンライン英会話では不明な点は、必ず先生に確認してください。

パラフレーズでオススメの参考書2選

もし日本語で学習したいという事であれば、英語論文の表現がまとめられた書籍が参考になります。

同じ表現方法でも別の角度から描写する方法を中心に解説されていますので、パラフレーズを勉強したい際に非常に役立ちます。

また、同じような表現はまとまって記載されていますので、それぞれの表現の比較をしたいときに便利です。今回は以下の2つの参考書をオススメします。

最新 英語論文によく使う表現 基本編:360

増補改訂版 はじめての英語論文 引ける・使える パターン表現&文例集:450

まとめ

今回はパラフレーズの重要性とその方法をご紹介してきました。我々は日本語を使うときに無意識のうちにパラフレーズをしていますが、英語を使う時には極端に難しくなります。

これはパラフレーズのアウトプット量が圧倒的に少ないからであり、慣れていないだけなのです。練習をすればいつかパラフレーズができるようになりますので、継続的な学習をしましょう。

QQイングリッシュのオンライン英会話は、パラフレーズの練習に最適です。 そして繰り返しますが、困ったら”Do you have other expressions? ”と質問してみてくださいね。

無料体験にクレジットカードの登録は必要ありません!

日本人のサポート付き無料体験レッスンはこちら